Unreal Tournament: Game of the Year Edition Guide

【重要】200Hz以上のモニターをUT99で使う場合の設定について for Unreal Tournament: Game of the Year Edition

【重要】200Hz以上のモニターをUT99で使う場合の設定について

Overview

重要:UT99でのレンダラの設定を行っていない方はまずこちらからD3D9レンダラの導入をお願いします。https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=349713154現在国内および海外の主要オンラインサーバで使われているサーバFIX MOD(XC_Engine)やアンチチートエンジン(ACE)は200Hz以上のリフレッシュレートのモニターに対応をしていません。有志が開発・テスト中のversion 469パッチでは事実上のフレームレートリミットの撤廃が予定されていますが、現時点において暫定的な手動設定をしなければ快適にプレイができなかったり、サーバに接続することが不可能となってしまいます。また対戦相手からもラグく見えたりするため、200Hz以上のモニターをお使いの方はこのガイドを参照し、設定されることをおすすめします。大まかな設定方法としては以下の3パターンあります。それぞれの設定に長所短所があるため、自身のユースケースに合わせて設定してもらえればと思います。案① モニターのリフレッシュレートを200Hzにする。お使いのグラボの設定からモニターのリフレッシュレートを200Hzに変更するこの方法が現在のところ、一番どのUT99サーバにも影響なくプレイすることができる設定となります。(実際に筆者もこの方法でUT99をプレイしています。)ただし短所として他のゲームで240Hzまでフレームレートを出しきりたい場合は、毎回この設定を変更する必要があるため少し面倒となります。案② ゲーム内設定でリフレッシュレートを240Hz、フレームレートを200Hzに制限する。(主要サーバ対応済)案②ではゲーム内での設定にて実際に描写されるフレームレートを200Hzに設定する方法です。この方法だとUT99内で実質200Hzの描写に制限がされるため、ほかのゲームには影響がありません。「じゃあ案①はいらなくないか?」そう思う方もおられるかと思います。事実、この設定で国内サーバでプレイできます。しかしこの方法では海外サーバ、特に古いバージョンのACE(アンチチートエンジン)を導入しているサーバではACEの判定を通過することができず、接続後30秒ほどでサーバから切断されてしまいます。(具体的には長らく海外で最人気のパブリックIGCTFサーバ”uK”等がこれに当たります。【2020/5/5 追記】いつの間にかパブリックIGCTFサーバのACEもバージョンアップされていることを確認しました。よってここでは後述の案③より案②を推奨とします。(案①が選択肢にない場合)案③ ゲーム内設定でリフレッシュレートを200Hz、フレームレートを200Hzに制限する。(ティアリング有?のため非推奨)この方法だと海外も含め、基本的にどのサーバでもプレイをすることができます。ただし、筆者の環境ではモニター自体のリフレッシュレート(240Hz)より低い値をゲーム内に設定しているためか、ティアリング(描写ズレ)やスタッタリング(カクツキ)が確認できました。この設定を行う場合は、モニターが対応している場合はG-SyncやFree Syncの有効化を検討した方が良いかもしれません。

【案1】 モニターのリフレッシュレートを200Hzにする

※本ガイドではこちらの環境の都合上、NVIDIA社製のGeforceグラフィックカードを
 元に解説しています。AMD社製のグラフィックカード(Radeon)をお使いの方にも
 同様の設定法はあるかと思いますので個々で調べて実施してください。

以下の手順に沿って①と②のどちらも設定をしてください。

①NVIDIAコントロールパネルでの設定

デスクトップの空きスペースで右クリックし、「NVIDIAコントロールパネル」を選択します。
(タスクトレイに常駐しているアイコンからでも開くことができます。)

NVIDIAコントロールパネルの画面において、左ペインより「ディスプレイ-解像度の変更」を
選択します。
次に中央の「カスタマイズ」を選択します。

開いたカスタマイズ画面において「カスタム解像度の作成」を選択します。

以下の画像のようにリフレッシュレート200を”200Hz”に設定します。
(水平ピクセルおよび垂直ラインはデフォルトで設定がされているかと思いますが念のためご自身のモニターに合っていることを確認してください。)

設定ができたら「テスト」を左クリックします。

モニターのリフレッシュレートが200Hzに変更され、設定保存の確認ウィンドウが出るため、
「はい」を左クリックします。

コントロールパネルの画面に戻ると解像度の選択メニューの一番上に
作成したカスタム設定が表示されるのでそれを選択し、右下の「適用」を左クリックします。

GeForceでの設定は以上となります。
続いてUT99での設定となります。

②UT99での設定

※ここではD3D9レンダラでの設定を基に手順を記載します。

モニターのリフレッシュレートの設定が終わった後は、UT99のクライアントでの
リフレッシュレート及びフレームレート設定となります。

UT99の設定方法としては以下の2通りがあります。
・UT99を起動してからコンソールの「preferences」にて設定する方法
・”UnrealTournament.ini”を直接編集する方法

ここでは後者の直接iniファイルを編集する方法を記載します(記載ミス等にご注意ください)。

UT99のインストールフォルダを開きます。
(例:Steam版でCドライブにインストールしている場合 ”C:Program Files (x86)SteamsteamappscommonUnreal Tournament”)
※UT99の場合MOD等の導入でUTフォルダを開くことが多いため、ショートカットを作っておくと便利です。

続いて”System”フォルダを開きます。

“UnrealTournament.ini”を開きます。
(ここからiniファイルの編集となるため、必要に応じてバックアップを取得することをおすすめします。)

“[D3D9Drv.D3D9RenderDevice]”セクションを探します。

上記セクションの中から以下の項目を探し、それぞれの設定値を”200″にします。(画像参照)
・FrameRateLimit=
・RefreshRate=

上記編集が完了したら、上書き保存をして閉じます。

UT99を起動し、マルチプレイでも問題なく遊べることを確認します。

案①の解説は以上です。お疲れ様でした。

【案2】 ゲーム内設定でリフレッシュレートを240Hz、フレームレートを200Hzに制限する。

案1の”②UT99での設定”と同じ設定法のため、使いまわししています。めんどくさいので

※ここではD3D9レンダラでの設定を基に手順を記載します。

モニターのリフレッシュレートの設定が終わった後は、UT99のクライアントでの
リフレッシュレート及びフレームレート設定となります。

UT99の設定方法としては以下の2通りがあります。
・UT99を起動してからコンソールの「preferences」にて設定する方法
・”UnrealTournament.ini”を直接編集する方法

ここでは後者の直接iniファイルを編集する方法を記載します(記載ミス等にご注意ください)。

UT99のインストールフォルダを開きます。
(例:Steam版でCドライブにインストールしている場合 ”C:Program Files (x86)SteamsteamappscommonUnreal Tournament”)
※UT99の場合MOD等の導入でUTフォルダを開くことが多いため、ショートカットを作っておくと便利です。

続いて”System”フォルダを開きます。

“UnrealTournament.ini”を開きます。
(ここからiniファイルの編集となるため、必要に応じてバックアップを取得することをおすすめします。)

“[D3D9Drv.D3D9RenderDevice]”セクションを探します。

上記セクションの中から以下の項目を探し、それぞれの設定値を変更します。(画像参照)
・FrameRateLimit=

FrameRateLimit=200

・RefreshRate=

RefreshRate=240

上記編集が完了したら、上書き保存をして閉じます。

UT99を起動し、マルチプレイでも問題なく遊べることを確認します。

案②の解説は以上です。お疲れ様でした。

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