Overview
早期アクセス版であるため日々更新されるゲームの現在の仕様をキャッチアップし、日本人向けに解説します。
はじめに
恐竜となって生き抜く三人称視点オープンワールド The Isle の日本語解説です。
当ガイドは2019年現在のゲーム内容の詳細を纏めています。
(なるべく最新の情報を追いかけて更新していく予定です)
ゲームの概要は、NEXTさんの「The Isle 日本人向け初心者用ガイド」に纏められています。
ただし、書かれた時期が古いため、ゲーム仕様は現在のものと大きく異なっています(廃止された仕様も多いです)。ゲームの雰囲気を掴むのにはおススメ。
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ゲーム開始までの流れ、メニュー類の解説などはこちらに纏めています。意外と気付かないことも書いてますので、一度目を通してみて下さい。
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一通り恐竜の振舞い方をマスターしたら、こちら、Coco.Nさんのガイドで実戦力を身に着けましょう! Let’s 恐竜生活!
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2018年8月に作成した当ガイドですが、年が変わったので2019年版に更新します。
2019/1/22に大型アップデート 0.1.52.1が公開されました。
スキンシステムによる恐竜の色カスタマイズが可能となり、ディベロッパー版(開発版…「DEV版」と表記)で先行公開されていた仕様がすべて通常版(一般公開版…「PUB版」と表記)にマージされ、今後は区別が無くなります。
この統合により、サーバの選択肢が増えましたが、安定バージョンとしてのPUB版が無くなるため、早期アクセスゲームの宿命と言えるバグの多い状態でパッチがリリースされることにもなります。十分に理解した上で楽しみましょう。
非公式日本サーバ
オフィシャルのASIAサーバが廃止されてしまったので、日本人向け練習用サーバ FLUFFY DINOS JPN n xxx を立てています。気軽にログインして下さい。(詳しくは「サーバの選択」章を参照)
discode
The Isleの日本コミュニティdiscordが出来ました!! (2019/2/16)
招待リンクはこちら: [link]
雑談、ボイチャ、イベントの企画など……、気軽にご参加下さい。
(2019/9/16) 当初、The Isleの日本人プレイヤーをサポートする目的で開設したDiscordサーバですが、Path of Titans、Paleo Pinesなどの新しい恐竜ゲームが登場し、話題も増えてきたことから、恐竜ゲーム全般(+メンバーの関心の多いMHWやDay of Dragonsなども扱います)のコミュニティになっています。
The Isleの大型アップデートがしばらく無いので、このガイドの更新も停滞しておりますが、上記コミュニティではリアルタイムに情報を発信しています。ROM歓迎、どんどん参加してね。
Twitter
ガイドの更新はどうしても遅れがちになってしまいますが、Twitterで最新の情報などを発信しています。ハッシュタグを参照して下さい。※大文字小文字区別無し
#The_Isle
直リンク:https://twitter.com/hashtag/the_isle?f=tweets&vertical=default
The Isleを日本で普及させたい激推しのユーザーさんが作ってくれた日本人向けタグです。もふぞう(※当ガイド作者)も主にこちらで発信しています。
#theisle
直リンク:https://twitter.com/hashtag/theisle?f=tweets&vertical=default
グローバル向けタグ。スクショとファンアートがメインですが、海外ユーザーはDiscord主体のためか、公式からの情報発信などはあまりありません。
(ありふれた名詞のため、関係ないツィートが混ざるのも難点)
キー操作一覧
ゲームで主に使うキーの一覧です。
※開発中のためか、この手のゲームによくあるヘルプ画面が存在しないので、キーコンフィグからねつ造しました(なので、ゲームにこんな画面は出ません)。
各キーの詳細な説明は、次の項に記載します。
See below for the English version. (日本語抜いたやつ)
※作品画像の差し替えができないため、伏せのキーが古いままです[link]
基本操作
移動系
W,S,A,Dキー … 定番の前進、後進、左右移動です。同時押し斜め移動も可能。方向転換するときは歩幅分、移動しますので、崖っぷちに立つときは注意。
移動すると、ランダムで足跡が残ります。体重の重い恐竜ほど足跡が残りやすくなっています(軽い恐竜は歩いてるだけだとほとんど残らない)。足跡は時間経過とともに薄くなって消えます。足跡の形で恐竜のサイズ、二足歩行か四足歩行か、ラプトル系かなどの判別がつきます。
Stoinさんのこちらのガイドが判りやすいですよ。
