Overview
ここでは、スチーム版のESOをどうしても日本語で遊びたいという人に向けて、日本語をアドオンとして実装する手順を紹介します。この手順にて日本語化させるのは、NPCのセリフなどです。細かいところまでは日本語化されないため、ご了承ください。 前提として、筆者はプログラムの知識は素人同然であることを述べておきます。環境はウインドウズであり、記事作成時点でDLCなどは未購入です。
ESO(Steam)日本語化手順
ここでは、スチーム版のESOをどうしても日本語で遊びたいという人に向けて、日本語をアドオンとして実装する手順を紹介します。この手順にて日本語化させるのは、NPCのセリフなどです。細かいところまでは日本語化されないため、ご了承ください。
前提として、筆者はプログラムの知識は素人同然であることを述べておきます。環境はウインドウズであり、記事作成時点でDLCなどは未購入です。
1.言語ファイルの準備
まずは、データ抽出ツールであるEsoExtractData[www.esoui.com](記事作成時はv0.41)をダウンロードします。操作はコマンドラインで行われます。ここでは、基本的な操作は身についているものとして扱います。
抽出する対象は (ゲームがインストールされているフォルダ)Zenimax OnlineThe Elder Scrolls Onlinedepoteso.mnf ファイルです。
抽出実行時の例
>EsoExtractData.exe *eso.mnf (抽出先フォルダ)
ちなみに、言語ファイルが格納されている esouilang と gamedatalang ファイルは、MNFインデント0と1に格納されているみたいなので、
>EsoExtractData.exe *eso.mnf (抽出先フォルダ) -a 0
>EsoExtractData.exe *eso.mnf (抽出先フォルダ) -a 1
と実行すると抽出するデータ量が減って時間短縮になります。
最後に、正常に抽出できたかを確認しましょう。
esouilang ファイルに
jp_client.lua
jp_pregama.lua
gamedatalang ファイルに
jp.lang
jp.lang.csv
jp_itemids.dat
jp.itemnames.dat
が存在していれば問題はありません。
2.言語ファイルの編集
抽出したデータをドキュメントフォルダ上にあるESOのアドオンファイル( C:(中略)DocumentsElder Scrolls OnlineliveAddOns) に移動します。移動するファイルは、上記にて確認したファイルです。この時、ファイルの階層を変更しないように注意してください。
正常に移動ができていれば、AddOns ファイルに esoui , gamedata ファイルがそれぞれ存在していることになります。
次に、それぞれのファイルの jp の部分をリネームします。ほかの言語ファイルと被らないようにしてください。ここでは、 ja とリネームすることにします。
最後に、ファイル構成を確認しましょう。
AddOnsesouilang ファイルに
ja_client.lua
ja_pregama.lua
AddOnsgamedatalang ファイルに
ja.lang
ja.lang.csv
ja_itemids.dat
ja.itemnames.dat
が存在していれば問題ありません。
3.ゲーム上で言語を適用する
言語データは用意できたので、いよいよゲーム上にて日本語に切り替えます。
通常通りにゲームを起動し、チャット画面を開いて次を入力します。
/Script SetCVar(“language.2″,”ja”)
ロード画面を挟んで日本語が表示されていれば成功です。お疲れさまでした。
4.最後に
この記事は、Web上に中途半端な翻訳方法しか見つけられなかったので作成しました。初めての執筆なので、不備などがあればお知らせいただければ助かります。
皆様が、ESOの世界を楽しまれることを心より願っています。