Overview
早期アクセスゲーム「Evil Bank Manager」の説明書が見当たらないので、自分がプレイしながら思ったことをガイドとして作成することにしました。そもそも、Evil Bank Managerって何のゲーム? と言われたら、ゲーム内で思いっきり「私の銀行」(現在は好きに設定可能)と言っているので、銀行としての経営ゲームと言ってよいでしょう。つまり、悪魔のような銀行家となり、この世の金融市場の覇者を目指すゲームです。※作成時点で、筆者のプレイ時間は8時間ですが、200ターンまで生き延びたものの、敗北しました。難しい。※スクショなどをちまちま揃えて、随時更新予定。19/01/04 「1.国の選択」を部分更新。 「3.本店開設」のタイトルを変更。 「12.施設のアップグレード」にアップグレードの効果表を追記。19/01/25 「2.勝利条件」の内容を追記。
1.国の選択
資本家(プレイヤー)の国籍を選んでいるようなものだと、個人的には解釈しています。
国毎に特性がありますが、そもそもスタート時にその国から始めなければならない、といった制約はないです。
東と西に分かれていますが、これは東洋と西洋ぐらいの違いで、さして意味はありません。
- 軍国主義者:①明での支店維持コストが25%低下、②支店を出している国において、軍隊の成長が20%早まる。
- 傭兵:①モンゴルでの支店維持コストが25%低下、②警備員が得られる恐怖が25%増加。
- 経営者 部長:①日本での支店維持コストが25%低下、②施設のアップグレード費が20%抑えられる。
- 実力者 拡大する:①韓国での支店維持コストが25%低下、②開始時の銀行の資本金が50%多くなる。(50,000→75,000)
- 征服者:①イングランドでの支店維持コストが25%低下、②新規出店費用を25%抑える。
- 外交官:①フランスでの支店維持コストが25%低下、②政策への影響力25%ボーナス
- 金融家:①カスティーリャでの支店維持コストが25%低下、②年末に現金1%増加ボーナス。
- 資本家:①オーストリアでの支店維持コストが25%低下、②連邦準備制度の開発資源が20%低下。
18/11/27 アップデートで、銀行名を設定可能になりました。
2.勝利条件
さて、やや怪しい日本語ですが、勝利条件は上の画像の通り
……と言いたいのですが、下の画像をご覧下さい。
同じ場面の英語画面ですが、最後の行、%が違いますよね?
なので、恐らくはこのような勝利条件であることを言いたいのだと、思われます。
勝利条件
①ゲームは最大200ターンまで。 18/11/29アップデートで300ターンまでに変更。
②連邦準備制度を世界で初めて導入すること。
あるいは
③IMFのシェアを51%押さえること。
つまり、このゲームは300ターンという限られたターン数で、目的を達成できなければ、ゲームオーバーです。299ターン目で100万分の財産を持っていたとしても、300ターン目までに連邦準備制度もしくはIMFの過半数獲得が達成されていなければ、負けです。
因みに、連邦準備制度は、日本でいうところの日本銀行(中央銀行)にあたります。
IMF(国際通貨基金)は、この時代にはなかったはずですが、まあ、仕様の問題ということで……
<追記>
ゲームの進行中に下記のような画面が出るようになりました。
英文を意訳すると、
「銀行価値の最小許容額が直ぐに変わるという噂について。このレベルより価値の低い(プレイヤーを含む)全ての銀行は、世界を盤上としたこの巨大な遊戯から退場しなければならないらしい。」
とのことなので、 足切りラインの設定と思われます。
3.本店開設並びに支店開設
まず、我々がしなければならないこと。それは、銀行本店の設立です。
銀行がなければ、何もできません。
ということで、上の画面右上をさらに拡大してみましょう。
→の先に「地図」というアイコンがあります。
ここから、世界を見渡すことができます。
例として、オーストリアでプレイした際の地図確認画面を見てみましょう。
このようにいくつかの地域に分かれており、それぞれ領有している国が違います。
その中でも、今回はイタリア半島の根元、パルマを選択します。
ここで、パルマの情報が確認できますが、注目してほしいのは、左下。
開くというコマンドがありますね?
