Don’t Starve Guide

初級サバイバルガイド [Don't Panic] for Don't Starve

初級サバイバルガイド [Don’t Panic]

Overview

Don’t Starve初心者に向いたサバイバルレクチャー。実際わかりやすいことを心がけていますが、いくつかのネタバレを含んでいるほか、DLC_Reign of Giants適用外での情報です。あらかじめご了承ください。

はじめな

◆◆◆◆◆◆◆◆

 Don’t Starveはどれだけ長く生き延びるかを重点したサバイバルなゲームです。
 生き抜くために必要なのは、一にFood、二にHearth、三にSanity。これらの三要素のうちどれか一つでも欠如すればプレイヤーはあっという間に死体置き場に直行します。
 そこで当ガイドではいかに素寒貧の状態、ゲーム開始直後の状況から充分な備蓄を得られるようになるかについて簡単なレクチャーを紹介します。

 なお、当ガイドは基本的にキャラクターを限定せずに書きますので、実際のプレイではより効率の良い手段を執ることが可能だと思われます。
 また、ゲーム内の進行状況に応じて解明されるいくつかの事項について言及することがあり、いわゆるネタバレ・Spoilerの要素を含みます。ご了承した上でお読みください。

1.GoldNuggetを捜す

 ゲームが開始した時点でプレイヤーはなにも持っていません。スタート場所は草原です。
 ここで採取できるのはButterflywing,Grass,Twig,たまに落ちているFlint、Flower、貴重な食糧であるCarrot、Berryです。危険な生物も棲息しておらず、当面はここでCarrotやBerryを摂取しているだけで生きていけるのですが、それをしてはいけません。
 なぜなら、このゲームには季節のサイクルが存在しており、ゲーム開始から一定の日時が過ぎると厳しい冬が訪れるのです。
 冬には農作物が育たなくなり、火元にいなければ体温が低下してダメージを受けることになります。そのためプレイヤーは火元から離れることが困難になり、拠点外で食糧を調達することが難しくなります。充分な食糧や資源の備蓄を確保しておかなければ、冬の到来からすぐに餓死を迎えることになるでしょう。厄介なHoundもいます。こうした数々の障害をクリアするためにも、プレイヤーは一刻も早く備蓄を管理するための野営地を建設しなくてはなりません。

 そこで必要になるのが鉱石、特にGoldNuggetです。
 この金塊はゲーム中で必要になる基本的なアイテムを作成するために必須となるScience MachineとAlchemy Engineの材料です。GoldNuggetが見つからなければ野営地の作成は不可能なのですが、残念なことに草原エリアではGoldNuggetを発掘可能なBoulderは発生しません。
 速やかに移動を開始しましょう。
 草原エリアを移動しながら1スタック分のTwig,Grassを集め、Flintが落ちていたらそれも二桁ほどストックしましょう。Berry・Carrot・Seedに関しては目につく分は採れるだけ採って構いません。ほとんどの農作物は採取から三日後に再び採取可能になるため、取り置きしておく意味はありません。
 Flintを拾えたらまずPickaxeを作り、次にAxeを作りましょう。ただし、最初のFlintを入手するのに時間が掛かって夜が来てしまったら、先にAxeを作ってLogを取っておきましょう。目指すはGoldNuggetを採掘可能な岩がある場所、荒野か深い森のエリアです。また、墓地エリアにはそのままの状態でGoldNuggetが落ちています。できる限り早い内に合計7つのGoldを集め、野営地建設に取りかかりましょう。

PigKing

 草原エリアには、たまにPigKingがいることがあります。彼は四本のオベリスクに囲まれたフローリングの床の上に寝そべった巨大なブタです。一見何事かと思うかもしれませんが、彼は昼間にMonsterMeatを除くほぼ全ての肉類・卵や、墓所から発掘されるガラクタを差し出すことでGoldNuggetを与えてくれます。また、MonsterMeatであっても、DryingRackで干し肉にしてあれば交換可能です。一気に野営地を建設するチャンスですので、見つけた場合はRabitを狩るなどして肉類を集めましょう。

