Overview
職業別の行動指針・スキルの説明など基本的なガイドです。
スキルの種類と影響について
・操舵コンソールで潜水艦を操縦する際の、艦の操作性に影響します。
操舵スキルが低いと、加速・減速・浮上・降下を入力してから
実際に推力が働くまでのレスポンスが遅くなります。
デフォルト設定では、スキル50で操舵効率が最大化します。
・スキルが高いほど機械系設備を修理する際の修理速度が早くなり、
修理後に耐久度が減り始めるまでの時間も伸びます。
デフォルト設定では、スキル50で修理効率が最大化します。
・スキル20未満だと、溶接工具の燃料消費が3倍になります。
・スキル30未満だと、プラズマカッターの酸素ボンベ消費量が3倍になります。
・レールガン/コイルガンの弾など、艦載兵器の弾薬のクラフトに影響します。
・スキルが高いほど配電盤など電子機器を修理する際の修理速度が早くなり、
修理後に耐久度が減り始めるまでの時間も伸びます。
デフォルト設定では、スキル50で修理効率が最大化します。
・個人携行火器の取り扱い能力、およびクラフトに影響します。
必要スキル値に満たない武器を使用する場合、武器の拡散率が著しく悪化します。
・レールガン/コイルガンを操作時の砲塔の旋回速度、
および発射時の反動(画面揺れ)の軽減率に影響します。
デフォルト設定では、スキル50で旋回速度・反動軽減率が最大化します。
・医療メニューで表示される「推奨する薬品」のリストの正確さが向上します。
・医療スキルが著しく低い場合、薬品使用時に投与量ミスを起こすことがあります。
投与ミスすると薬品の消費量が増加するほか、
過剰摂取による副作用を起こす危険性があります。
・CPR(心肺蘇生法)の有効性は医療スキル値に依存しています。
医療スキルの低い者がCPRを行うと効果が薄いばかりか、
患者の身体に過度の負荷をかけ、内部損傷ダメージを与えてしまいます。
・BOTキャラクターの性格に影響するスキルで、プレイヤー操作時は特に意味がない。
・BOT操作キャラのイニシアチブが高いほど、その乗組員がトラブルを発見した場合に自発的に問題を解決しようと積極的な行動を取りやすい傾向にあります。
・つまりイニシアチブが低い=指示待ち人間。
職業と得意分野
Barotraumaは役割分担を前提として設計されているゲームです。
どんなに優れたキャラクターでも(例えスキルがオール100でも)
1人で行える事には限界があり、1人では手に負えない状況に必ず陥ります。
各キャラクター(乗組員)には職業(役割=ロール)が設定されており、
基本的にはそれぞれの得意分野を担って行動し、共同で目標を達成していきます。
また職業によっては決められた人数制限があり、偏った乗員編成をすることはできません。
以下に職業の説明をしていきます。
【最大編成人数制限:1人】
【最大ヘルス:80】
【主な仕事:艦の操舵運転、緊急時の戦闘要員】
1つの艦に1人しか就けないメインクルー。
このゲームの「自動操縦(オートパイロット)」は長距離移動を任せられるほど最適化された動きはしてくれないので、キャプテンはミッションの大半は艦の手動運転に集中することになります。
ソナーを注視して周辺地形を把握しながら舵を操作し、敵性反応があったらすぐに方角をコイルガン・レールガンの砲手に知らせ、敵の方向と艦の動きを見て射角から外れないように移動を調整しましょう。
また、操舵コンソールには投下型爆雷と放電コイルのスイッチがあります。
一度試してみると分かりますが、操舵スキルの高いキャプテンと、低いそれ以外の乗組員では艦の操作性がまるで違います(操舵スキルが低いと重心が定まらないような動き方をする)。
安全な航行にはキャプテンの存在が必要不可欠でしょう。
また兵器スキルもある程度優れているため、クリーチャーの侵入を許してしまった際には防衛要員として戦うことも可能です。
しかし1人しかいないキャプテンが万が一死亡すると、その後の操船が困難になるため、リスクを冒す行動を取るのは本当に必要な場合だけにしてください。
またキャプテンは唯一、最大ヘルスが80と少ない役職です。