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足跡が残る時間は60秒だったのが4分に延長されたようなので、一箇所に留まるのは危険です。
マウス … マウス操作の左右方向で体の向きを変えます。上下方向で視線を上下に振ります。
Shiftキー … 押しながら移動キーで走ります。スタミナを消費していきます(種族によって減少量に違いがあります)。走ると足跡が残りやすくなります。
Altキー … 押しながら移動キーで、その場で方向を変えることができます。崖から離れるときや、障害物に当たって進めなくなったときに使います。使用が禁止されているサーバもあります。
Zキー … 押す度にトロット(速足)と通常の歩行を切り替えます。初期状態がトロット(速足)ONになっているようで、押すと通常の歩行(遅いので使い道がほとんどありませんが、旋回が小さくなるので、上手い人は活用しているようですね)に切り替わるようです。
Spaceキー … ジャンプします(特定の恐竜のみ可能)。スタミナが消費され、ある程度以下になるとジャンプできません。
行動系
Eキー … 食事または水飲み。押しっぱなしにする必要があります。発動のモーションに時間がかかる恐竜もいます。巣(nest)に対してEキーを押すと、専用メニューが開きます。
食事・飲水が可能なときはヒント表示が出るようになりました(Hold [E] to XXX)。
対象物と恐竜の頭の位置、視線の向きが合わないと、距離は問題ないのになかなか反応しないことがあります(対処法は後述)。
左Ctrlキー(以前はCキー) … (crouch) 身を伏せます(特定の恐竜のみ可能)。足音や足跡を抑えてゆっくり歩くことができます。
モーションの速い恐竜の場合、Crouchを連打することで、挨拶ができます。
Hキー … (rest) 休憩します(プエルタサウルスなどはできません)。スタミナの回復、出血や骨折の治療(出血は割とすぐに止まりますが、骨折の治癒にはかなり時間がかかります)ができます。立ち上がるモーションに時間がかかるので、安全な場所を選ばないと、襲われやすくなります。
キーバインドはRキーと入れ替えた方が便利かも。
Nキー … (night vision) ナイトビジョン(押す度にON/OFF)。夜間や光の射さない深い森などで使います。プレイヤーの周辺のみの視界が明るくなり、遠景のランドマークが見え辛くなるので、ON/OFFを使い分ける必要があります。ナイトビジョン時には足跡が浮かび上がって見えます。恐竜の種族によってナイトビジョンに能力差があります。肉食の方がおおむね夜に強いです。
Qキー … (scent) 押しっぱなしで嗅覚を視覚化します。まだSurvivalモードで使えない恐竜の一部で嗅覚が使えません。草食恐竜は立ち止まらなければ嗅ぐことができませんが、肉食恐竜は歩きながら嗅ぐことができます(走るのはNG)。立ちと歩きで発動までの時間に差があり、歩きの方が圧倒的に早い恐竜もいます。発動時間、持続時間は恐竜によって違います(探知能力も恐竜によって差があるように思います)。雨が降っていると嗅覚は使えません。嗅覚の発動と同時に、画面上部に方位表示(磁気コンパス)が出るようになりました(コンパスの周囲の波形は、その方向の起伏を表しているようです。凹んでいるところが谷、尖っているところが尾根……かな? どの程度の距離の地形を判定しているのかは分かりません)。
嗅覚の対象は、食べられる植物(肉食は嗅げません)、屍肉(新鮮な死体は臭いません)、飲める水、足跡、血です。
Bキー … 巣を作ります。メス恐竜のみ。開発中ゲームのため、全ての恐竜が巣を作れるわけではないようです。巣作りは、同じグループ内にAdultまで成長したオスとメスが揃っている必要があります。
間違って作ってしまった巣は攻撃で破壊できます。(外敵も破壊してきます)
Gキー … 骨が折れたふりをします(押す度にON/OFF)。これもほぼ使いません(現状、攻撃で相手を骨折させられるのはAdultのT-Rexだけのようですから、騙せません)。水辺で首の位置が合わずに水が飲めないときに、これを使うと飲めることがあります。ラプトルのラッチ攻撃(後述)に対抗するために使うという解説もあります。
攻撃系
左クリック … 攻撃タイプ1(攻撃能力を持っていない恐竜もいます)
トリケラトプスのstomp(踏みつけ)や、パラサウロロフスの直立攻撃など、スタミナを消費する強攻撃もこちらに割り当てられています。トリケラトプスのhatchling(幼体)、juvenile(少年期)はstompが使えないため、左クリックでは攻撃できません。走行中は通常攻撃になります。
右クリック … 攻撃タイプ2(使える恐竜は限られています) スタミナ攻撃を持つ恐竜の通常攻撃、ステゴサウルスの左右打ち分け、ラプトル系のラッチ攻撃(※後述)などが割り当てられています。
鳴き声系
鳴き声は、操作キーを冠して、1コールを使え、Fコールを使え、みたいに言われます。
1キー(VoiceBroadcast) … 鳴き声(広域) 遠方まで聞こえる声で、仲間に位置を知らせるときに使います。(若いうちは小さい声しか出なかったりします)
2キー(VoiceFriendly) … 鳴き声(友好) 敵意の無いことを示す声。異種族同士でも挨拶に使えます。
