Overview
インストールしたばかりの初心者の人にありがちな質問を書いていきます。コメントからでも質問してもらえれば分かる範囲で答えます。
導入、設定編
WindowsXP以降のOSがまともに動いてるPCならまず問題なく動くはず。
(表はあくまで当時の要求スペック)
①基本的な設定をしよう。主に見ておくべきところはメニューからOptionのPreferences→Controlsへ行きキーバインドの確認と設定をする。あとはGameタブへ行き「Dodging」の項目にチェックを入れる。これでUTシリーズお馴染みのドッジ移動ができるようになるぞ!
またOptionのPlayersetupではプレイヤーネームやスキン、ボイスの変更ができるぞ。
②画質設定をする。高画質プレイガイドを作っているからこれを見ながら設定をする。
これでとりあえず最低限プレイはすることができる。あとはローカルで操作確認をして一通り分かったらマルチプレイをしてみよう。サーバーへの入り方はマルチ編に書いてます。
バージョン451は非公式のアップデートでサーバー向けのバグFIXが盛り込まれている。
ただしプレイ時には不具合を招くとされているためサーバーを建てない人はバージョン436がベスト。
メニューの「Option→Player Setup」から変えられる。スキンやボイスもここから変更ができる。
UT99のデフォルトスキンはなかなかむさくるしいおじさんスキンばかりで愛着が湧きますね。
メニュー→Optionタブ→Weapon を開き「Auto-Switch Weapons」のチェックを外せばおk。
メニューの「Option→Preferences」から「Input」タブへいく。
ここの「Direct Input」にチェックを入れ、「Mouse Smoothing」のチェックを外す。
これでもマウス挙動がおかしかったらUT99のレンダラ設定を変える必要があるかもしれない。
(詳細は高画質プレイガイドの”レンダラの変更”部分に記載)
メニューから「Option→Preferences」から「Game」タブへいく。
「Gore Level」(グロさ)の項目をReduced(低減)またはUltora-Low(超低減)にする。
メニューから「Option→Preferences」から「Game」タブへいく。
「View Bob」のスライダーを最小にすることで画面揺れをほぼ無くすことができる。
コンソールコマンド(デフォルトでは”Tab”)を押して「FOV ○○」と入力すれば変えられる。(例:FOV 100)
ただし、マルチでやるとバグることがあるからシングルで先に設定した方が良い。
DM(デスマッチ)
→FFAだからとりあえず相手をぶっ殺す
TDM(チームデスマッチ)
→名前の通りチームデスマッチ。TKがあるかないかは管理人の設定次第。国内サーバーはだいたいオンになっている。
MH(モンスターハント)
→UT99のMODの代表格と言っても過言ではない。基本は立ちはだかるモンスターをなぎ倒しながらゴールを目指していく。
どう見てもネタマップにしか見えないものから凝ったギミックで作者の工夫やセンスを感じ取られるものまで様々なものがある。
CTF(キャプチャーザフラッグ)
→相手の陣地にある旗をとってこっちの陣地の旗まで持ってきたら得点が入る。こっちの旗が相手にとられてるとキャプチャーできない。したがって旗を持ってきたのは良いがこっちの旗がない時は旗が返ってくるまで逃げるしかない。旗を持ってるやつを殺すと旗が落ちるからこっちのチームの誰かがその旗を触ると自陣へ旗が戻る。
BT(バニートラック)
→これはかなり激ムズなアスレチックマップを使ったCTFの派生になる。正直BT専門の人は修行僧かよほどのドMとしか思えないレベルで難しい。初心者のうちは萎える要因になるから近づかない方が良いかもしれない。
DOM(ドミネーション)
→いくつか用意されている拠点を制圧してしばらくいると拠点を制圧しているタイムで得点が加算される。
UTの場合はDOMよりCTFの方が人気っぽい。
他にも色々ゲームモードやMODがあるがキリがないのでこの辺だけ抑えとけばOK。
UnrealEDというエディタが付属してるから自由に作れる。
ただしひと昔前にあった日本語の解説サイトは軒並み絶滅している。
Steam版の場合でもゲーム本体があるフォルダの中のSystemフォルダの中にUnrealEDが一緒にインストールされてある。
KF1のマップ等を作った経験のある人ならこっちは初代Unrealエンジンだから馴染みやすいかもしれない。
デフォルトだと”V”キーでボイスメニューが出てあとはマウスで選択をする。
それぞれのボイスにショートカットキーを割り当てることもできる。
(「Option→Preferences」の「Input」タブの下部にある「Speech Binder」から設定できる。)
追記:ここからボイスファイルをダウンロード[ux.getuploader.com]して中身のファイルをUTがインストールされているSystemフォルダの中に全部入れると使えるボイスが増えるぞ。
メニューから「Option→Preferences」から「Game」タブへいく。
「Weapon Hand」の項目を「Center」にすれば良い。
ちなみにここで非表示(Hidden)にもできる。
FOVの値を小さくすることで遠くの敵を狙いやすくできる(ただし、視野は狭くなる)。
