Ultimate General: Civil War Guide

UG:CW 雑感雑記 for Ultimate General: Civil War

UG:CW 雑感雑記

Overview

このガイドは、私がUG:CWのプレイを通して戦闘の仕組みや武器の性能などについて感じた事を色々と書き溜めておくためのものです。直接的に攻略とかチュートリアルとかをするものではありませんが、「日本語対応したし始めてみたけど右も左も全然わからん!」 という方がこのゲームの雰囲気を掴むための助けとなれば幸いです。

UG:CWの戦闘

Ultimate General: Civil Warの戦闘は、一言で言うと「場所取り合戦」です。お互いに「この場所が欲しい!!」という地点があって、それをバカスカ撃ち合いーのズバズバ斬り合いーのして自分らのものにしましょうね、というやつです。仁義無き縄張り争い。おどりゃ俺らのシマ(州)で何しとんじゃーい。と。
その過程で「敵に大ダメージを与えられたらうれしいな」とか「こっちの被害を抑えられたらうれしいな」とかもありますが、それらはまぁ副次的な要素です。気にしなきゃいけない時だけ気にすれば良いのです。

 
さて、相手が居座ってる場所を分捕る……あるいは自分が居座ってる場所を分捕られないようにする……にはどうすれば良いのでしょうか。
答えはズバリ「潰走(ROUT)させる」、これに尽きます。

 
――はて、「潰走(ROUT)」とは何ぞや?

UG:CWで戦う兵隊さん達の多くは徴兵・志願の違いこそあれ元一般市民であり、FPSのキャラクターのように戦争の間じゅうキリングマシーンでい続ける事は不可能です。走れば疲れるし隣の人が死ねば死の恐怖に直面します。
そういうアレが溜まりに溜まってもう駄目だ、これは我慢ならないという風になると、彼らはあなたが指示した持ち場を放棄して勝手に後退してしまうでしょう。これが「潰走(ROUT)」です。

 
しかし悲観するのはまだ早い。偉い人は言いました。「争いは同じレベルの者同士でしか発生しない」と。いや言ってないかもしれない。でも偉い人が言ったという事にしておけばこの言葉に箔が付くので、ここでは偉い人が言ったという事にしておきましょう。
戦争もまた争いである以上、兵隊個々人の条件は割と対等です。敵さんも死ぬのを怖がったり戦うのに疲れたりします。であればUG:CWの戦闘に勝つための方針が唯一つ、「如何に相手を安く・早く・多く潰走(ROUT)に追い込むか」になるのもまた必定なのです。
Q.E.D.証明完了。

さて、一つの問いに答えが出れば、そこに残るのは新たな問いと相場が決まっています。
ここでの新たな問いは「じゃあどうやって敵さんを潰走(ROUT)させるねん!!」といったところでしょうか。
ところで僕は割とくすぐったがりで、他人に脇腹をちょいと揉まれるだけでぎょえーとなってしまいます。
それが何の関係があるんじゃい。大有りなんだなそれが。

 
人間様の視野というのは草食動物と違って、自分の真横や真後ろまでカバーするようにはできてません。できてるとしたらそりゃ改造人間かニュータイプです。19世紀にそんなもん居やしません。23世紀くらいなら事情が違うかもですが。
とまぁそういうような訳で、UG:CWの兵隊も横とか後ろから攻撃されるのをとても嫌がります。非常に嫌がります。ガチのマジで嫌がりまくるので二回言いました。これで三回目か。仏の顔も三度笠。ソース二度漬け禁止令。

 
要するに何が言いたいのかというと、敵を横から撃ちまくれば高速で「潰走(ROUT)」させる事ができますよ、という事です。当たり前ですね。後ろからならもっと早いですが、これはちょっと難しいでしょう。難しい事は無理してしようとしない。できる事からしっかりと。

そんな訳で、UG:CWの戦術というのは相手の嫌がる事をやり通したもん勝ちという嫌な結論が出てしまいました。うんうんそれもまた戦争だね。マルチプレイが追加されたらなかなか素敵な友情破壊ゲーになるんじゃないでしょうか。史実じゃ友情どころか国家の統合が破壊されかけたんでこれも致し方ないでしょう。

「横や後ろから撃つのが強いのは当然じゃん。正面きっての撃ち合いはどうなのよ」ですって?こんな怪文書をここまで読んでおいてなおそれを尋ねるとは素晴らしい勇気の持ち主ですね。そんなあなたの適職は戦列歩兵の最前列です。さもなくばテルシオですか。このゲームにテルシオはないけど。そりゃそうだ。

 
はっきり言って、このゲームにおける正面対決というのは余程の戦力差がない限り「泥仕合」以上のものにはなりません。お互い無為に兵隊をバタバタ地に伏せさせていく不毛オブ不毛な行為、それが正面からの撃ち合い。
しかしながら、戦争というのは「したくないからやらない」では済まされない事がしょっちゅうです。どうしても正面からメンチきりあって戦わなくちゃいけない事も多々あります。相手にそうする事を強いた方が得になるシチュもあります。クソゲー?もとより戦争はクソゲーだよ!!平和が一番!!ラブアンドピース!!みんな戦争ゲーやって平和の尊さを学ぼう!!!

 
さて、出来ればやりたくないけどやらなくちゃ生きていけない、まるで労働の如き正面戦闘を切り抜けるために、このゲームの製作者……もとい神様は色々なもの兵隊さんに授けてくれました。
森や林、塹壕、建物、これらはその中に入っている兵隊さんを弾丸の雨から庇ってくれます。いわゆる「カバー(COVER)」ってやつですね。全部の弾丸から庇ってくれる訳じゃないですが、それでもあるとないとでは大違い。きのこの山とたけのこの里くらい違います。なお、どっちが「ある」でどっちが「ない」かについてはコメントを差し控えさせて頂きます。

「カバー(COVER)」を確保する最大の利点は、「少数の兵隊でより多くの敵と撃ち合いができる」という所にあります。大勢でドッタンバッタン大騒ぎするとそれだけ死傷者も多く出ますが、はじめから少人数なら最終的に出る死人の数も減ります。どうせ割合で被害が出るなら母数を減らして損失を減らそうって魂胆ですね。だだっ広い平地だとこうは行きません。「カバー(COVER)」万歳。

UG:CWの戦闘 総括

グダグダと意味不明な繰り言を並べてしまいましたが、結局のところUG:CWの戦闘で絶対気にするべき点は以下に集約されます。

  • 敵を「潰走(ROUT)」させろ
  • そのために敵の側面へ回りこめ
  • 正面からの撃ち合いはそれを選んだ時点で損失が発生している
  • だからそれを軽減するために「カバー(COVER)」を確保しろ

この辺が分かっていれば、敵――北軍か南軍か知りませんが、そいつら相手にそれなりに頑張れるようになる筈です。たぶん。

UG:CWの武器

前章を書いて疲れました。またいつか書きます。

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