Overview
ゲームに付属している公式マニュアルの日本語訳です。まだ未完成で、随時更新します。量が膨大なのでひとまず中断します…
バトルの基本
マップの移動: 右クリックしながらマウスを動かすと移動できます。カーソルキーでも代用できます。
ズーム: マウスのスクロールキーで行います。
単体ユニットの選択: 左クリックで選択します。緑色でハイライトされます。
選択解除: マップのユニットがいない場所を左クリックして解除します。
複数ユニットの選択: Ctrlキーを押しながら複数のユニットを左クリックして選択するか、左クリックしながら枠を広げて複数を選択します。
2通りの方法があります。
1.左クリックで選択し、右クリックで移動地点を命令します。
2.左クリックで選択し、そのまま行き先まで線を引きます。これは複雑な経路を指示する事が可能で非常に有用です。
遠くの距離を移動する場合ユニットは自動的に縦列陣形を組みます。陣形を組む際は多少時間がかかります。
部隊/師団の移動: 画面下の部隊(Corps)/師団(Divisions)パネルを選択して右クリックで対象地点までの移動を命令します。
カスタムグループの移動: 複数選択した後に右クリックで移動を命令します。
フロントラインの形成: グループを選択した状態で右クリックを押しながら目的の地点から地点までの線を引き、フロントラインを形成します。
移動中のユニットをダブル左クリックすると停止します。またはユニット選択後、画面下のアイコンからも命令できます。
画面下のボタン”Double Quick”を押すか、Rキーで走る/歩くモードを切り替えます。走るとユニットはコンディションが早く下がってしまいます。騎兵(Cavalry)とスカーミッシャー(Skirmishers)は常に走っており、砲兵(Artillery)は遠くへ移動命令を出すと自動で前車を取付します。
その場での回転: ユニットを選択し、左シフトを押しながら向きたい方向へ回転させます。
移動先での回転: ユニットを選択し、目的地上で右クリックを押しながら向きたい方向へ回転させます。
ユニットは近くの脅威に対して自動的に攻撃を行います。手動での攻撃方法は以下の通りです。
選択したユニットで対象の敵ユニットを右クリックすると範囲攻撃を開始します。その際ユニットは使用している武器の射程に入るまで移動します。ですが脅威が大きい等、一定の条件で手動攻撃は自動でキャンセルされ身を守る形を取ります。
突撃は非常に強力なコマンドで近接攻撃ボーナスを得られるなどエリア制圧に向きます。反面、多くのコンディションが消費され、銃撃に対して脆弱になります。
対象をダブル右クリックで突撃します。また、画面下のChargeボタンを押していると近くの脅威に対して自動で突撃します。コンディションが低い状態だと突撃は行えません。
最も安全なのは戦術的撤退として後退コマンドがあります。Fキーか、画面下のFall Backボタンを押すとユニットは正面の敵に対して安全なポジションへ後退します。
但し後ろの敵に気を付けてください、後退中は後ろの敵に対して脆弱です。
士気(Morale)が低い状態(17%より低い)ではユニットはコントロール不能となり自動的に後退します。ユニットの旗(アイコン)は白くなり動揺状態を表します。この状態のユニットはさらなる敵の脅威に晒されると何も出来なく伏せるしかなく前線が保てなくなります。
ユニットの士気(Morale)がゼロにになると退却します。(ユニットの旗は白く点滅)退却中は命令を受け付けなく反撃もできません。安全な場所を探しますが、この時に側面、背面攻撃を受けると捕虜として囚われてしまいます。
ユニットが退却してる時は敵に降伏してしまうリスクが高いです。例えば敵のユニットを降伏させた時、そのユニットは特別な旗アイコンで表示され捕虜としてあなたのコントロール下に置かれます。また、そのユニットを画面下のWithdrawボタンを押してマップから排除する事が可能です。
ユニットの兵数の70%を失った時は壊滅し戦場から消えてしまいます。壊滅したユニットは今後のキャンペーンからも削除されます。
初期状態のユニットは敵を自動で攻撃したり敵に対して移動しますが、画面下のHoldボタン又はHキーを押して待機コマンドを実行するとその場で自動移動/攻撃を止めます。待機は背後からの攻撃又は士気が大きく減った時に自動で解除されます。
様々な地形は戦術に大きな影響を与えます。全ての地形には遮蔽率があり数値は兵士の防御に影響します。例として、草地と森林にユニットを展開した場合は明らかに森林の方が損害が減ります。さらに丘や高所に展開した時は敵の発見率、士気、命中率のボーナスを得られます。
マップの要所には銀色の盾フラッグがあります。そこを歩兵か砲兵で占領すると大きな防御ボーナスを得られます。