マルチでは牛小屋サーバーだけBrightSkin(相手のスキンが見えやすくなる)が使える。「!utp」と発言してメニュー画面を開き
Configタブにいく。上から9番目くらいに「BrightSkin」の項目があるからそこにチェックを入れる。
ただし他のサーバーではこの機能が使えないので注意。
Option→Preferences→Audioタブから一番上の「Auto Taunt」のチェックを外すと自分のボイスは出ないようになるぞ。
敵のAuto Tauntを聞きたくない場合はOptionからPreferences→Audioタブへ行き”Play Voice Message”の項目を”No Auto-Taunts”にする。
コンソールコマンドで録画/再生ができるがデモマネージャーを導入した方が楽だからおすすめ。
ここから[ux.getuploader.com]デモマネージャーをダウンロードする。使用法は付属の「最初に読んでね」を参照。
(色々バージョンはあるがとりあえず使用確認ができているバージョンを記載)
マルチ編
今作はSteamのフレンドから同じサーバに入ることができない。入る方法は大きく二通りに分かれる。
①アドレスを直打ちして直接アクセス←アドレスが分かってる場合はこちらを推奨
‐メニューの「Multiplayer→OpenLocation」をクリックしてアドレスを入れてアクセス。
②サーバーブラウザから入りたいサーバを見つける。
‐メニューの「Multiplayer→Find Internet Game」をクリックするとサーバーブラウザが開く。
あとは「UTServer」タブを選択すればブラウザへの掲載を許可してる全てのサーバーが順次表示されていく。
メニューの「Option→Preferences」から「NetWork」タブへいく。
ここの設定を「LAN」にする。
GameTracker[www.gametracker.com]のサイト(ただし数分程度の遅延あり)から確認するか
サーバーウォッチャー[ux.getuploader.com](こっちの方がリアルタイムの状況を表示できる)をDLしていつも入るサーバーを追加すればOK
デフォルトで「@」キーを押すとログが一覧表示される(実はここでもコンソールコマンドが打てる)。
あとはローマ字を読むのに慣れると早く読めるようになる。
なお牛小屋サーバに限ってはキルログをチャットログと分離できて表示することができる設定がある。
牛小屋→unreal://gust.dip.jp
牛小屋が落ちてる時はガチ小屋→unreal://gachigoya.dip.jp
現在牛小屋サーバは(多分UT99で唯一)接続するとUT4みたいにHubというところに入る。
ここではプレイヤーが鯖管ではなくても部屋(サーバ)を立てたりそこへ入ったりすることができる。
大まかな解説は以下の画像を参照。
なお初回接続時はACE(アンチチートエンジン)関連のダイアルログが表示されるが「Install All」を選択して再接続すれば良い。
コマンドMutatorを入れているサーバはプレイ中に「!s」と発言すれば観戦モードになる。
(逆に観戦から参加は「!p」と発言)
このMutatorを入れてないサーバはいったんサーバからDisconnect(退出)してオプションのプレイヤーセットアップから
「Play as Spectator」にチェックを入れてサーバに入る。
ちなみに観戦中にコンソールを開いて「behindview 0」と入力すれば
1人称視点で観戦することができる。
逆に3人称視点に戻したい時は「behindview 1」と入力する。
(全てのコマンドはUser.iniで任意のキーにバインドすることができる。)
NewVoicePlayerというMutatorを入れることでボイスコマンドが使えるようになる。
(このMutatorを入れているプレイヤーはどのサーバーへ行ってもコマンドを入れることでボイスが聞こえるようになる。)
膨大な数のボイスがあり汎用性が高いから入れておくと便利(ただし、淫夢ボイスが多く汚いものもあるので注意)。牛小屋物置[ut99.web.fc2.com]からダウンロードできる。その他詳細はReadmeを参照。
世界共通でよくvoteされるマップは、Deck16][、Codex、Agony、Liandri、Malevolence、
1on1-Sph3res、Curse][。あと国内ではそれに加えてP4(SAKSP)、Tollなど。
武器についてはガチ小屋はほぼ海外サーバーと同じ。牛小屋は様々なオリジナル調整が加えられている。
大まかな違いは以下の通り。
DMは30点以上スコア差がつくと早期終了。
その他詳細な違いは牛小屋サイト[gust.dip.jp]のruleを参照。
管理人がリダイレクト用のWEBサーバーの設定をしていないと糞遅い速度でダウンロードさせられるハメになる。
数十分単位で気長に全部落とすのを待つかそのサーバへ入るのは諦めた方が良いかもしれない。
国内サーバーでダウンロードが遅いファイルがあれば教えてもらえると直します。
UTのインストールフォルダの中から同じファイルを探してそのファイルを適当なところに移動して保存しておく。
再度サーバに入り直すと適合するバージョンのファイルがサーバからダウンロードされる。
