Don’t Starve Guide

how to new vegas for Fallout: New Vegas

Reign of Giant 初級ガイド

Overview

Don’t Starve DLC第一弾 – Reign of Giant – についてのサバイバルレクチャー。実際わかりやすいことを心がけていますが、いくつかのネタバレを含んでいます。あらかじめご了承ください。

はじめに

◆◆◆◆◆◆◆◆

 Reign of Giant(以下RoG)はプレイヤーの生存がより困難になるいくつかの環境要素と、季節の概念、いくつかの新アイテムを追加したDLCです。
 これまでプレイヤーは冬とHoundに対して備えていれば比較的長期の生存が可能でした。
 しかしRoGを導入することによって発生するいくつかの要素はプレイヤーを苦しめ、あの手この手で殺そうとしてきます。
 生き延びるためにはより過酷になった環境に適応するための新しいやり方が必要です。

 当ガイドではRoGによって追加されたいくつかの新要素について説明しつつ、それらの問題を解決するためのレクチャーを紹介します。

 なお、当ガイドは基本的にキャラクターを限定せずに書きますので、実際のプレイではより効率の良い手段を執ることが可能だと思われます。
 また、ゲーム内の進行状況に応じて解明されるいくつかの事項について言及することがあり、いわゆるネタバレ・Spoilerの要素を含みます。ご了承ください。

1.四季と気候

 RoGのもっとも大きな変更点の一つとして、今までは冬以外に特色がなかったその他の季節に調整が加えられていることが挙げられます。
 例えば春には降水量が増え、繁殖期を迎えたBeefaloやBeeは敵対的な存在に変化します。
 夏には強い日差しが照りつけ、プレイヤーの体温を上昇させてOverHeatingを引き起こすほか、自然火災によって突然森や畑が燃え出すようになり、対策に追われるようになるでしょう。
 特に夏季におけるOverHeatingは冬のFreezingと同様にプレイヤーの体力を奪っていくため、適切な対策をしていなければ死に直結する危険な季節です。
 ゲーム開始時の季節は春か秋のランダムで始まりますが、ゲームオプションで変更することもできます。しかし一つ確かなことは、開始季節が春か秋のどちらであれ、速やかに夏か冬に備えなければ生存は難しいということです。

 以下にWikiaから引用した各季節の特徴をまとめます。

  • 降水量と雷が増える
  • Beefaloは常に発情期となり、全てのBeeがKillerBeeに変化する(ただし捕獲した際はBeeとして扱われる)
  • ウサギ穴が閉じる
  • 気温が上がり、OverHeatingを引き起こす元となる
  • 日照時間が長い
  • プレイヤーの近くにある物が自然発火する
  • 暑さで植物がしおれる
  • Mini Glacier(氷塊)が溶ける
  • 食物が腐りやすくなる
  • 実際特徴がない
  • 夜が長い
  • 気温が下がり、Freezingの原因となる
  • Penguinが出現する
  • 食物が腐りづらくなる
  • 植物が育たなくなり、Lure Plantが活動停止する
  • 池が凍り、釣りができなくなる

[ja.dont-starve.wikia.com]

2.降雨とWetness

 ゲーム中、おそらくは最初に遭遇する新要素がWetness(濡れ)でしょう。
 Wetnessはプレイヤーとその持ち物を含むマップ上の全てに影響する、ある種の状態変化のようなものです。
 降水に晒されたり、あるいはCampfireのような高温の熱源に近づくことによって上下するほか、既存・新しい装備品に設定されたWaterproof(防水性)によってあらかじめ耐性を得ることができます。また、葉のついた木の陰では少ないながらも防水効果を得ることができます。
 Wetnessの上限は上が100、下が0。防水性の上限も100で、この値に達した場合、Wetnessは全く上昇しなくなります。火元にいれば暖気効果でWetnessを回復させる効果――つまり乾かす作用――が発生するため、防水性によっては相殺することも十分に可能です。
 例えばどしゃ降りの雨の中でも、木陰で強火のCampfireに当たっていればWetnessの下降はかなり緩やかなものとなるでしょう。逆に防水性が100に届いていない限り、降雨下では常にWetnessが増加します。

 以下にWetnessによる影響を記します。
 なお、アイテムとプレイヤーはそれぞれ独立したWetnessが設定されているため、プレイヤーの防水性が完璧でも、拾ったアイテムが濡れているようなことが起こり得ます。

    プレイヤーの影響

     