3キー(VoiceThreaten) … 鳴き声(威嚇) 相手を威嚇したり、追い払ったりするときに使います。戦いを始める合図としている解説もありますが、そういう使われ方は見ません(どちらかというと、乱戦中に士気を高めるような感じで鳴いてます)。
4キー(VoiceHelp) … 鳴き声(救難) 助けを求めたり、仲間に危険を知らせたりするときに使います。
Fキー(VoiceNormal) … 鳴き声(通常) 使い道がはっきりしないのですが、キーの位置がいいためか、よく鳴かれています。1コールの代わりにこれで位置確認をする人も居ました。仲間と気分を出してワイワイするときによく使われたりします。チャットで発言したときに発声される声。
Vキー(廃止) … PAD割り当てキー数を減らすためのボイスホイールを開く機能がありましたが、廃止されました。(実装されていたボイスホイールを見る限り、FキーはGroup Inviteになりそうなのですが、そんな使われ方はしていません……。)
システム系
Escキー … エスケープメニューを開きます。ゲームモードによって表示内容が違います。
Resume – ゲームに戻ります(もう一度Escキーを押しても同じ)
Settings – セッティングメニューを開きます。メインメニューから呼び出すものと同じですが、グラフィック関係の設定の大半はプレイ中には変更できません。
Character – キャラクター画面を開きます。Survivalモードのみ。現在地の座標、成長段階、スタミナ残量、健康状態(心拍計)、恐竜の能力値などが確認できます。開発中でまだ動かないところが多いです。
Progression – PP(進化ポイント)とタイマーが表示されています。タイマーが0になると、Progressionメニュー(PPを消費して上位の恐竜に進化)に入れます。Progressionモードのみ。
Growth – Survivalモードで、成長ができる状態(時間経過)になると押せるようになります。hatchling > juvenile > sub adult > adult の順に成長しますが、全ての恐竜で全成長段階が用意されているわけではありません(おそらく開発中のため)。それ以上成長しなくなるとボタンがグレーアウトします。
Logout – ログアウトします。タイマーが残っていても押せますが、0になるまではプレイヤー恐竜はゲーム世界に存在し続けるようです(※未検証)ので、続きをプレイするつもりなら、安全な場所でタイマーが無くなるのを待ってログアウトしましょう。
プレイヤーの状態データはサーバ単位で(厳密には、さらにマップ別ゲームモード別に)保存されます。一定時間で自動セーブされているようで、コネクションロストした場合は、少し前の状態に戻ります。
Quit – The Isleを終了します。
Tabキー … プレイヤー一覧画面を開きます。
アイコンの「+」マークでグループ招待を行います(チャットの /invite コマンドでもグループ招待を行えるようになりました)。グループ参加中のメンバーは「-(マイナス)」マークになります(おそらくグループの追い出しができると思いますが試していません)。
スピーカーマークは対象のプレイヤーをチャット上でミュートします。
靴アイコンと禁止マークは、管理者用コマンド(キック/BAN)だそうです。使いません。
名前が黄色いユーザーはサーバー管理者です。
プレイヤー一覧の右上に検索窓が付きました。名前でプレイヤーを絞り込むことができます(自分は検索できません)。
Insertキー … キャラクター画面を開きます。Escメニューから開くものと同じです。Survivalのみ。
ステータスアイコンは左から、出血中、骨折中、スタミナ、空腹度、乾き度になっています。骨折はこの画面でしか確認できなくなったようです(Survivalモード以外だと骨折がいつ治ったか分かり辛いですね)。
プレイヤー現在地や、巣のロケーション表示のところをクリックすると、座標がコピーできるようになりました。チャットで位置を教えるときに使えます。
Enterキー … チャットウィンドウを開きます。チャットはマルチバイト文字対応です。
チャットは、Global、Group、Local の3種類があります。チャットウィンドウを開く前に [キー、]キーで切り替えておくか、タブをマウスでクリックして切り替えます。
Globalチャット – サーバー上に居る全プレイヤーに見えるチャットです。サーバーの設定によってON/OFFされます。オフィシャルサーバでは一部を除きOFFになっています。
Groupチャット – グループに参加しているメンバーのみ見えるチャットです。グループに参加したら切り替えておきましょう。
Localチャット – 近くに居る同種族の恐竜間でのみ見えるチャットです。使わない人は全く使わないですが、グループに誘うときに使って、2人だけのグループならそのままLocalで話し続ける人もいます。コマンド入力時にも使います(GlobalやGroupでもコマンドは打てますが、タイプミスすると見えてしまうので……)。
