Overview
デフォルトのコンフィグでは設定できない、一部の設定を書き換える方法です。
◆はじめに
このゲーム神ゲーだけど…一つの惑星に生成される資源の埋蔵量少なすぎでは?
コンフィグで埋蔵量:豊富にしてるけど少なくね?
正直シングルはともかくマルチプレイで耐えられる埋蔵量じゃないと思うんですけど?
って思った事ありませんか?僕はあります。
このガイドではゲーム内のコンフィグでは変更できない
・惑星の生成数を増やす
・惑星内の資源の埋蔵量を増やす
方法について、簡単に解説していきます。
追記:α12でギャラクシーマップが実装され、「同星系の惑星の数を増やす」のはこのガイドの方法では不可能となりました。
惑星内の資源の埋蔵量については、正式版1.0でもまだ同じ方法で増やすことが可能です。
.yamlファイルはワードパッド等で開いて編集することができます。
注意したいのが、保存するときに文字コードが変わってしまうと読み込めなくなってエラーが起こってしまうので、windows標準のワードパッドではなく、お手持ちのプログラミング用のテキストエディタ等で編集してください。筆者はフリーの「Notepad++[forest.watch.impress.co.jp]」を使用しています。
◆惑星内の資源の埋蔵量を増やす
Empyrionがインストールされているフォルダの
Empyrion – Galactic Survival/Content/Playfierds/”任意の惑星のフォルダ”/
playfield_static.yaml
を開きます。
今回は動作の確認の為に分かりやすいTemperateStarterを編集していきます。
検索で”### Resource Deposits“の行を探します。大体のテキストエディタはCtrl+Fで検索です。
– Name: IronResource
Biome: [ Grassland, ColdPlains, Sand ]
CountMinMax: [ 10, 12 ] ←資源の数[最小,最大]
SizeMinMax: [ 5, 7 ] ←資源の大きさ[最小,最大]
DepthMinMax: [ 0, 3 ] ←資源の埋まってる深さ[最小,最大]
DroneProb: 0.2 ←資源の周りを飛んでるドローンの数(発生率?)
MaxDroneCount: 1 ←出てくるドローンの最大数
このあたりが資源の埋蔵量の設定です。つまりCountMinMaxの値を増やしまくれば惑星内にぼこしゃか鉱脈ができていくわけですね。
Biomeが惑星内のどのバイオームに鉱脈が生成されるかの設定です。
これでプロメチウムは山の上や、放射能汚染地域にのみ湧くようになっているわけです。
とりあえず20や30と景気のいい数値にしました。もちろんこちらも数が増えるほど読み込みが重くなるのですが、惑星と違ってこの程度なら問題なく生成されます。
ついでに新しくマグネシウムを記述してみました。このように新しくリソースを追加してもちゃんと反映されます。他の惑星の資源も増やしたい場合は同様にMoonやBarrenといったフォルダの中のplayfield_static.yamlをすべて手作業で編集していかなければなりません。正直面倒なので最初の惑星や難易度の高いエイリアン惑星等だけでいいかな…とか考えつつお好みで数値を弄っていきます。
こちらもこれで作業終了。
◆惑星の生成数を増やす
Empyrionがインストールされているフォルダの
Empyrion – Galactic Survival/Content/RandomPresets/
solarsystemconfig.yaml
を開きます。
このあたりが作成される惑星や、アステロイドフィールドの数になっています。[]の数値を増やせばその分生成数が増えます。作成数はランダムで[0,1]となっているものは、セクターマップ作成時にその惑星が0~1個ランダムで作成されるという事です。つまり左側の数値が右側の数値より多くなってはいけないという事ですね。TemprateStarter、TemprateStarter2、AridStarterは初期スポーンとして選ぶ事のできる惑星で、特に増やす必要はありません。増やせますが。Snow惑星は初期惑星の隣に1つ必ず作成されるので0~1個になっているのだと思われます。Oceanがコメントアウトしてあるので(バージョンα10Exp現在)コメントアウトを外すといつの間にか生成されなくなっていた海の惑星がランダム生成に追加されます。Temprateはスタート惑星とそっくりの環境の別惑星です。
エレストランやザスコシウムなど最終鉱石が生成されて、緑豊かなので拠点を作ったこともあるのではないでしょうか?
とりあえず全部2個以上になるようにしておきましょう。調子に乗って数字を盛りまくると読み込みがメチャメチャ重くなるので何事もほどほどに。LavaとかAlienは環境悪くて拠点にもしづらいからあんまり多くなくていいかな…とかお好みで変えていきましょう。
とりあえずこれだけで作業終了。
◆実際にテスト
編集が終わったらゲームを立ち上げ、新規マップを作成しましょう。
既にこの画面でデフォルトでは生成されていないはずのマグネシウムの文字が。成功の予感がぷんぷんしますね。
うーん見事な埋蔵量。プロメチウムやマグネシウムが山岳バイオームにしか沸かないため、詰まって若干大変なことになってますね。
セクターマップの惑星数もこの通り。ちょっと重なってる惑星あるけど…まあいっか!
ちなみに鉱脈の数を20~30に設定しましたが、実際にはこれに惑星サイズで倍率がかかり、
数値よりも多くの鉱床が生成されます。惑星サイズ5(最大)だと200~300前後になる事も…
いかがでしたでしょうか?是非皆さんも己のPCスペックが許す限りの惑星や資源を作って充実したEmpyrionライフをお過ごし下さい。(*’ω’*)