EF Universe: Reclaiming the World Guide

【日本語】ルール説明 for EF Universe: Reclaiming the World

【日本語】ルール説明

Overview

本ガイドでは、放置+カードゲー『EF Universe: Reclaiming the World』のルールを解説しております。プレイしてみたが、ルール説明が英語で良く分からなかった!という方の参考になれば幸いです。

ゲーム概要

本作は、いわゆる放置ゲーにカード収集要素を加えた一風変わったゲームです。

バトルグリッドと呼ばれるタイル上にファウンデーションとヒーローカードを一枚ずつ置き、間をつなぐ形でその他のカードを配置してヒーローのステータスを強化。
リージョンで区切られた世界を渡り歩き、次々と襲い来るモンスターを倒してランクを駆けあがっていくことになります。

カード配置によって能力値ブーストが発生したり、複数カードを生贄に捧げての恒久バフ、戦闘などで入手できるトークンを消費しての一時/恒久強化など強化要素が豊富で、やり込み甲斐のある内容となっているのが特徴です。

一方で、その豊富な要素のためにゲーム内容が把握し辛くなっている点も否めません。
また、ルール説明がすべて英語な点も、本作のハードルを引き上げているといえます。
本ガイドでは、初めての方でもルールが把握できるよう解説を行います。

※とりあえずプレイするには「基本ルール(カード配置)」、および「基本ルール(戦闘)」だけ読めばOKです。他は必要に応じてどうぞ。

※基本ルール以外の内容は、随時追記していきます。

基本ルール(カード配置)

では、基本ルールの解説と参りましょう。
まずはバトルグリッドと呼ばれる、正方形のタイルで区切られたマップ内にカードを配置していきます。
タイルをクリックすると、そこに配置したいカードを選択できます。

さて、アイコンが描かれたタイルが存在することにお気付きでしょうか。

各カードにはヒーローカードやファウンデーションカードといった種別(Card Type)が設定されています。
アイコンの描かれたタイルには、指定された種別のカードしか配置することができません。
何も描かれていないタイル(以下、無印タイル)は、ヒーロー/ファウンデーションを除くすべてのカードを配置することが可能です。

カード種別の説明がてら、アイコンの解説をしていきましょう。

◆ファウンデーションカード(Foundation Card)

出撃地点。攻撃力(Attack)や防御力(Defence)といった、いくつかのベースとなる能力値は、ここに配置したカードによって決まります。ひとつの戦場に一枚だけ配置可能です。

◆ヒーローカード(Hero Card)

ゴール地点。ここに配置されたヒーローがモンスターと戦うことになります。
HP、エネルギーといったいくつかのベースとなる能力値や、能力値に対する強化割合(攻撃力+20%など)は、ここに配置したカードによって決まります。ひとつの戦場に一枚だけ配置可能です。

◆モンスターカード(Monster Card)

味方モンスターのみ配置可能なタイル。詳細は後述しますが、モンスターは人間と比べて能力値が高く、使い方によっては大きく戦果に影響を及ぼすことでしょう。

◆サポートカード(Support Card)

支援ユニットのみ配置可能なタイル。このカードは人間で構成されていることもあり、モンスターと比べると性能は低めです。しかし、連携することによって対象の能力を大きく引き上げることができます。

さて、アイコンの意味を理解したところで、カードを配置していきましょう。
とはいっても別に複雑なことはありません。まずは、ファウンデーションとヒーローカードを所定のタイルに配置し、その間をつなぐようにその他のカードを配置すればOKです。

ただし、ヒーローを除く全てのカードは「方向(Direction)」という属性を持っています。

カード右下の矢印が「方向」を表し、その矢印が示す隣接タイルにカードを配置することでカード同士を「接続」できます(※下記カードなら、カードを配置したタイルの上隣に他のカードを置けば「接続」したことになる)
現在、接続されているカードは、バトルグリッド上のカード間に矢印が表示されるので一目瞭然です。

各カードは、Attack +24%など特定の能力値を強化する属性を所持しており、接続されたカードの持つ属性のみが最終ステータスへと反映されます。
つまり、可能なかぎり遠回りしてファウンデーションからヒーローカードへと接続すれば、ヒーローの能力値を大きく跳ね上げることが出来るわけです。

ちなみに、現在のステータスは画面左下のメニューから「OPTIONAL SETTINGS」→「Stat Summary(Small)」を選択すると表示できます。

基本ルール(戦闘)

カードの配置を終えたら、いよいよ戦闘開始です。

しかし、まずは戦闘モードについて述べておくべきでしょう。
本作には二つの戦闘モードが用意されており、「Battle Status」ウィンドウの「Select Mode」からいつでも切り替え可能です。

◆育成モード(Farm Mode)
いわゆる稼ぎモードです。ヒーローは無敵となり、延々と敵を倒し続けることになります。
ゲームを終了しても戦闘は続きます。そこで稼いだトークンや経験値は累積されるので、進捗モードで行き詰ったらこのモードで放置するのも手です。

◆進捗モード(Progress Mode)
ランクを駆けあがっていくモードです。次々と出現する敵を倒し、進捗100%を目指しましょう。
100%まで到達するとボス戦が始まります。これを討伐できれば見事昇格です。
もちろん、ランクに応じて敵も強くなっていくのでご用心。

ちなみに、ランクはリージョン(戦闘地域。複数用意されている。詳細は別途。)毎に132段階用意されているようです。途方もないですね!