現状、管理者ではない一般プレイヤーが使えるコマンドは、/help(使えるコマンド一覧の表示)と /stuck(※後述)、/invite のみです。
画面サンプルの1行目と2行目は、/stuck コマンドを入力したところです。
/invite コマンドはスペースを一つ空けてプレイヤー名を打ち込むことで、グループ招待ができます。
チャットウィンドウの左下に、他のチャンネルで発言があったときにメールアイコンが出るようになりました。チャットの見落としが無くなりますが、発言に被さっているので少し邪魔です。発言のあったチャンネルに切り替えると消えます。
招待系
Group(グループ)Invite(招待)
同一サーバ内の同じ種族のプレイヤー同士でグループを作ることができます(かなり以前は草食のみ混成可能でしたが、廃止されました)。
グループの招待を受けると、画面上部に招待メッセージが表示されます。以下のキーで応答します。
F1キー … 受諾。グループに参加します。
F2キー … 拒否。ソロで行動したい場合に。
F3キー … ブロック。プレイヤー名やIDが知られている状態でブロックするのは……。うっかり押さないようにしましょう。
グループに参加しても、特にメッセージも何も出ません。ある程度近くに居るグループメンバーにはネームタグが表示されるので、探して合流しましょう。
グループに参加すると、キャラクター画面のグループ表示でメンバーの確認ができます。IDの右側Steamアイコンを押すと、Steamのプロファイルが確認できます。
グループからの離脱もキャラクター画面から行います。
Nest(巣)Invite
Nest(巣)への招待を受けたときも、グループ招待と同様のメッセージが出ます。
招待を受諾すると、hatchling(幼体、ヒナ)の状態で親の巣にリスポーンします。
(以前は自殺するなどしてメニューに戻る必要がありましたが、即リスポーンする仕様になったようです。時間が取れないと相手に悪いので試せてませんが……)
応用操作
泳ぐ
足が底に付かない深さの水場に入ると泳ぎ始めます。スタミナを消費していき、0になると酸素メーターが出ます。酸素が尽きるとどんどんダメージが加算されて死にます。スタミナ満タンの状態からは、けっこう長い距離を泳げますが、V3マップの海などは岸がそれなりに近いところ以外を渡り切るのは無理です。
ジャンプが可能な恐竜は、Shiftキーで走りながらジャンプして水に突入すると、高速で水場を渡ることができます。(体重の軽い恐竜のみかも? ジャンプ無しのShiftでも、少し早く渡れるように思いますが、誤差のレベル?)
雨
雨が降っている間は喉が渇きません(微妙にゲージが減ることはありますが……)。
Ambush Sprint(※肉食のみ)
待ち伏せからの襲撃。
左Ctrlキー(Crouch)で伏せた状態(歩いてもOK)をしばらく続けると、スタミナ表示のアイコンが変化します。
この状態で、Shift+方向キーのダッシュを行うと、通常より速く走ることができます。加速のタイミング、距離は恐竜によって様々です。
Ambush性能の高い恐竜はかなり長距離を走れますので、使わない手はないですよ。
カルノタウルスのAdult、SubAdultにはAmbush能力がありません(無くても足が速いから?)
Pounce / latch(※ラプトル系のみ)
急襲~掴まり(ラッチ)攻撃。
ジャンプ中に右クリック攻撃で、体格の大きい恐竜に対し、乗っかりまたはぶら下がりができます。
ユタラプトルからは廃止されているという情報もありますが、未確認。
ラッチ攻撃をされている側は、Gキーを押してからマウスで視線をラプトルに向けて反撃ができるらしいのですが、これも未確認。
スタック回避
樹木などの障害物にひっかかって動けなく(stuck)なった場合、Hキーで座ってからチャットウィンドウで
/stuck
とコマンドを入力すると、回避できます(樹木ではうまく行きましたが、地形にひっかかったときは、大きく移動してくれないので抜け出せませんでした)。一定時間内で連続して使用はできません。コマンドを入力して移動した後、真っすぐ前進するのが抜け出すコツのようです。
食料について
草食恐竜の食料となる植物は、以前は成長ステージによって複数に分かれていましたが、今は1種類の植物のみとなりました。
現在の食料は、葉の広い低木です(たまに実が生っています。マメのようです)。
葉の形が特徴的なので、覚えましょう。光が当たると葉のフチが明るくなって、遠くからでも視認できます。
嗅覚が使える恐竜なら、食料はすぐ見付けられるようになりました(煙が立ち昇るシステムは廃止され、地面を透過して見えるようになっています)。そこそこ視認もしやすいのですが、夜間に雨が降ってしまうと途端に探すのが困難になってしまいます。場所を覚えておくか、「音」で探します。この植物に突入すると、カサカサカサと枝を掻き分ける音がします。低木を見付けたら突っ込みましょう。
肉食恐竜の食料は……肉、ですが、新鮮な死体は視認するしかありません。喰われたり腐敗して骨が露出(rib)状態になると、嗅覚で探せるようになります。また、虫が湧くので、虫の羽音で見付ける(沼地の環境音でも虫の羽音がするので惑わされないように)こともできます。
噛めない!飲めない!食べられない!ときは?
