MORDHAU Guide

自宅サーバーの立て方 for MORDHAU

自宅サーバーの立て方

Overview

MORDHAU Dedicated Server の設定、起動オプションについて解説します。

サーバーのダウンロード

サーバー用アプリはゲーム本体とは別にダウンロードする必要があります。

Steam クライアントでのダウンロード

以下から選択してダウンロードします。

ライブラリ -> ツール -> MORDHAU Dedicated Server

SteamCMD でのダウンロード

AppID は 629800 です

app_update 629800 validate

起動コマンド例

詳細は後述。

デフォルト設定での起動

MordhauServer-Win64-Shipping.exe -log

起動時マップ、ポート番号、GAME.ini を指定しての起動

MordhauServer-Win64-Shipping.exe FFA_ThePit -log -port=7777 -queryport=27015 -BeaconPort=15000 -GAMEINI=MyGAME.ini

UDP ポートの設定

デフォルトでは以下の UDP ポートが外部からアクセスできる必要があります。TCP は不要です。

  • 7777
  • 27015
  • 15000

これらのポート番号は以下の様に起動オプションで変更することもできます。

MordhauServer-Win64-Shipping.exe -log -port=7779 -queryport=27016 -BeaconPort=15001

上記の例では 7779, 27016, 15001 を使用します。

初回起動

[インストール先]MordhauBinariesWin64MordhauServer-Win64-Shipping.exe -log

初回起動で設定ファイル群が作られるため、ひとまず上記の様に実行します。

-log オプションを付けない場合はバックグランド起動となり、何も表示されないのでご注意下さい。プロセスの一覧から終了させることになります。
(親ディレクトリの方にある MordhauServer.exe でも同じ動作ですが、ini ファイルを強制指定する場合の参照先は上記 exe のディレクトリになります)

以下のディレクトリに設定ファイル(*.ini)が作られているのを確認したら一度サーバーを終了します。

[インストール先]MordhauSavedConfigWindowsServer

設定

先ほどのディレクトリに作られた GAME.ini を編集していきます。

以下に例をあげます。(Frontline のマップのみ、最大48人、サーバー名『KISHIDHOU FrontLine 48』、管理者パスワード『secret』、サーバーパスワードは無し)

[/script/mordhau.mordhaugamemode] PlayerRespawnTime=5.000000 BallistaRespawnTime=30.000000 CatapultRespawnTime=30.000000 HorseRespawnTime=30.000000 DamageFactor=1.000000 TeamDamageFactor=0.500000 MapRotation=FL_Taiga MapRotation=FL_MountainPeak MapRotation=FL_Camp MapRotation=FL_Grad [/script/mordhau.mordhaugamesession] MaxSlots=48 ServerName=KISHIDHOU FrontLine 48 ServerPassword= AdminPassword=secret BannedPlayers=()

MapRotation で指定できるマップは以下参照。
[link]

起動時のマップは MapRotation とは関係無く起動コマンドに指定したマップになります(最初のコマンド例参照)。省略した場合は FFA_ThePit になります。

以上で準備完了です。
起動後に他の人が JOIN できたらおめでとうございます。ダメだった場合はファイアウォールの設定、ルーターの NAT やフィルター周りの設定を見直し、指定の UDP ポートが外部からアクセス可能になっているかどうか確認して下さい。

複数のサーバーを起動したい場合

ポート番号を重ならないように指定することで1台の PC で複数のサーバーを起動することができます。GAME.ini は別ファイルを指定することもできます。

デフォルトの GAME.ini とは別に用意した MyGAME.ini を指定する例

  1. GAME.ini をベースに、新たに [インストール先]MordhauBinariesWin64MyGAME.ini を作成
  2. 起動時に -GAMEINI=MyGAME.ini を指定して新たに作成した ini が使われるように指定

元の GAME.ini と保存場所が異なること(exe の場所)に注意して下さい。無い場合は自動的に作られるので、それを編集しても問題ありません。

負荷参考

Core i7-7700K で64人サーバー2つが満員の時

CPU 負荷的にはまだ追加しても大丈夫そう。

Core i7-3770K で64人サーバー1つが満員の時

何故か分散せず1つ使い切ってますが、特にラグとかはありませんでした。この CPU 負荷が分散しない現象の条件はよく分かりません。

64人サーバー4つがほぼ満員の時のルーター(YAMAHA RTX1210)の負荷

思ったより高!

更新履歴

2019/05/09

MORDHAU Patch #04 で追加された BeaconPort の設定を追加

2019/05/16

-port= で指定した番号 +1 に関する記述は不要なことを確認したので削除

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