ひとたび狙われると死にやすいという点には要注意。
【最大編成人数制限:なし】
【最大ヘルス:90】
【主な仕事:艦内機器の修理メンテナンス、艦載兵器の弾薬の作製】
艦内のメンテナンス、主に機械的設備や外壁損傷時の修理を担当する乗組員です。
また得意分野である「機械工学」スキルは艦載兵器の弾薬の作製に影響するため、
レールガン・コイルガン・投下爆雷などの弾薬を作って供給するのも仕事です。
平常時はスパナとドライバーを左右の手に持ったまま艦内を巡回して修理箇所を探し、
片っ端からひたすら修理する、という地味な仕事ですが
メンテナンスはBarotraumaで重要な仕事であり、サボって配電盤が1つ吹き飛ぶだけで
艦の電力が一気にダウン・停電する事態にもなりかねません。
言うまでもなく「縁の下の力持ち」ポジションと言えるでしょう。
【最大編成人数制限:なし】
【最大ヘルス:90】
【主な仕事:艦内機器の修理メンテナンス、リアクターの出力調整担当】
機械設備のメンテナンスを得意とするメカニックに対して、
エンジニアは配電盤など電気系統のメンテナンスを得意とする乗員です。
メカニックと同じく修理要員として働くことができるほか、
エンジニアのうち1人はリアクターに張り付いて繊細な出力調整を行うこともあります。
艦のリアクターは生産設備の稼働、急な加速/減速などによって
必要とされる出力が刻々と変化していきますが、
リアクターに内蔵された自動出力調整機能では調整速度が到底追いつきません。
手動でリアクター出力の調整を素早く正確に行えるエンジニアがいると
艦の全体的な活動能力が安定します。
リアクターの操作方法などについては別のガイドを参照下さい。
【最大編成人数制限:2人】
【最大ヘルス:100】
【主な仕事:医薬品の作製、負傷者の治療】
医療スキル全振りの衛生要員。
的確な薬品の調合・管理・投与によって、負傷した乗組員の生存率を向上させるのが仕事です。
いざという時はシリンジガン(注射器銃)を使って
麻酔薬による遠距離スタンなども狙うことが可能。
とはいえ誰も怪我をしていないうちは暇な時間が少なくないため、
平常時はレンチとドライバーを持ってサブの修理要員として活動することをオススメします。
修理であればスキル不足でもさほどのデメリットはありません。
最大ヘルスが高めに設定されていますが、兵器スキルが低いので戦闘向きではありません。
クリーチャーに立ち向かってもいい状況はスタンバトンやダイビングナイフで殴りかかっても問題ない場合に限られるでしょう。
【最大編成人数制限:2人】
【最大ヘルス:100】
【主な仕事:艦の脅威となるクリーチャーの排除、個人火器の作製、臨時の衛生兵】
船内・船外を問わず、脅威対象を排除することを主な仕事とする戦闘要員。
またレールガン・コイルガンの砲手(ガンナー)としての役割も得意とします。
兵器スキルは個人携行火器の取り扱い能力だけでなく、
艦載兵器であるコイルガン・レールガンの取り扱い能力にも大きく影響し、
兵器スキルが低いと砲塔の旋回速度に大きなペナルティが課せられるためです。
また強力な個人携行火器を持っても、高い兵器スキルがなければ引き金を引くとアサッテの方向に弾が飛ぶため、警備員が所有して適切に運用することでクリーチャー対策の効率が向上します。
また交戦で怪我人が出た場合でも多少の医療スキルを持っているため、急場の医療要員としても活動することができます。
【最大編成人数制限:なし】
【最大ヘルス:90】
【主な仕事:手が回っていない部分の仕事をサポートする穴埋め要員】
特段定められた役割を持たない補助要員です。
スキル値は平均的というより、何かをするのに必要最低限の値というレベルであるため
はっきり言って初心者には向いていません。
いずれかの役職に空きがあるならそれに志願したほうが活躍しやすいです。
もし役職過多などでアシスタントでプレイする場合、
スキルが必要ない、もしくは影響が少ない行動を率先して行いましょう。
具体的にはレールガン・コイルガンの弾薬の運搬と装填、
レンチとドライバーを持って機器のメンテナンスなどです。