このゲーム、攻撃や食事、飲水のとき、恐竜の口と対象物の距離が物理演算されています。つまり、頭の位置が合わないと、攻撃が上手く当たらない、水が飲めない、目の前の肉が食べられない、ということが起こります。
特に二足歩行の草食や肉食は頭の位置が高く、水が飲みにくくなっています。二足歩行恐竜はほとんどが伏せ(crouch) を行えるので、対象物の近くに来たら伏せましょう。(視線が対象物の方向へ向いていることも必要なので、マウスも動かしてみましょう。肉食は上から見下ろすようにすると食べ易いです。)
伏せができない恐竜は、骨折のふり(Gキー)でも頭の位置が下がるので同様の効果があります。
嗅覚のある草食恐竜
嗅覚が無い草食恐竜
嗅覚のある肉食恐竜
嗅覚が無い肉食恐竜
サーバの選択
サーバは大別して、オフィシャルサーバ(以下、公式鯖)と非オフィシャルサーバ(以下、非公式鯖)があり、非公式鯖は、pingperfect社のホスティングサービスを利用した専用サーバ(レンタル)と、個人・団体が立てているサーバがあります(見分けは付きませんが、スロット数が100を超えているものはおそらく後者)。
以前は「Official」の文字が入っているものがほぼ公式鯖だったのですが、団体・グループの公式という意味合いでOfficialを名乗っているサーバも増えてきて、ややこしいです。
公式鯖を見分ける方法は、おそらく
- サーバ検索のフィルターで、Name「The Isle」で絞り込む(Officialのチェックは外します。公式鯖なのにヒットしないものがあるため)
- Server Detailsを見て、ポート番号の頭が77のもの
- 今日のひと言(Server Message Of The Day)が出ない
になります。
([DBH]が付いてるのは開発者向け??? 入らないようにしています。というか誰も入ってない?)
公式鯖
公式鯖は基本的に、No Rules(なんでもあり)でしたが、DEV版との統合により、DEV版に適用されていたガイドラインが制定されています。禁止事項は、
- バグを利用しないこと(死体が食べられなくなる水中や地形に隠れるのもNG)
- 自殺を繰り返して食糧になることはNG
- ハッキング禁止
- スポーンキル禁止
- テストに支障を来す規模のメガパック、異種肉食の混成パック、肉食草食の混成パックを控えること(異種草食混成はOK)
- ティラノサウルスの群れは4~5頭まで(SubAdult含む)
- ギガノトサウルスの群れは4~5頭まで(SubAdult含む)
- トリケラトプスの群れは4~5頭まで(SubAdult含む)
です。DEV版限定だったときより少し厳しくなってますね。
非公式鯖
一部の No Rulesサーバを除き、ルールが制定されています。
Realism系(※後述)などのロールプレイを楽しむサーバもあり、イベントが行われていたりするので注意しましょう。(ルールは Discordで見てくれ!というサーバが多いので、ちょっとハードルが高いですが)
非公式鯖はGlobalチャットが有効になっている所が多いです。また、ネームタグが常時表示される設定になっているサーバもあります。他のプレイヤーが接近するとお互い存在に気付いてしまうので、遊び方が変わってきます(ルールで縛りがあります)。
デスマッチ系サーバはルールが少なく、ログイン時に簡単な英語で説明されているもの(音の出るパネルの上は安全地帯、など)が多いので、気楽に参加できます。みんな好き勝手に暴れまわっているので楽しいです。公式鯖にはデスマッチはありません。
PING値の極端に大きいサーバでは、パケットロスなどが原因と思われるフレームスキップが発生し、チート行為と間違われることがあります。一部のサーバ管理者による日本人プレイヤーのBANも幾度か発生しています(収益化を行っているサーバでは、疑わしいものは無条件でBANするのが高効率なのかもしれませんが、管理者サイドの差別的な言動もあります。不快な思いをする前に、そういったサーバは避けるようにしましょう)。
日本人向け練習用サーバ FLUFFY DINOS JPN n xxx 、開設しています。(※nはサーバ番号、xxxはゲームモード名)
以前はオフィシャルのASIAサーバがあったのですが、2018年6月に廃止されてしまいました。公式鯖などでは、古くからプレイしているガチ勢に瞬殺されることもあるため、気軽に練習できる場所があれば、試してみようと思う人も増えるかな、というのがサーバを立てた理由です。
AIの出現率は現在、設定上限値にしています。それでも大型肉食が腹を満たすのは難しいかも?