それでは、戦闘について解説していきましょう。
現在の戦況は、下記のように示されます。

戦闘自体は自動で処理されるので、プレイヤーは特に何もすることはありません。
見守りましょう。

流れとしては、敵とヒーローが交互に攻撃を行い、互いのHPを削り合います。
特殊攻撃などは存在しません。純粋なるド突き合いです。

中央に表示されているのが、相対している敵モンスター。
両側にヒーローと、敵のHPが表示されます。

「HERO HP」は、読んで字のごとくヒーローの体力です。
進捗モード(Progress Mode)の場合のみ、敵の攻撃によって減少していきます。
これがゼロになると、強制的に育成モード(Farm Mode)へと戻されるので、育成を頑張りましょう。

かっこ内の数値は、エネルギー残量を表します。
詳細は別途記述しますが、バトルグリッド上で接続されたアイテムカード数に応じて、毎ターンエネルギーが減少していきます。
ゼロになると、全アイテムカードの効果が失われるので注意です。

HP、エネルギーとも、戦闘モードを切り替えると最大まで回復します。

「ENEMY HP」は、もちろん敵のHPです。
ゼロまで削り切れば、敵を倒せます。

進捗モードで戦い抜き、全リージョン全ランクの制覇を目指しましょう。

序盤の強化(カード編)

ここを読んでいるということは、そろそろ進捗モードで行き詰った頃合いでしょうか。

先へ進めなくなった場合、まず考えるべきはカードの強化と、配置の見直しです。
本項ではカードの強化について説明していきましょう。

◆戦闘によるレベルアップ
全てのカードは、戦闘レベル(Combat Level)という属性を持っています。
レベルアップに応じて、カードのステータスが微増するのです。

こちらはバトルグリッド上のカードをクリックすると表示されるステータス画面です。

戦闘レベルの横にある「%」が経験値を表し、100%になるとレベルアップします。
経験値は、(ご想像通り)敵を倒すことで貯まっていきます。
ちなみに、リージョン変更すると全カード共、レベル1に戻されるのでおなぐさみ。

さておき、つまりは長らく放置しておけば、いつかはどんな敵にも勝てるわけです。

◆アップグレードトークンを消費してのレベルアップ
それではあまりに時間がかかりすぎる!という向きのために、もう少し直接的な手段があります。
それが、アップグレードトークンを消費してのレベルアップです。

敵を倒すと、経験値の他にいくつかのトークンを入手できます。
そのうちのひとつがアップグレードトークンで、これを消費することで迅速に全カードの戦闘レベルを引き上げることができるのです。

やり方はいくつかありますが、レベルアップできそうなカードを自動で選ぶなら、
画面左のメニューから「CARD UPGRADES」を選択します。

「BUY ONE UPGRADE」 …… 戦闘レベルを1上昇させます。
「BUY FIVE」 …… 戦闘レベルを5上昇させます。
「BUY MAX」 …… 可能な限り戦闘レベルを上昇させます。

対象となるのは、バトルグリッド上のカードのみです。
現在の所持トークンでレベルアップ可能なカードのみ対象となります。
また、トークン消費は戦闘レベルに比例して大きくなっていきます。

もっと手軽に済ませるなら、画面左のメニューから「QUICK BUY UPGRADES」です。
これは先の「BUY MAX」と同じ効果があります。

◆指定カードのレベルアップ
指定カードのみ強化したい場合の方法も書いておきます。

バトルグリッド上から、強化したいカードをクリックするとステータス画面が開きます。
その画面の下に「ADV.CARD STAT」というボタンがあるので、それを押しましょう。

あとは「CARD UPGRADES」メニューと一緒です。

バトルグリッド上に出していないカードを強化したい場合、画面左のメニューから「CARD INVENTORY」を選択すると、手持ちの全カードが表示されます。
そこから強化したいカードを選択すればOKです。

序盤の強化(配置編)

戦闘レベルを上げてみたけど、ぜんぜん敵に勝てない!
そんな時は、カードの配置を見直してみると良いかもしれません。

サポート、およびモンスターカードには、リンクブースト/リンクヌルというものが設定されています。
これは接続されたカードの能力を大幅に強化、あるいは無効化するものです。
うまく使えば、ヒーローの能力を跳ね上げてくれるはずです。では、詳しくみていきましょう。