優秀な将校は常に側面と背面を堅守し、逆に敵のそこを常に狙っています。これを受けたユニットは通常より大きいダメージを受け、士気が大きく下がります。また、ユニットの横に側面であれば”FLANKED”と表示され背面だと”REAR FLANKED”と表示されます。
騎兵(Cavalry)はライフルを装備している場合、下馬してスカーミッシャーとして戦う事が出来ます。下馬した場合、近接攻撃に対して脆弱になりますが遮蔽ボーナスの恩恵を受けます。
歩兵旅団は同ランクのスカーミッシャーとして分離する事が可能です。スカーミッシャーは歩兵旅団と同じ武器を持ち、遮蔽ボーナスを得て素早い移動が可能になります。敵の歩兵旅団を混乱させる事に有用です。
弾薬は有限です。補給ユニットの表示する円の内側にユニットを配置すれば補給を行います。
補給する上で高価な砲兵の弾薬管理は特に重要です。結果的に軍全体の弾薬数を抑えることに繋がります。ユニットの弾薬が少なくなればユニットの横に表示がでます。
ユニットの弾薬が無くなった時、攻撃は可能ですがリロードスピードが大きく減少し効率が悪くなります。これは戦場から弾薬を探し、拾う様子をシミュレーションしている為です。
このゲームは陸軍組織をシミュレートしています。部隊将校(Corps Generals)は戦場において特別なユニットで全ての下位師団と歩兵旅団に対して士気ブーストを与えます。師団将校(Division Generals)はユニットとして戦場には赴きませんが全ての軍の効率に影響します。最後に歩兵旅団長(Brigade Officer)、先導長(Leading Officer)はシングルユニットで特別なアビリティを持ちコマンドを実行できます。
将校は負傷や死亡する事があり軍全体に大きな影響を与えます。部隊将校(Corps Generals)が敵により倒された場合は円の影響範囲効果はなくなります。歩兵旅団長が死傷した場合、そのユニットは経験値に関係なく効率の低下を招きます。
重要な要素としてマップ上には占拠する事で戦略上の恩恵を受ける地点、もしくは勝利につながる地点があります。戦略地点は以下の3つのタイプに分けられ兵士を地点の周囲に集める事で占拠できます。
作戦目標: 作戦目標地点はマップ上で固定され、作戦パネルより確認する事が出来ます。ミッションでは常に作戦目標があり成功する事で勝利となります。作戦目標は変動する事もあり作戦パネルで確認しましょう。
補給地点: 固定の補給地点で円の周囲のユニットに補給が可能です。
偵察向上地点: 丘や建物の場所にあり、ユニットを近づける事で有効になります。占拠すると視界が広がり偵察ポイントが向上します。
バトルの詳細
戦闘ユニットは4種類あり、歩兵、騎兵、砲兵、スカーミッシャーがあります。将校と補給車は特別で攻撃を加える事はできません。
- 歩兵
歩兵旅団はあなたの軍の背骨になります。銃剣マスケット銃を装備し攻守において活躍します。武器は一定の射程を持ち将校によって統率され合図と同時に一斉に射撃します。また、歩兵旅団はスカーミッシャーに分離する、ユニークなアビリティを持っています。 - 騎兵
騎兵は2種類のカテゴリに分けられます。カービン騎兵とショック騎兵です。カービン騎兵は中長射程の武器を持ち乗馬/下馬が可能です。ショック騎兵は短距離銃とサーベルを持ち乗馬/下馬はできませんが近接戦闘においてとても強力です。
騎兵は移動速度に優れ、偵察、側面攻撃などに特化しています。弱点は大きな図体で、敵の正面への突撃などは最悪な結果を招きますので注意してください。馬は大きな的です。 - 砲兵
砲兵ユニットの砲数は制限があります。各ユニットは最大25砲までしか割り当てられません。砲兵は3種類の弾薬タイプに分けられ射程に入ると自動で攻撃を開始します。
ソリッドショットは長射程から致命的な一撃を加えます。シェルショットは中距離からの爆発ダメージでより致命的なダメージを加えますが、リロード速度が遅く命中率もあまりよくありません。3つ目はキャニスターショットで短距離砲で最も破壊力があります。
砲兵の弱点は近接攻撃と短距離攻撃なので別のユニットで守るといいでしょう。また砲兵は視界が悪いので別のユニットで偵察を行い視界を広げると最大射程も増えるでしょう。 - スカーミッシャー
スカーミッシャーは自在な隊列を組み敵との距離を適切に取るように動きます。またカバーボーナスとステルス性に長けており森林での待ち伏せ、裏どり、敵の前進を遅らせる、補給車を襲撃、後方偵察等が得意です。不向きなのは防衛等で近接攻撃に対しては最も弱いです。
スカーミッシャーはキャンプで作成し特別な装備を持つことが出来ます。また、歩兵旅団からの分離、騎兵の下馬をすることで作成できます。 - 将校