例外

 もし1つ以上のGoldを保持している状態で、BeefaloとRabitHoleが密集しているような地帯を発見したら、そこにまずScienceMachineやFirepitを設置しておきましょう。Beefalo/Rabitの棲息地帯は野営地を構えるために最も適した場所だからです。ScienceMachineを先に作ることが出来たらBackpackも作れるでしょう。一度に持ち運べるアイテムを増やしてくれるため、鉱石の採掘も大きく捗ります。

道中にて

 Spiderと戦っているPigがいたり、あるいはSpiderDenそのものがあったり、またはTallBirdや沼地があっても決して近付かないようにしましょう。序盤の体力回復手段はちょっとしたFoodぐらいしかなく、それすら充分ではありません。無駄なダメージを受けてしまうと余計なタイムロスになるどころか、そのまま死んでしまう危険もあります。不用意なリスクは避け、まずは安全な場所を確保するべく動きましょう。

Ex.夜の過ごし方

 夜間は極端に視界が悪化するうえに、大きな光源から離れているときびしいSanityの減少が発生するほか、昼間は眠っているSpiderが活発に行動するなど危険な要素が大幅に増えます。特に光源が完全に失われた場合は死んでしまうため、光源を確保しないで行動することは最も効率のいい自殺行為です。
 光源がある程度あった場合でも、Sanityの減少はほぼ避けられないため、夜間は可能な限りCampFireやFirePitを作成し、その場を離れずに調理や食事に没頭するべきでしょう。
 ただし、Sanityを回復する手段がある場合はその限りではありません。たとえば今いる場所が未開拓、あるいは久々に訪れた草原地帯なら近くには少なくない量のFlowerがあるはずです。Flowerを摘むことでSanityを回復出来るため、本来ならじっとしているしかできなかった時間を採取行動に宛てることができます。また、Flower x 12で作成できるFlowerGarlandは持続的にSanityを回復出来る序盤の貴重なSanity管理装備品なので、手元に余っているFlowerがあった場合は常に一つ被っているといいでしょう。
 しかし、Sanityを管理出来る状態でも木を伐採するのはあまりおすすめしません。Treeguardsがいるからです。Treeguardsは木を伐採した際に一定確率で発生するモンスターで、桁外れの攻撃力・体力を持ちます。Pine Coneをいくつか植えれば攻撃をやめてくれますが、もし殴られたら大ダメージです。夜は木を切るなとは言いませんが、このことは常に頭に置いておきましょう。

 ここまでの話をまとめるならば、夜は出歩くのを避けるべき、という結論になります。
 もしあなたが野営地にいるならば、余っているLogやGrassをBoardやRopeに替えたりしておくと後々で時間を浪費しないで済むでしょう。Sanityがいくらか減少しており、食糧の備蓄が十分にあるなら、Straw RollやTentで睡眠を取るのも良い案です。

2.野営地の建設場所

 GoldNuggetは見つかりましたか?
 首尾良く七つ集まったら、今度は野営地に相応しい場所を見つける必要があります。
 最善の場所はBeefaloとRabitが群生している荒野です。冬期は作物が育たなくなりますが、Rabitは4日に一度季節を問わずに再発生するため、Trapを作成可能なGrassとTwigの備蓄さえあれば食糧に困ることはなくなるからです。また、Beefaloの付近には絶えずManureが落ちているため、FarmやGrassの生成地を作るのに役立ちますが、最も重要なことは定期的に発生するHoundをBeefaloの元に誘導してやることで、BeefaloがHound達を殺してくれるということです。
 これは季節を問わずきわめて重要な自衛手段として機能するため、是非とも覚えておきましょう。ただし、場所を探し回っている間に冬が来てしまったら本末転倒です。Beefaloの遊牧地はデフォルトの設定ではやや見つけづらいこともあり、もしうまい場所が見つからなければRabit holeが密集している場所ぐらいで妥協してしまっても構いません。ただしこの場合、ベースの周りには最低でもWoodWallを作成しておかないと辛い目に遭うでしょう。

沼地


 BeefaloとRabit以外の場所を選ぶならTentacleの出現する沼地エリアがいいでしょう。
 沼地にはMermという敵対的な半魚人と同じく敵対的なTentacleがいます。この二つの敵は互いが敵対関係にあるため、フィールド上で常に戦闘を繰り広げています。
 Mermは死亡時にFishを、TentacleはMonsterMeatを落とすため、両者の戦いが終わるまで眺めているだけでいくらかの食糧を得ることが可能です。
 ただし、くれぐれも気をつけてください。TentacleとMermはプレイヤーに対しても獰猛に襲いかかってきます。アイテムを拾っている最中に殴られる可能性は十分にありますし、そのダメージも馬鹿にはなりません。Logsuitなどで体を保護するか、十分な回復アイテムを用意した上でなければ命を危険にさらすことになるでしょう。