マップに慣れたり、色々操作を試したりする場所として活用して下さい(利用者が増えたら色々遊べると思うのですが、まだ日本人プレイヤーは少ないので……。やはり慣れたら人の多いサーバに行く方が楽しいです)。
日本人のプレイヤーも少しずつ増えてきました。上記Discordコミュニティで声をかければ、日本人同士、一緒にプレイもできます。
JPNサーバは完全国内回線化したので、PINGも軽いですよ。
サーバのルールは、
- KFS禁止(用語解説参照)
- スポーンキル禁止(人が増えないと待ち伏せするだけ無駄ですけどね)
- チャットでのスパム行為、差別的発言禁止
です。
グローバルチャット ON、日本語OKです。
日本人専用にはしていないので、海外のプレイヤーが参加しているときは配慮して下さい。
残念なことに、誹謗中傷や差別的発言を投げてくるプレイヤーも居るようです。その場合は、応戦せず、徹底的に無視するようにして下さい(ログアウトして逃げるのも良策です)。
2019/9/16 現在、サーバは4つあります。
FLUFFY DINOS JPN 1 – Survival マップ: Isle V3 / FLUFFY DINOSのメインサーバです
FLUFFY DINOS JPN 2 – Sandbox マップ: Thenyaw Island
FLUFFY DINOS JPN 3 – DeathMatch マップ: DV TestLevel
FROZEN DINOS JPN 4 – Survival マップ:Frozen North(入り方はDiscordで聞いてね)
それぞれ、アップデート内容が確認しやすいモードに随時切り替えていきます。
マップについて
このゲーム、プレイヤーは恐竜なので、マッパー機能がありません。生き残るためにはとにかく、歩いて土地勘を付けることが重要です。
選択できるマップ
Thenyaw Island (8km×8km) … 現在の主流マップ。マップの広さから竜口密度がそこそこ高くなるので楽しいです。水場・ランドマークが豊富で歩きやすく、初心者向け。まずはこのマップでゲームに慣れましょう。
Isle V3 (16km×16km) … Thenyaw以前の主流マップ、Thenyawよりかなり広いです。0.1.51.7で大改造され、以前の広いだけのマップではなくなりました。いくつかの厳しいスポーン位置から最寄りの水場へ辿り着くのに失敗さえしなければ、水源を中心に生活を展開できます。人工物も多く、探索も楽しいマップです。
DV TestLevel … テストプレイ用のマップ。デスマッチ系サーバによく使われています。
歩き方のコツ
嗅覚と同時に発動する磁気コンパスが装備されたので、迷った挙句飢えと渇きで死んでしまうことも少なくなりました。嗅覚で水場の位置を確認しつつ、地形、岩などのランドマークを頼りにマップを覚えていきましょう。
ランドマークになるオブジェクトは優先的に描画される(設定次第?)ため、遠方からでも見える特性があります。逆に、接近すると樹木が描画されてランドマークが隠れてしまうので方向を見定める必要があります。
水場の探し方
Sandboxモードの一部の恐竜はまだ嗅覚が無いので、水場を見付けるのも困難です。昼間なら思い切って高い所へ登って見下ろす、夜間なら他の恐竜の声がする方向を目指す。水場に近付けば、水音、カエルや昆虫の鳴き声などの環境音、発光虫などが場所を教えてくれます。川の流れる音がけっこう耳につく音なので、まず川を探すとよいです。
嗅覚モードを使うと、飲める水が青く光ります。河川は接近しないと見えませんが、沼・池・湖などの面積がある水場は、ある程度、地形を透過して見えます。遠方のものは小さくて見え辛いです。接近するにつれ、大きく表示されます。探知能力にも限界があるようで、地形に阻まれて見えないこともあります。(恐竜によっても探知能力に差があるかも?)