それぞれのユニットは師団に所属し、部隊将校(星付きのユニット)により統率されています。部隊将校は戦場において最大権限を持ちます。部隊将校は円形の影響範囲の中のユニットの士気を回復します。初期状態での士気ブースト値は+25%ですが特別なアビリティで増加させる事も可能です。
部隊将校は攻撃はできず脅威から自動で後退しますが、敵からの攻撃は受ける事で倒されます。倒れたら軍全体に受ける影響は多大です。 - 補給車
補給車の役割はユニットに弾薬を補給する事です。持てる弾薬量は有限で必要量を定める必要があります。補給車の円形の有効範囲内にユニットを収めると補給を始めます。補給車は攻撃はできないので守る必要があります。
将校には3つのタイプがあります。部隊将校は前述したようにユニットとして戦場で活躍します。師団長、旅団長は下位将校として各ユニットに割り当てられ間接的に影響を与えます。
- 旅団長 (Brigade Generals)
旅団長はゲーム内の軍組織において最下位の長です。各ユニットは師団に所属しており、最も低いランク”Captain”の旅団長は砲兵とスカーミッシャーを統率できます。”Major”ランクからは歩兵と騎兵を統率できます。ユニットのサイズが大きくなるとより高ランクの旅団長が要求されます。 - 師団長 (Division Generals)
ランクが”Colonel”からの長は師団長になれます。師団長は率いる師団の効率を上げます。 - 部隊将校 (Corps Generals)
部隊将校になれる必要なランクは”Brigadier General”となります。部隊将校は戦場で様々なボーナスを与えます。 - 負傷と死亡
部隊将校は戦場で銃撃により排除される可能性があります。師団長は率いるユニットが損害を出すと負傷/戦死する可能性があります。旅団長も同じです。
各将校は戦闘経験により経験値が増加しランクが上がっていきます。ランクの一覧は以下の通り。
- Captain
- Major
- Lieutenant Colonel
- Colonel
- Brigadier General
- Major General
- Lieutenant General
経験値はランクが高いほど上がりにくくなっています。”Brigade General”以降のランクではスペシャルアビリティが開放されます。
各ユニットは戦闘経験により以下のようなスキル能力が高まります。
- 統率力 Command
このスキルは率いている将校の経験に依存します。この能力が高いとより増大な人員のユニットを統率できます。旅団長や師団長が負傷/死亡した時はこの能力は減衰し、ユニットの効率も下がります。
- 効率 Efficiency
効率は殺傷する事で上昇し射撃、リロードスピード、近接攻撃力が上昇します。最大効率値を伸ばすには統率力に依存します。
- 士気 Morale
戦闘中ユニットの士気は100%を最大値とし上下します。近くに将校がいる時、敵に損害を与えた時に上昇し、爆発ダメージを受けた時、側面攻撃を受けた時に下降します。
ユニットの士気スキルに関しては士気の上昇下降に対しての強さとなります。より高いスキル値だと減少に対して強くなり、士気の回復も早まります。
ユニットが損害を受けたら最大士気値は100%から減少し、敵の攻撃に対して士気が下がりやすくなります。さらに士気が低いと、効率と近接攻撃能力が下がります。士気が大きく下がった時ユニットは命令を受け付けなくなり、敵に降伏してしまう可能性が高まります。
これら士気はあなたの軍にとって一つの重要な要素になります。士気スキルのレベルを上げるには多くの戦闘経験とキャンペーン中のあなたの評価が影響します。 - スタミナ Stamina
スタミナレベルは行軍を行うことで上昇し、戦闘時にコンディション値を高く保ちます。コンディションは0~100%で増減し、戦闘中の士気値、近接攻撃力、行軍スピードに影響します。コンディションが低いと突撃はできません。
- 火器能力 Firearms
火器能力は射撃により上昇し命中率に影響します。火器能力は重要なスキルで命中率は最大20%上がり、リロードスピードは最大30%上がります。火器能力の高い少数の軍は訓練されてない大軍をあっさりと蹴散らすでしょう。
- 近接能力 Melee
近接能力は近接攻撃により上昇しその名の通りです。ユニットサイズが大きければ大きいほど近接能力は苦手です。反対にユニットが少数だと近接攻撃は効果的です。優秀な旅団長に統率させ訓練の未熟な大軍に突撃して一気に弱らせましょう。
- 特殊能力 Unit special abilities (Perks)
スキル値が一定に達するとユニットは星が付き特殊能力を授かりユニットスキルがブーストします。