これを選択することで、その国に銀行を出店させることができます。
※支店の開設も同じ手順。
<注意事項>
国へ出店する際に気を付けなければならないのは、多くの領土を有する国ほど、出店に掛かるコストが高くなること。
これを利用して、小国に多額の援助をし、強国との戦争に勝たせることで、その土地に出店するという手段もあります。
4.人材採用(またの名を人材ガチャ)
さあ、銀行を出店させたら、人材を募集しましょう! ガチャのお時間です!!
画面下のアイコンに注目。
この中でも一番左端、本社を選択して下さい。
因みに、アイコン横の数字は施設レベルです。(後々重要)
本社では随時人事採用を行うことができます。(逆にクビにすることもできます)
募集要項は3種類から、選ぶことができます。(つまり3種類のガチャがあります)
①アマチュアを見つける
②プロを探す
③専門家を探す
今回は①で実行してみましょう。
結果がこちら!!
……ま、まあ、アマチュアだから(震え声)
勘のいい方はお分かりだと思いますが、①→②→③の順で採用のために掛ける費用は高く、いい人材が出やすいです。
しかし、序盤の金銭をやりくりしなければいけない状況では、アマチュアを雇った方が安く済みます。
<注意点>
いくら良い人材でも、部署に配置されなければ、意味がありません。
採用後は、必ず部署への配置をお忘れなく。
配置後、その部署の仕事を始めるのに1ターンを要するので、ご注意を。
5.投資
人材を投資に配置したら、配置された人材が投資案件を探してくれます。
投資案件は大まかに4種類
①農場・・・小麦の収入がもらえる。
②兵器の原材料(木材・石・鉄・石炭]・・・兵器を作ることができる。(そのまま売ることも可能)
アップグレードに必要な石の収入がもらえる
③高級資源・・・高級資源の収入がもらえる
④不動産・・・家賃収入がもらえる(販売も可能)
投資で気をつけたいのは、手持ちのキャッシュを使うということ。
投資で素寒貧になって、給料が払えないとなると、ゲームオーバーです。投資のし過ぎは、ほどほどに。
また、せっかく投資した土地も、戦争状態になると、運営がストップします。
序盤は1つの土地に投資し続け、収入を得るのが最善ですが、利益を産み続けるためには、リスクは分散させましょう。
6.スパイ活動
個人的に、これスパイ活動じゃなくて、ロビー活動じゃね? と思っています。
要は、政府との関係をよくしましょう、ということ。
(上から順に)
出会い・・・顔合わせ、面会(担当者レベル)
会合・・・集会(担当者レベルの集まり)
交渉・・・上役との打ち合わせ
会議・・・協議とかの方が格式高いか? 大臣レベルとの交渉
サミット・・・首脳会談。つまり、国のトップとの交渉
おそらく、会う面子がどんどん重要ポジションの人になっていくのでしょう。
因みに、地域の価値を高めるのも、この画面から。
……やっぱり、スパイじゃないよな。
<注意点>
影響力の回復量は、配置されている人材の能力依存。
つまり、スパイ能力が高い人材がいればいるほど、回復量も多くなる。
連邦準備制度での勝利を目指す場合は、影響力の総量はかなり重要なので、注意。
7.クレジット
気が付くと忘れている行動。それが、クレジット。
日本語に直すと信用貸し。
一応、英語版を見てみよう。
ここから見るに、
○移動あたりの利益 → 運用益(貸付金+利子)
○ノンリターン → 債務不履行の可能性(いわゆるリスク)
○動き → 運用期間(ターン数)
○価格 → 貸付金額
の方がしっくりくる。(個人の感想です)
<アップデート>
アップデートで、施設レベルが2になると、他銀行へも融資が可能になります。
悪用すれば、競争相手を債務不履行で破産させることもできます。
<注意点>
クレジットのリスクは、必ずしも貸付金が返ってくるとは限らないこと。
債務不履行になった場合に備えて、警備員とセットで運用しよう。
8.投資先の管理
投資先は資源を銀行に齎すのみでなく、その売却益でその懐を潤すこともあります。
①トラス農場
トラスって何ぞ? となって英語版を確認したら、Farmsだったので、農場としました。
春と秋に収穫できる。
年間生産量・・・所有農場の年間総生産量
播種コスト・・・種まきに掛かるコスト。分からない人は、ミレーの「種まく人」で検索。
オブジェクト・・・総農場数。アップグレードにより、最大所有数が増える。
②業界製造業
業界と言われてもピンとこないので、製造業と訳しました。
基本的な情報は、農場と変わらず。
③高級資源
贅沢、という言葉より奢侈品といった方が個人的には、いいかなと。
地域によっては、高級資源を産出しない場所もあるので、注意。
そして、この高級資源を高値の状態で売却することがこのゲームで、重要な稼ぎ方である。
(中にはアップグレード時に要求されたりするものもあるので、注意)
高級資源は、最初何もない地域でも、時間経過につれて高級資源が現れることもある。
④不動産
スクショは日本語版取り忘れていたので、後程差し替えます。
不動産でも買えるのは家やコテージなど。つまり、家賃収入。
中盤以降は、家賃が低いところは売るなどして調整する、入れ替わりが激しい項目。
<注意事項>
①戦争中の地域は、資源を産出できない(戦争中だからね、仕方ないね)
②出店していない地域の投資先は、赤で囲まれて表示される。資源も産出できないので、序盤は枠を逼迫しないように注意!!