有志作成のマップ
Coco.Nさん作成の超実用マップ。素晴らしいです。
【外部リンク】[vulnona.com]
日本語版と英語版を分離して頂けたので使いやすくなりました。操作が分からなくなったら、左上のReadmeボタンを。
情報や要望の提供を求めておられます。ご協力お願いします。
画像のアップロードもできるようになったので、よいスクショが取れたら投稿して下さいね。
※以下は以前のバージョン向けに公開された当時に紹介していたマップです。
Ms. CatbugさんのV3マップ(DEV 0.1.51.9版)ランドマークがわかりやすく美しいマップです。
[link]
V3は地形自体が大きく変わっていますし、座標系にも変更があったそうなので、アーカイブとして眺めましょう。
Ms. CatbugさんのV3マップ
[link]
Ms. CatbugさんのThenyaw Islandマップ (ランドマーク名は無いですが、座標が読み易いです)
[link]
Silverdragon943さんのThenyaw Island マップ (※最新のものはリンクをクリック)
[link]
用語解説
コミュニティハブなどで見かける略語・用語などについて、雑感を交えて解説します。
AI … マップ上を徘徊するNPCのこと。現在は、プシッタコサウルスとオロドロメウス、ヴェロキラプトルが居ます。
よく鳴き声をあげているので、近くに居ると気付きます。
ヴェロキラプトルは当然、肉食なので襲ってきますよ(今は単独ですが、将来は集団で襲ってきたり、屍肉を持ち去ったりする予定だそうです)。動きがなかなか厄介です(相手を選んでる?)が、一応オロドロメウスの攻撃力でも2発で倒せるようなので、体力のある恐竜なら反撃しましょう。
複数のラプトルが襲ってくることもあります。テスト段階だと、水に飛び込めば追いかけてこなくなっていましたが……さて。
KoS (kill on sight) … FPS、TPSでおなじみの用語。姿を見ただけで殺す! 恐竜サバイバルというゲームの性質上、Realism系を除き、KoSは容認派が多い印象です。若い恐竜からスタートするのでログイン直後に殺されるのは理不尽と考える向きもありますが、相手の立場からは何十分も待ち伏せした成果かもしれません。ゲームである以上、保存食を積み上げておく(肉食)、捕食者は即排除する(草食)、といった人間的な発想の戦略も成り立ちますが、ほどほどに、といったところでしょうか。
ちょうどKoSについての議論の中でこんな発言がありました。
「殺すことは問題じゃない、だけど殺されたときは考えよう、何が悪かったのか、どうすればよかったか。再開する前に一息入れることも必要さ」(意訳)
明日はもっと恐竜になろう。
KFS (kill for sport) … このゲーム以外ではあまり聞かないみたい? 殺すことをゲームの目的とする行為(野生動物は遊びで殺したりしない、というところから来ているようです)。KFSは多くのサーバで禁止行為となっています。公式鯖では禁止ではありませんが、恐竜らしく遊びたいプレイヤーがほとんどです、嫌われるプレイスタイルであることは間違いありません。やりたいなら、デスマッチ系サーバに行きましょう。
Realism … リアリズム。ゲームの中で可能な限り恐竜の生態を再現するようなプレイスタイル。またそのようなプレイスタイルを前提としたサーバに付加される名称。ルールに則ったロールプレイを楽しむ人たちの派閥です。ガチ勢ではなく、もう少し緩いものはSoft/Semi-Realismと称されています(緩いとはいえ、けっこう細かくルールが設定されていたりします)。
Carebear … ケアベア。おまえうまそうだな。つまり、肉食恐竜が幼い草食恐竜を守ったり、草食が幼い肉食を守ったりする行為。恐竜好きなら一度は体験したいシチュエーション? ですが、今は食糧事情がシビアな設定のためか、ケアベア派にはなかなか遭遇しないですね(一度ラプトルの群れが助けてくれたくらいかな)。Realism系サーバでは当然、禁止事項の筆頭です。
Megapack … メガパック。訳すと「巨大な群れ」になりますが、解釈は人によってまちまちです。4頭程度の集団でも、一方的に有利な勢力をメガパックと呼ぶ人も居ますが、一般的にはゲームバランスを狂わせるサイズの群れがメガパックとされているようです。草食と肉食の混成チーム(組み合わせ次第ではとても強力)をメガパックと呼んだり、いやそれはMixedpack(ミックスパック)だ、と言う人も居ます。協調関係になったのが偶然でも、殺された側からは卑怯なメガパックという認識になってしまう、そういう主観が定義をややこしくしている原因かもしれません。
Realism系サーバだと、こういう構成の群れは禁止、とルールがはっきりしているので分かりやすいですね。
TIPS
オープニングキャンセル
ゲーム起動時のオープニングは、AEのロゴが出てから何かキーを押すとキャンセルしてすぐメインメニューになります(キャンセルしなくてもそんなに待たされませんが)。
自殺
このゲーム、自殺コマンドがありませんので、Survivalで別の恐竜に変えたいと思ったときなどに困ります。断崖から飛び降りるのが一番速いですが、Thenyawマップでは可能な場所はごく一部です。水場で溺れるのが確実になります。ジャンプやスタミナ消費攻撃が使える恐竜、泳ぐより走る方がスタミナを消費する恐竜は、スタミナを使い切ってから水に飛び込みましょう。