◆リンクブースト
まずは、こちらのサポートカードのステータスをみてください。

赤字で記された能力は、リンクブーストを表します。
このカードと接続されたカードがリンクブースト対象となる能力を持っている場合、%の分だけ能力が強化されのです。

たとえば、こちらのカードは「Upgrade Token」の能力を持っているため、先のカードと接続するとリンクブーストが発生します。

このカードは、もともとUpgrade Tokenを1,152増加させる能力を持っているわけですが、リンクブーストによって更に23%増加し、1,152 → 1,417(23%加算)に増えるということですね。

リンクブーストが発生すると、カード同士の接続を示す矢印は緑色へと変わります。

なお、リンクブーストを持っているのはサポートカードのみです。
もちろん、接続されたカードがブースト対象の能力を持っていない場合は、リンクブーストは発生しないので注意が必要です。

モンスターは人間と比べて高い能力を持っているため、サポートカードとモンスターカードを接続すると、戦闘をより有利に運ぶことができるでしょう。

◆リンクヌル
人間よりも優秀なモンスターですが、欠点がないわけではありません。
それがリンクヌルです。
これはリンクブーストとは異なり、接続されたカードの対象能力を完全に無効化してしまいます。

たとえば、こちらのカードは「Magic Token」にリンクヌルが設定されています。

それを、同能力持ちのカードと接続すると、
Magic Token 5 → 0にされてしまうわけです。

バトルグリッド上では、リンクヌルが発生するとカード同士の接続を示す矢印が赤へと変わります。

リンクヌルの発生を避けつつ、リンクブーストを活用していきましょう。

カードのドローと、全体強化

カードの入手と、最初から利用できる各種強化について述べています。

◆カードを増やそう!
思い通りの配置を行うには、カード収集が必須です。
カードの入手は、戦闘で入手できるドロートークン(Draw Tokens)を消費して行います。

まずは、画面左のメニューから「CARD DRAW」を選択しましょう。
カードドロー画面が開きます。

ここでは欲しい種別ごとにカードを引くことができます。
なんでも良いからカードが欲しい時は「RANDOM TYPE」、または「BOOSTER PACK」を試しましょう。

特に「BOOSTER PACK」は、ランダムなカード9枚入りなので便利です。
「BUY」の隣にある王冠マークのボタンは、ブースターパック購入コストを投入して、得られるカードの品質を向上させるものです。
ブースターパック3回分を投入するとブロンズ、6回分を投入するとシルバーといった具合に品質が上昇していくようです。

ちなみに、カードを引くたび価格は上昇していくのでご用心。
毎日0時になると価格がリセットされるため、あまりに高くなったら一日待つのも手でしょう。

◆全体アップグレード
最終ステータスを強化したいなら、こちらが便利です。

画面左のメニューから「OVERARCHING UPGRADES」を選択すると、全体アップグレード画面が開きます。

ここでは、カードの戦闘レベル強化でも利用したアップグレードトークン(Upgrade Token)を消費して、ヒーローの最終ステータスをさらに強化することができます。

メニューの内容をみていきましょう。意味が分からない項目も多いと思いますが、別途説明しますので今はとりあえずこんなものがあるんだなーと思って頂ければ。

・Attack – 攻撃力を増加させます。
・Defence – 防御力を増加させます。
・Region Experience – リージョン経験値の獲得量を増加させます。
・Combat Experience – 戦闘経験値の獲得量を増加させます。
・Upgrade Tokens – アップグレードトークンの獲得量を増加させます。
・Reclamation Experience – 開拓経験値の獲得量を増加させます。
・Counter – カウンターアタックの発生率を上昇させます。
・Critical Damage – クリティカルヒット発生時の与ダメージを増加させます。
・HP – ヒーローの最大HPを増加させます。
・Energy – ヒーローの最大エネルギーを増加させます。

各項目にはレベルが設定されており、該当項目を購入するたびにレベルと購入に必要なアップグレードトークンが上昇していきます。
もちろんレベルに応じて強化性能も向上します。

これらの強化はヒーローの能力を大きく向上させてくれるので、積極的に利用すると良いでしょう。
ちなみに、リージョンを変更すると全てレベル1に戻されます。

また、ゲームを続けていくと、ボス討伐時にボストークン(Boss Tokens)を得られるようになります。
ボストークンはカードの基本性能を恒久的に向上させるのに使えるほか、全体アップグレードでもレベル毎の能力上昇率をさらに上乗せすることができます。この強化は恒久的なので、ボストークンが貯まったら利用すると良いでしょう。
こちらは「OA IMBUE」というボタンが表示されれば、利用可能となります。