3.野営地の作り方

 FirePitとScienceMachineを建設したら、いよいよ野営地の建設開始です。
 RefineからBoard・Rope・CutStoneを必要なだけ作成し、すぐにAlchemyEngineを作り、装備品の作成に掛かりましょう。
 まず真っ先に作っておくべきはBackPackとShovelです。BackPackはプレイヤーが持てるアイテム数を8つ拡張できるため、一度の遠征で持って帰れるアイテム数を増やすことができます。また、Shovelを作ることでGrassやSaplingの根を引っこ抜き、野営地付近に植え替えることで効率よく資源を採取できるようになるでしょう。

 次に必ず作っておくべきはCockPotです。
 これはこのゲームにおけるFood管理の問題を劇的に改善してくれるアイテムの一つであり、なくてはならない存在です。使い方はそれほど難しくなく、いくつかの組み合わせで食糧を投入すれば、より優れたFoodが出現するという単純なものです。また、投入する数が一つだけなら、本来有毒なMonsterMeatを食糧として活用可能になるため、食糧選択の幅がぐっと広がります。もっとも簡単で作りやすいメニューは、Berryx3に種類を問わないMeatを使ったMeatBallでしょう。非常に高いレベルで空腹を満たしてくれる強力な食糧です。BerryをHoneyに代えたレシピも使用可能ですし、他にレシピはたくさんありますがここでは割愛します。
 もう一つ。CockPotで出来上がる食糧は、元の素材となった食糧の傷み具合を反映するため、なるべく新鮮な食糧であることが望ましいです。もし手元になんらかの肉があるなら、いくつかのDrying Rackを作っておきましょう。肉が盗まれるようなことは起きないため、複数作ってあることが望ましいですが、そのためには多くのRopeやCharcoalが必要になるため、手持ちの素材と相談しましょう。いずれにせよ、今必要でない物は後回しにし、Refine素材の作成などは夜間にしておくべきです。昼間は可能な限り採取や移動に専念しましょう。
 なお、農作物を育てるためのFarmについてですが、それほど率先して建てる必要はありません。Manureを含む素材が十分にあるなら5~6作って構いませんが、1と2の項目で述べたように、Rabit狩りの効率がきわめて優れているため、生き延びることだけを目的にした場合、あまり野菜の作成は効率がよくないのです。多くのプレイヤーは一度畑に肥料をやったあと、そのまま遠方に資源を回収しに行き、戻ってきた際に出来上がった野菜を収穫するという段取りになっているでしょう。いっそFarmのことは完全に忘れ、BerryやGrassを育てるためにManureを温存するのも手です。

4.冬に備える

 さて、ここまでを実践してきたところでようやくゲームの初期段階が終わったと言えるかもしれません。今後、プレイヤーは自分の方針を元に各地を冒険し、資源を野営地へと持ち帰っては冬に備えた様々なアイテムを製造していくことになると思います。そこで、以下の項目では冬入りするまえに、あるいは冒険の手助けとなるいくつかのアイテムややっておきたいことについて説明します。

  • 大規模農場の作成

     この場合の農場はImproved Farmに限ったことではなく、特定の資源を効率良く回収するための設備そのものだと考えてください。
     たとえば常に消費されるGrass、Twig、Logに関しては野営地の付近で収穫できることが望ましいですし、BerryBushを収拾してBerryを栽培することはサバイバルの大きな助けになるでしょう。また、BugNetを作成してBeeやButterflyを捕まえれば、BeeBoxからHoneyを集めたり、意図的にFlowerの群生地帯を作成することが可能です。
     これらの設備が充実していくにつれて、プレイヤーが餓死する可能性はだんだんと低くなっていきますが、そこで気をつけなくてはいけないのが火災です。
      このうち落雷による火災は避雷針で回避することが可能なので、あまり大きな問題にはなりませんが(対策している限り)、大きな問題になるのがRedHoundです。RedHoundはゲームの進行に応じて登場するようになるHoundの亜種ですが、攻撃時に対象を燃やす他、死亡時に炎を撒き散らすため、GrassやSapingの群生地帯を一瞬にして灰の山にすることが起こりえます。。GrassとSaplingはゲーム中再生成されない貴重な資源なので、効率性を求めて野営地付近に集めているとこうしたリスクに見舞われる恐れがあります。この問題を回避するには、これらの資源を一カ所に集めず、いくつかに分散して設置するか、あるいは「ここでHoundとは戦わないだろう」というような、野営地からやや離れた場所に農場を作っておくことです。