DV TestLevelのダメージ床は、何度も出入りする必要はなく、攻撃ボタンを押せばダメージを受けて速く死にます。←この仕様は廃止されたようです。
溶岩はダメージ床と違い、乗っているだけで急速にダメージを受けます即死する仕様になりました。
Quarryへの進入経路
Thenyaw IslandマップにあるQuarry(採石場)と呼ばれる池ですが、喉が渇き切ってやっと辿り着いた水場がここだったりすると、心と骨をバキバキに折ってくれます。
最も確実な進入経路がこれ。
北側からジグザグに降ります。あっさり。帰りも同じルートで。
低スペックPCで動かしたい
一応遊べるレベルギリギリまで下げたグラフィック設定。
システム要件の最低スペック未満のPCで動かす場合、これをベースにして遊べる上限を探るとよいです。これならIris Plus Graphics 640(最低スペックGPUの1/3程度の性能)でもなんとか遊べますよ。Render Scaleは50まで落とさなくても70%くらいでいいです。
Post Processing – ナイトビジョンが働かなくなるので、High 以上にする必要があります。
View Distance – 他プレイヤーやランドマークを遠方から確認できなくなって不利なので、下げないようにします。
Effects – 下げると、嗅覚表示が見え辛く(明滅しない)なるので、Midium以上にした方が良さそうです。
他の項目は好みで。
PCをプライベートサーバ化
自分のPCをサーバ(ホスト)にする方法です。動作確認、練習用に使えます。
サーバセッティングの Private を必ずONにすること。Databaseは必ずOFFにすること。
自分しか居ないサーバになります。(他の人のサーバ一覧に出るのか出ないのかは確認できていません。PCに外部公開の設定をしていなければ見えないと思うのですが、念のため、Private は必ずONにしましょう)
自分しか居ないため、スポーン位置が毎回同じになってしまうのが難点。
あと、やはり他のプレイヤーと関わった方が上達は早いです。
初心者のうちは人が多いサーバはすぐ殺されて怖いけど、慣れると人が多い方が楽しいですよ。
キーが利かない場合の対処
早期アクセス版で仕様変更も多いため、アップデート後に、一部のキーが使えなくなることがあります(以前にあったのは、嗅覚のQキーなど)。
その場合は、設定画面に表示されている Config Path のフォルダ(Saved)を丸ごと消して下さい。設定が全部消えますが、初期化されてキーが有効になります。
Settings画面に、設定のリセット(Reset)ボタンが付きました(ゲームの再起動が必要)。押した瞬間にリセットされるようなので、必要ないときにうっかり押さないように。キー動作不良の解決法としては、こちらが推奨されるようです。それでも直らない場合は、上述のようにファイルを消してみて下さい。
ゲームPADでプレイ
極めるとキーボードの方が上手く恐竜になれると思うのですが、私のようなゆるゲーマーには厳しい……ということで、ゲームPADを使っちゃいます。
このゲーム、「部分的コントローラーサポート」になっていますが、情報が無いこと、Steamのコントローラ設定は面倒そうなこと、そして、開発中なのでキー設定をリセットせざるを得ないケースがあること、などの理由から、外部のユーティリティーを使うことにします。
これなら、The Isle側のキーは初期設定のままでOKなのでとても楽です。
設定には、JoyToKey というソフトを使います。無料でも使えますが、シェアウェアなので気に入ったら購入しましょう(他のゲームにも使えるし、とても便利です)。
キー割り当ての例
これは、守備主体、暴発防止の設定になります。
コントローラーは Xbox配置のものを使っています。PS4配置でもいいですが、焦ったときに十字キーとスティックを押し間違え易いです(あと、PS4純正コントローラはスティックの造りが甘くてまっすぐ歩き辛いような……)。
B,G,Zキーは使用頻度が低いので外しています。
2キーが上、1キーが左になっているのは、十字キーをスティックと押し間違えたときに、ブロードキャストを暴発して居場所が知られるのを防ぐためです。
あと、うっかり仲間に噛み付いたりしない配置にしていますが、攻撃主体にするなら、1~4、L1、R1あたりを好みに合わせるとよいです。
移動用スティックのボタンには何も割り当てない方がよいです(暴発して食い殺されます)。
JoyToKeyの設定は、以下の通り(※エレコムさんの JC-U3613M の場合)。
マウスの上下移動は、左右よりも加速度を小さくして、ゆっくり動くようにします(そうしないと、視線が吹っ飛びます)。マウスの感度は好みがあるので、色々設定を試しましょう(これも、The Isle側の感度は初期値にしておくのがよいです)。
スティックは左右を入れ替えた方が安定するので、軸の割り当てを変更して入れ替えます。
おわりに
恐竜生活が楽しすぎてGTX 1070Tiを買ってしまった、もふぞうです。
Steamで日本語未対応のゲームはハードルが高いのですが、英語苦手人間を代表して、必死に解読した情報をありたっけ詰め込んでみました。
間違いのご指摘などありましたら、コメント下さい。