ACEv08h等古いバージョンのACE(アンチチートエンジン)を使ってるサーバは環境によっては
タイムアウトバグが発生する。
よくあるのがGeFroceのグラボを使っていてShadowPlay(Share)をオンにしていると競合して追い出されてしまうこと。
録画や配信で使う予定がない時はオフにしておこう。
また前述の古いACEを使っているサーバーではSteam越しにUTを起動している場合は
突然フレームレートが低下してガクガクするバグが発生することがある。
その場合はSteamオーバーレイを無効にすると解消する可能性がある。
なおオーバーレイを無効にすることでSteamのスクリーンショット機能等は使えなくなってしまう。
なのでスクリーンショットを撮りたい時はデフォルトで”F9″を押すとSystemフォルダにbmpのスクリーンショットが保存される。
以下のコマンドはUT標準ではなくMutatorによる対応のため、対応していないサーバーもある。
しかし国内のガチ小屋、牛小屋及び海外の主要サーバーでは導入されており覚えると便利。
Font sizeを”double”にしてるとほとんどの解像度で見切れてしまう。
メニュー→Preferences→Video→Font size の項目を”Normal”にすることで回避可能。
ただしチャットの文字も相応に小さくなってしまう。
操作、TIPS編
メニューの「Option→Preferences」から「Game」タブへいく。
「Dodging」の項目にチェックを入れる。これでUTシリーズお馴染みのドッジ移動が可能になる。
(やり方は移動キーを素早く二度押し。これを連続することで素早く移動ができる)
絶壁でしゃがむか歩くキーを押している間は移動キーを押しても落ちることがないから。
(もちろん敵に攻撃されてノックバックしたら落ちる)
歩くキーを押しながらジャンプをしたら通常ジャンプができる。これで大ジャンプを温存できるぞ。
コンソールコマンド(デフォルトでは”Tab”)を押して「suicide」と入力すると自殺できる。
いちいち「suicide」と入力するのが面倒な人はUTのインストールフォルダの中にある
「Systemフォルダ→User.ini」を見つけて該当するキーの項目の部分にsuicideを割り当てる。
(Pキーを自殺に割り当てる場合の例:「P=suicide」)
同じ方法でUTの全てのコマンドはUser.iniからバインドすることができる。
ちなみにUT内のオプションから操作設定のリセットボタンを間違えて押すと
1発でバインドをリセットされてしまうからこまめにUser.iniのバックアップをとった方が良い。
1stを押してチャージ中に2ndを押して撃つと弾が中心に集まるぞ。
(例:左クリックを押しながら右クリックを押す。)
あることにはあるけどタイミングがとてもシビアなので連続でするのはなかなか難しい。
空中で着地の瞬間にしゃがみor歩くボタンを押したままジャンプキーをタイミング良く押すことでバニーホップができる。
マウスのスクロールをジャンプに割り当てることで出やすくはなるがそれでも難しいため、海外ではマクロを組んでプレイしている人もいるらしい。
(マクロについてはサーバー管理人の判断によってはチートと見なされBANされる可能性も十分あるため安易に利用しない方が良い。また一般的にBT以外のゲームモードではバニーホップはルール違反とするところも多いので気を付けること。)
ドッジは前に向けてするより斜めにした方が飛距離が伸びる。
BT(BunnyTrack)等では必須の技術なので走りながら斜めにドッジをする癖を付けると良いゾ。
全員がやっておくべき設定はRefreshrateの設定(高画質プレイガイドに記載)とコロナ(目眩ましになりかねない照明)のオフ。
【コロナをオフにする方法】
UTメニューからTool→SystemConsoleと進み入力画面で”preference”と入力。
AdvancedOptionのウィンドウが現れるのでRenderingから自分の使っているレンダラを選択して開く。(例:Direct3D9 Support)
オプション項目の中から”Coronas”を探しそれをFalseにする。
設定の効果を確認しやすいマップはDM-CorseでSRの置いてある長い通路をミニガンが置いてある側の通路から
SR側へ歩くとコロナを切っていないと眩しい照明がある。
あとは人を選ぶがスクリーンフラッシュも切っておいた方が良いかもしれない。
スクリーンフラッシュは敵からの攻撃の被弾時に画面が白くなる効果のこと。
これをオフにすることでミニガン等連続で被弾している時も敵にaimしやすくなる。
しかしデメリットとしては被弾していることに気づきにくくなってしまうため、慣れが必要になるかもしれない。
【スクリーンフラッシュをオフにする方法】
UTメニューからTool→SystemConsoleと進み入力画面で”preference”と入力。
AdvancedOptionのウィンドウが現れるのでDisplayから”ScreenFlashes”の項目を見つけてFalseにする。
UT99の日本コミュニティではなんとも言えないシュールな状況の時などに何も書かずに発言して「ヒュッ」という効果音と共に左上にむさ苦しい顔を出す風習がある。
(空白Sayと呼ばれている)
またそのような状況を“むさい”と表現し、むさいプレイを集めたフラグムービーも過去には存在していた。