Overview
斬子を100戦以上使った私が、斬子の特徴、基本的な立ち回り、サンプルデッキについてお教えします。斬子を使ってみたい方は読んでみてください。
はじめに
Steamで絶賛発売中!100%おれんじじゅーすっ!楽しんでいますでしょうか。斬子にさくらみこ氏のボイスが追加されたので、使ってみようかな?と新しく買う人も多いと思います。しかし、斬子のそのユニークすぎる性能に困惑する人も多いのではないでしょうか。
そこで、斬子を100戦以上使った私が、斬子の基本的な立ち回りや相性のいいカードをお教えします。そのうちこのガイドを動画として出す予定もありますので、読むのが面倒な人はそちらをご覧ください。
このガイドはこちらのガイドも参考に作成しております。プレイ当時非常に助かりました。
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斬子とは?
くりすまシュ~時代(左)は黒いナース服で体温計を咥えていた。この時代は道行く人物を病気だと断定して手術しようとするやべぇ女だった。薬も飲むし血も吐く。SCRAMBLE時代(右)はわりと知的に見せていたが、やっぱり薬は飲む。
わるだ組所属の医者……と思いきやコスプレをしただけのやべぇ女らしい。23歳(※くりすまシュ~時点)。片メカクレ、白衣、狂気、流し目、八重歯など、多数の属性を持つ。かわいいですね。さくらみこ氏の衣装も表情がとてもいいですね。特にジャンプしてるやつ。最高にかわいいと思います。ボイスはクールなお姉さんの感じではなく、どちらかというとかわいらしいテンションアゲアゲの趣味がやべぇ女って感じのボイス。その奇妙な魅力にメロメロになることでしょう。なりましたね?ということで、斬子を使ってみましょう。
ステータス
まずは、斬子のステータスを見てみましょう。
まず見るのはDEF。DEFは低いです。-1というと、見かけはちょっと低い程度に思えますが、これよりも低い数値は、ミウサキと先制時のカエだけであり、ミウサキは防御時にダメージを全て2以下に抑え、カエは防御が下がるほど攻撃力が上がるなど、非常に大きなメリットがあります。
では、斬子のメリットはどこにあるのか?それはもちろん、その最大HPの高さです。HP8という数値は、このゲームの中のプレイアブルキャラクターの中でも空飛ぶ城と並んで最も高い数値です。HP8の強さは、8点ダメージまでは確定で耐えられるということにあります。これは店長を除くボスや、スターブレイカー、ユキ、7ガルなどの攻撃を100%耐えるということを意味します。他に8点ダメージを確定で耐えられるのはフェルネット、キョウコ、ミウサキ、空飛ぶ城しかいません。ただし、DEFが低いため、店長の9点ダメージは1/3の確率で耐えられないので、注意が必要です。この耐久力が斬子のメリットの一つです。
そして、耐久の高さに加え、ATK、EVDは0であるため、1点ダメージに対して回避がしやすいなど、出目さえ良ければ悪くないステータスです。これだけ見ると、高めの耐久と低くない攻撃力を両立した高水準のキャラクターに見えます。
しかし、斬子は非常に大きなデメリットを抱えています。それがこの回復ができないというもの。どんなカード、どんなマス、どんなイベントを用いても回復することは不可能です。(追記:携帯プリンや瞬間再生(さらに追記:瞬間再生が回復効果に変更されました。R.I.P.斬子。)で回復(HPをセット)できるようになりました。これらを積む価値も大いにありそうです。)ただし、ただ一つだけ回復する方法があります。ダウンして復活することです。そうすることでHP8という耐久力を取り戻すことができます。このデメリットは非常に大きく、少しでもダメージを受けてしまうと、低いDEFと低いHPを持ったキャラクターとしてプレイすることになります。なんてことだ。
そして、もう一つの能力が、バトルカードを使用するとそのゲーム中最大HPが1下がる代りにATKとEVDが上昇するというもの。ですが、これはどちらかというとデメリットの方が大きいです。最大HPが7になってしまうと、それだけで8点ダメージを耐えられなくなってしまいます。立ち回りの説明の際にもお話しますが、バトルカードは終盤だけ使う方がいいです。
ではここでハイパーを見てみましょう。
レベル2、コスト10
『自分を含めた』HP1のキャラクターをダウンさせ、ダウンさせたプレイヤーの数×25スターを得る。このハイパーは比較的強力です。まず、使えば必ず15スター以上を得ることができます。つまり、基本的には使えば必ず得をするということです。さらに、このカードを用いて自分を倒すことにより、スターを他人に渡すことなく倒れることができます。能動的に低リスク、低コストで倒れることができるのは他のキャラクターと大きく違うとても強いところです。そして、復活することで元の高いHPに戻ることができます。ハイパーで自分を倒し、復活してHPを戻す。これが斬子の基本です。
ただし、デメリットもあります。まず、HP1でなければ倒れることができないということ。DEFの低い斬子にとって、残りHPを細かく調整することはたとえPoppo相手でも非常に難しいです。調整出来ずに倒されたら目も当てられません。次に、HP1の相手を倒すことが必ずしも強くないこと。ハイパーで倒れるとスターを他人に渡さないのは相手も同じです。例えば、HP1のキャラクターだけがたくさんのスターを持っているなど、誰かが殴って倒した方がいい場面も多いです。闇雲に使わずに、使い所をしっかり見極めましょう。