9.兵器工廠
製造業(前述)に投資をすると、それに対応した原材料を入手できる。
木材、石、鉄、石炭の4種類。
石は施設のアップグレードに必要だが、今回は除外。
木材、鉄、石炭の3種類で兵器が製造可能。
上のスクショで既に誤訳があるものの(タマネギって……)、製造兵器は下記の通り。
10.為替相場
ゲームでは株式交換、と訳されているが、為替相場の方が個人的に換金してる気になるので、こう表記しています。
英語版で申し訳ございません。後日、差し替えます。
投資した物件から得られる小麦、原材料、高級資源、兵器を売り買いできる場。
ここで、注目したいのは、この部分。
これは、いわゆる「市況予測」。
自分はどこかのアナリストが、三者三様の予測を出しているんだろうと、勝手に解釈してます。
要は、その品物が「これから値上がりする」かもしれないし、「これから値崩れする」かもしれない、ということ。
その時勢に合わせて、品物を売買していきましょう。
11.死の商人
ここまで、物件への投資や、小麦の売却、資材で作った武器や高級資源を市場に流すことで、キャッシュを獲得してきました。
しかし、もっと利益を得るには、どうしたらいいのか。ここで兵器を作ってきた我々が、死の商人となって各国を相手に売買する方法をお教えします。
戦争が始まりそうになると、地図上の係争地に特殊なアイコンが表示されます。(上画像参照)
アイコンをクリックすると、係争中の国家が表示されます。
ここで、売る・投資するという項目があることに、お気づきでしょうか?
売るというのは、武器を売ることです。前述の兵器工廠で制作した武器を、ここで売ることができます。(正直、市場に流すよりここで売った方が、利益が出る気も・・・・・・)
投資するというのは、武器を売るのが物資援助としたら、金銭的援助だと思って下さい。
金銭的援助をしますが、我々は商人です。当然、見返りを求めます。
すると、国家がその金額に応じた物件を提供してきます。
これを活用して物件を集める、という手もありますね。
12.施設のアップグレード
投資も一段落し、新たな国へ進出したら、施設をアップグレードしましょう。
施設はそのレベルが上がることで、性能や所有限度が上昇するので、目的を達成する上で必須の作業です。
特に、上の画像のように、本社のアップグレードは他の施設をアップグレードをするために、必要な過程なので、こまめにアップグレードしましょう。
※必要なコストをキャッシュで代替し、迅速にアップデートすることも可能。
アップグレードの効果
13.IMF株式
勝利条件の1つ。IMFの株式は、50ターンから定期的にオークション形式で開催されます。
オークションでの注意点は、時計回りに針が回っていく間、徐々に値が下がっていくこと。
そのため、オークションが始まった瞬間は、「十分な資金がありません」という表示になっていますが、途中から資金さえあれば購入可能になるので、気をつけましょう。
14.連邦準備制度
本社レベルが9になると、連邦準備制度へのステップアップが可能になります。
連邦準備制度へは、上の画像の通りスキルツリー状になっています。
た・だ・し、これは分岐があるわけではなく、全部取らないといけない実質一本道なので、ご注意を。
15.科学(作成中)
科学的勝利を達成するには、蒸気タービンの研究によって産業革命が始まることが必要です。