  • Sanityが減少し始める ※
  • 手が濡れてしまい、手に持った装備を落としてしまうことがある ※
  • 雷によって大ダメージを受ける ※
  • 体温が低下する
  • インベントリ内のアイテムが濡れる ※2
    アイテムの影響
  • 火にくべた際の燃焼効率が落ちる
  • 手に持つタイプの装備品の場合、使用時に滑って落とすことがある
  • 食糧はより早く腐るようになる
  • 防水効果を持たない装飾品が水浸しになり、装着するとSanityを減少させるようになる
  Wetnessが35以上になったときのみ
※2 PiggyBackは完全防水されているため、内部のアイテムが濡れない

 食糧やSanity回復手段が限定的な序盤において、Wetnessは大きな足かせとなります。Wetnessが100まで上昇すると体温が下がりきり、Freezingによるダメージまで発生します。Freezingまで行き着くことは滅多なことではありませんが、降雨時はすみやかに防水対策を取り、Wetnessを35未満に維持することがベストでしょう。
 また、RoGから洞窟内でも地上の雨水が染み出すことで雨が降るようになりました。洞窟内の気温は地上と比較してかなり低いため、Freezingが起きやすくなっています。気をつけましょう。

 上で触れたとおり、いくつかの装備、取りわけ頭に装着する装備の多くは簡単ながらも防水性を持っていますが、もっとも効果的なのは傘を差すことです。
 Pretty ParasolはTwig x4 Grass x3 Petal x6から簡単に作ることができる入門的な防水装備ですが、これだけで50%の防水性を持っています。
 Grass x12から作れるStrewHatも20%の防水性があるため、この二つを組み合わせるだけで70%の耐性です。木陰やCampfireと組み合わせれば防水性は完璧となり、濡れた体を見る間に乾かすことが可能です。
 しかし強力な防水装備である傘には弱点もあります。傘は手に装備していなければ意味がないため、Torchが必要な夜間は手放さなければなりません。

3.夏とOverHeating

 長い雨の果てに夏がやってきます。
 この時期の厳しさは冬に並ぶものです。急激な気温上昇によってプレイヤーがOverHeating(熱中症)を起こし、体力を奪われてしまうからです。冬季におけるFreezingと同様に前もって暑さに備えなければ、この季節を乗り切ることは難しいでしょう。また、所有中のアイテムが他の季節よりも早く腐るため、食糧の確保が冬季よりもなお難しいのも問題です。
 鍵となるのは、そしてThermal Stoneといった耐暑装備です。詳しくは以下で説明します。

Endothermic FireとThemal Stone

 Nitre x2 Grass x3から作れるEndothermic FireはCampfireの冷却版ともいえる機能を持っています。この青い火を放つ焚き火はCampfireのように暗闇を照らし、周囲にある物の熱を下げます。
 Thermal StoneはRoG以前ではHeat Stoneと呼ばれていたアイテムが別の機能を持つようになった物です。
 Rock x10 Pickaxe x1 Flint x3で作成可能なこの石は、Endothermic Fireの冷気に曝せば凍りつき、そのまま持ち歩くことでプレイヤーの体温を冷ましてくれます。冬季には火の元に置くことで耐寒装備としても機能するため、夏か冬を迎える前に必ず作っておきましょう。ただし一定の時間をおくと冷気・熱を放出しきり、常温になってしまうのを忘れないでください。
 

傘と帽子

 Wetness対策としてお世話になったPretty Parasolも体温の上昇を防ぎます。上位互換のUmbrellaはさらに高い耐暑効果を持ちます。作成にはTwig x6 Pigskin x1 Silk x2と、それなりの準備が必要ですが、PigskinはHammerでPighouseを破壊することでノーリスクで入手可能なほか、SilkもTrapでSpiderを捕まえれば安全に入手できます。非常に強力な耐暑装備なので、できれば春の間に材料を集めておきましょう。StrewHatも微弱ながらも助けになります。組み合わせればそれだけ長時間外での行動が可能になるので、装備しても損はしません。

 胴に装備する耐暑装備としてはSummer Frestが手軽です。
 この胴衣はRope x1 Crimson Feather x3 Pigskin x2から作成可能で、15日間それなりの熱を凌いでくれます。Crimson Featherはたまに上空から降りてくる赤い鳥をBoomerangで殺すか、BirdTrapとBirdCageを使って生け捕りにすることで定期的に入手可能です。早い内からBoomerangを持ち歩くようにしていれば、それほど苦労せずに作ることができるはずです。