◆一定時間のみ有効となるバフ
最終ステータスを、一定時間の間だけ強化する方法もあります。

画面左のメニューから「STAT ENHANCEMENT」を選択すると、ステータス強化画面が開きます。

ここでは、戦闘で入手できるマジックトークン(Magic Tokens)を消費して、一定時間の間だけ最終ステータスの強化を行うバフを得ることができます。

それでは、メニューの内容をみていきましょう。

・Enhance: Attack – 攻撃力を増加させます。
・Enhance: Defense – 防御力を増加させます。
・Enhance: Currency – アップグレードトークンの獲得量を増加させます。
・Enhance: Combat – クリティカルヒット発生時の与ダメージを増加させます。
・Enhance: Basics – クリティカル、およびブロック(=完全防御)発生率を上昇させます。
・Enhance: Experience – 戦闘、および開拓経験値の獲得量を増加させます。
・Enhance: Draw – ドロートークンの獲得量を増加させます。
・Enhance: Progress – 進捗モードでの敵の出現数を減少させます。
・Enhance: Region – リージョン経験値の獲得量を増加させます。
・Enhance: Boss Token – ボストークンの獲得量を増加させます。
・Enhance: Fusion – カード合体時に得られるランク経験値の獲得量を増加させます。
・Enhance: Sacrifice – サクリファイス経験値の獲得量を増加させます。

それぞれの強化は1時間だけ持続し、時間が経過すると効果は失われます。
有効時間が残っている間に同じ強化を再購入すると、1時間延長されます。

また、各強化にはレベルが存在し、強化を購入する度に経験値が蓄積されていきます。
経験値が100%まで貯まるとレベルアップで、強化の割合が増加します。

このレベルと経験値は恒久的に保持され、リージョン変更を行っても失われることはありません。
なので、積極的に利用してレベルをあげていくと良いでしょう。

リージョン変更

いくら強化しても、配置を工夫しても、先へ進めなくなってしまった…どうすれば…。
そんな時こそ、リージョン変更をしましょう。

敵の強さをリセットし、おまけに能力やトークン獲得量にボーナスも得ることができるという、とてもおいしいお話です。詳しく解説していきましょう。

◆リージョン変更する
リージョン変更を行うには、画面左のメニューから「REGION SELECT」を選択。
するとリージョン変更画面が開きます。

ここでは、移動先のリージョンと、滞在時間を指定することになります。

・SELECT NEW REGION:
 移動先のリージョン(進行状況に応じて、行ける場所が増える)

・IDLE MODE:
 最低限、滞在しなくてはならない時間。4パターン(1、2、4、8時間)から選択する。
 こちらが長いほど、各種獲得トークン/経験値にボーナスが付く。
 なお、効果は滞在時間の間のみ。

また、リージョンを変更すると、特殊なトークンを得ることができます。
それが「Prestige Token」と「Combat Token」です。

・Prestige Token:
 詳細は別途記述しますが、各種の恒久強化を得られる「祝福」の購入に使用します。

 リージョン内で敵を倒すほどにReclamation Levelというのが上昇していきますが、
 それが高レベルであるほど、リージョン変更時に本トークンの獲得量が増加します。

・Combat Token:
 こちらも詳細は別途ですが、マップ上のタイル強化に使用します。
 強化タイルの上に配置したカードは、全性能が向上します。

 マップ上に配置していた全カードの戦闘レベルを合算して、
 それが多いほど、リージョン変更時に本トークンの獲得量が増加します。

もちろん、おいしい話には裏があります。
リージョン変更を行うと、以下の値はすべて初期値に戻されるのでご用心。
・アップグレードトークン(Upgrade Token)
・カードの戦闘レベルと、全体強化
・一定時間有効となるバフ(※有効時間が0に戻される。強化レベルはそのまま。)
・Reclamation Level
・プログレスモードの進捗状況

◆リージョンレベル
各リージョンには、リージョンレベル(Region Level)というものが設定されています。
このレベルは恒久的なものであり、リージョン変更を行ってもリセットされることはありません。
レベルに応じて最終ステータスが強化されるようです。
経験値は、敵を倒すことによって蓄積されていきます。

以下の項目は、リージョンレベルが一つ上がる毎に5%強化されます。
・攻撃力(Attack)
・アップグレード/ドロー/ボストークン獲得量
・戦闘レベル/Reclamation Levelの経験値

以下の項目は、リージョンレベルが一つ上がる毎に0.5%強化されます。
・HP
・エネルギー

リージョン変更は、いくつかの強化やトークンが初期値に戻されるというデメリットもありますが、リージョン変更時に得られる各種ボーナスや特殊トークンは、それを補って余りあるものです。
先へ進めなくなった!と思ったら、こまめにリージョン変更を行うのが勝利への近道となるでしょう。

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