これらが意味することは、斬子は何も考えずに使うと弱いキャラクターであるということです。なんてことだ。しかし、決してどうにもならないキャラクターではないので、このガイドを参考にして、ぜひ使ってみてください。
まとめると
- 高い能力を持つが、回復できないという大きなデメリットがある。
- スターを落とさずに倒れて復活し、回復するのが基本。
- ハイパーは使えば得するが、使い所が難しい。
これが斬子の特徴です。
立ち回り
斬子を使う上で、序盤、中盤、終盤通して絶対に意識しなければならないことがあります。それは、いかにスターを落とさずに倒れるか。ということです。これは他のキャラクターを使っている時にも考えるべきことですが、斬子は特に意識しなければなりません。
なぜなら、他のキャラクターは回復することで倒れることを防ぎ、それによりスターを落とさないように立ち回ることができますが、斬子はそれができないからです。
重要なのは、HPを1に調整することではなく、スターを落とさずにダウンすることです。最もするべきことはスターを落とさないことであり、ハイパーを使うことではありません。ハイパー以外でもスターを落とさずにダウンする手段があるならそれに頼りましょう。ボンバーやエアレイドなどのフィールドイベントや、カモメの襲撃や無差別な支援爆撃などのカードにより、HP調整、もしくはダウンしましょう。
では、序盤、中盤、終盤の大まかな立ち回りについて説明します。
ゲーム開始から二人がレベル3になるくらい。
特にすることがないので、スターを集めます。残りHPが少ないプレイヤーがいたら殴ってもいいでしょう。平均して、斬子は1ゲームにつき1回か2回ダウンします。ダウンせずにゲームが終了することはないと考えてください。そのため、序盤に7gullに襲われた場合、あえて早めに倒れるのも手です。序盤の多少のテンポロスは後半で取り返すことができます。バトルカードは絶対に使わないようにしましょう。
ボスが出現するくらいまで。
それなりにスターが集まり、HPも多少減っていることでしょう。ここからは特にHP管理を意識して動きましょう。ボスが出現する直前くらいにHPを戻すことができればいい感じです。ウサビットやビッグマグナムなど、HP調整のために1枚くらいならバトルカードを使っても大丈夫です。ただし、バトルカードを使った場合はボスの攻撃が耐えられなくなる可能性があることは忘れないようにしましょう。
誰かがレベル5になったくらい。
ここからは逃げ切り、もしくは逆転のターンです。自分が1位なら防御系のバトルカードを使いながら逃げ切りを意識し、そうでなければビッグマグナムやアクセルハイパーなどで1発逆転を狙います。 もう最大HPは必要ありません。他の耐久系キャラクターは逆転を狙うことが難しいですが、バトルカードを使った時にATKが+1される斬子は逆転するだけの力があります。また、HPに余裕があるなら、ボスマスとドロップマスの分かれ道でボスマスを選ぶという強気な選択も場合によっては必要です。
以上が、斬子の基本的な立ち回りです。
まとめると
- とにかくスターを落とさずにダウンする方法を考える。
- 序盤はバトルカードを使わずスターを集めるが、倒れてもよい。
- 中盤はスターを失わないようにダウンする。
- 終盤はHPを消費して一気に勝利を目指す。
という感じです。スターを落とさずに倒れるテクニックは他のキャラクターにも応用することができます。
デッキ一例
最後に、デッキの例を二つほど紹介しておきましょう。斬子はカードがある程度揃わないと強くないので、ある程度パックを剥いてカードを増やしておくことをおススメします。
斬子のデッキには大きく分けて2種類あります。神々の戯れを使うデッキと使わないデッキです。まずは使わないデッキを紹介します。
探究心や素敵なプレゼント、お嬢様の特権でカードを引き、無差別な支援爆撃でHPの調整を行うデッキです。封印された守護者は絶対に入れましょう。序盤ほとんどカードを使わない斬子と幸運のお守りは相性がいい。後半での逆転やHP調整にも有用なビッグマグナムも入れています。
神々の戯れで封印された守護者を使うことを目的としたデッキ。強制蘇生はダウンしているキャラクターがいない場合、神々の戯れでも発動しないため、神々の戯れで封印された守護者を使いやすくしています。注意しなければならないのは、トドメの手術もイベントカードであるということ。誰かがHP1の時に神々の戯れを使うと、トドメの手術を使われることがあります。しかし、うまく決まった時のメリットも大きく、何より楽しいのでこのデッキは強くおススメします。封印された守護者を引いてもすぐに捨てず、神々の戯れで使われることを期待するのも手。
以上がサンプルデッキです。斬子と相性のいいカードは他にもあるので、色々カスタマイズしてみることをオススメします。
終わりに
とりあえず使ってみたい人向けに、斬子の基本的な立ち回りについて書きました。これを知るだけでも斬子がとても使いやすくなるはずです。ボイスも実装されたこの機会に、是非ともお使いください。
そのうち得意な相手や相性のいいカード、フィールドイベントについても追記するかもしれません。