メロンと氷

 おおよそ最後の手段とも言えるものが、Ice CubeとFashion Melonです。
 このユニークな二つのかぶり物は、使える時間は短い間ながらも、装備してる限りは体温を一定に保てるという強力な効果を持ちます。
 しかし、Fashion Melonは装備しているとWetnessの最低値が33で固定され、さらにSanityが低下し続けます。
 Ice Cubeに至ってはWetnessが50あがるため、Sanityやアイテムへの影響は避けられません。IceCubeの作成にはそれなりに貴重なGoldNuggetを消費するのもマイナス点です。暑さで死ぬよりマシとは言え、使うにはそれなりのリスクが発生するため、『そういう手段もある』といった程度に認識しておくのがいいでしょう。なお、手持ちのIceを食べることで一時的に体温を下げることも可能です。氷はすぐに溶けてしまうので使いづらい手段とはいえ、いざという時は試してみましょう。

暑さを避ける

 気温は夜になるつれて低下します。遠征中に耐暑手段を失ってしまったような場合、日中は木陰で時間を潰し、夜の間に物資が確保できる場所に避難することもできます。
 また、地下洞窟は気温が低いため、夏の間は洞窟で過ごすのもいいでしょう。ただし地下は凶暴な動物が多いほか、絶えず暗闇と戦うことになるため、生半可な装備で向かうと命に関わります。注意してください。

Wetnessの利用

 Wetnessの蓄積値によって体温を低めに保つことができます。
 PiggyBackなら防水処置が施されているため、食糧を入れておいてもWetnessの影響を受けません。
 適切なSanity回復手段があれば意図的にWetnessを稼ぎ、体温を調整するのもありでしょう。

Ex.夏の過ごし方

 全てが凍り付く冬とは違い、夏は全てが早足です。
 OverHeatingを避けるために拠点に籠もろうにも、襲来するRedHoundは死亡時に火を撒き散らし、自然発火まで起きる始末。心の安まるときはありません。
 そこでこの項目では夏の野営地を守るための手段についていくつか説明したいと思います。

1.食糧を冷蔵する

 Ice Boxはゲーム中もっとも役に立つ施設の一つです。
 この3×3の容量を持つ箱は、中に入れた食糧が二倍長持ちするだけではなく、Iceなら絶対に溶けなくなるという素晴らしい機能を持っていますが、作成にはGoldNuggetと、貴重品であるGearが必要になるという難点があります。
 Gearはマップ上にランダムで発生する遺跡に落ちていることがあるほか、それらの遺跡を守っている機械仕掛けの敵を倒すことで複数入手することができます。また、砂漠地帯を転がっているTumbleweed(黒くて丸いアレです)を調べることで低確率で入手可能です。
 Ice Boxは食糧の保存に圧倒的な貢献をしてくれるため、是非探してみてください。

2.消火設備を作る

 自然発火に備えるにあたって重要なのが消火です。Ice FlingomaticはIce Boxと同じくGearを使う設備ですが、自然発火の兆候である煙が射程圏内に発生した場合、自動で火災を消し止めてくれます。作成にはGear x2 Ice x15 Electrical Doodad x2が必要です。
 この設備は暑さでしおれた植物を元の状態に戻す機能も備えており、適切な場所に配置すれば火災を消し止めると同時に夏場の食糧確保にも大きく貢献してくれます。ただし、FirepitやCampfireの炎を消火してしまったり、Tallbirdの子供を氷漬けにしてしまうのが玉に瑕です。また、もしこれらの消火設備がなくても、煙が出始めたときにクリックすることで叩いて火を消すことができます。

3.Piggy Backに保管する

 一般的な収納として扱われるTreasure Chestは簡単に作れる反面、耐久力が低く、火が付くとすぐに燃え尽きてしまう欠点があります。
 Pigbackを活用しましょう。
 Pigskin x6 Silk x4 Rope x2で作成できるこのバックパックは炎とWetnessに耐性があるため、保管した品物を火災から守ることができます。

4.RoG以前のプレイヤーへ

 一つ注意することがあります。
 RoG適用前ではAlchemyEngineやScienceMachineといったいくつかの設備は炎に耐性がありましたが、RoGを適応することで耐性を失う物があるため、可能ならIce Flingomaticで守っておくといいでしょう。
 実際にどの施設が燃えるかどうかを確認するにはTorchを使いましょう。その施設が燃える物なら右クリックでLight(点火)することができるため、一目で見分けることが可能です。

まとめな

 ここまでのことを実践できれば、夏の暑さや雨にも負けずになんとかなるかと思われます。
 記事の趣旨上、かなりのことを割愛しましたが、重要なことは書いてあるはずです。

  • 傘と帽子は濡れと暑さの両方を防ぐ
  • Themal Stoneは夏場も役立つ
  • 春と秋で夏と冬に備える
  • 頑張ってGearを探す

以上が当ガイドのまとめです。
 Good Hunting Stalker!! 🙂

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