  • 耐寒装備の準備

    冬期は体温の低下に伴うダメージが発生するため、寒さへの対策が必須となります。もっとも有効なのは火元から離れないことですが、十日以上続く冬期の間、ずっとそうしているのは退屈ですし、効率も悪く、なによりHoundという厄介ものもいるため現実的ではありません。
     そこで活躍するのがゲーム上いくつか存在する耐寒装備です。これらの装備品はプレイヤーが凍結するまでの時間を延長してくれるため、冬期における熱源から離れた行動を大いに助けてくれます。
     もっとも簡単に作れるのはRabit x 2 Twig x 1から作れるRabbit Earmuffです。効果としては貧弱であり、耐久も5日分しか持ちませんがその分作成が簡単なため、いくつかChestを作っておけば材料ごと複数貯蔵しておけるでしょう。WinterHatは耐久・凍結耐性共に倍の性能を持つ完全上位互換ですが、睡眠中のBeefaloからRazorで毛を剃り落とし、各地で見かける蜘蛛の巣から出てくるSpiderをTrapで捕まえてやればさほど苦労せずに作れます。
     インベントリを一つ使いますが、HeatRockは重要なアイテムです。
     このユニークなアイテムは熱源の近くに置いておくことで熱を吸収し、5段階まで熱を持つようになり、冷め切るまでの間はプレイヤーに熱を供給してくれます。WinterHatと併用すれば、火元からしばらく離れていても大丈夫になるでしょう。Rockは再補充が簡単とはいいづらいアイテムですので、手持ちのRockを全てCutStoneにしてしまう前に一つ作り、冬までChestにしまっておくことを強くおすすめします。

  • Hammer

     農場を作成するためには元となる資源が、それなりにまとまった数で必要になります。
     野営地をより大きく、効率的なものに拡大していくため、プレイヤーは採取道具を持って各地に遠征行くことになるでしょう。その中でも早い段階から作っておきたい物はHammerです。
     Hammerの最大の魅力は、各地にあるPigHouseを破壊することで、Pigと戦うことなくPigSkinを得られることです。PigSkinはBackPackの上位版であるPiggybackの必須素材であり、この手段を執らない限りは肉を与えて同行させたPigや、野良のPigが戦って死ぬのを待つか、あるいは自分でPigを殺さない限りは手に入らないものです。PiggybackはBackpackよりさらに4つ大きな12の拡張性を備えており、資源採取の冒険に大きく貢献してくれます。

  • BugNet

     このアイテムは主にBeeとButterflyを採取するために必須です。
     Beeを捕獲して作成可能になるBeeBoxは一度の設置に対して得られるHoneyの量が多いため、Cockpotの料理に役立ちますし、賞味期限もゲーム中最長の部類なので保存の利く食糧を大量生産可能なほか、Honey自体も優秀な食糧です。また、副産物としてBeeBoxのBeeが一定期間で復活することを利用すれば、有益な防衛アイテムであるBeeMineを安定して生産可能です。ToothTrapは強力ですが、Houndが出現しない限り作成できないジレンマがあるため、BeeMineは野営地の防衛に一役買ってくれるでしょう。
     ButterflyはCone Pineなどと同じように地面に配置することができ、そこにFlowerを発生させます。植えたFlowerからはさらにButterflyが発生するため、実際ButterflyとFlowerは短い期間で大量に作成可能です。これはSanityの調整に大きく役立つことは言うまでもありません。

  • SpiderDen

     ゲーム開始から20日ほど経つと、蜘蛛の巣に大きな変化が現れます。巣が三段階目まで巨大化し、カガミモチめいたピラミッドを作るようになるのです。この状態のSpiderDenは大量のSpiderやSpiderWarriorを発生させるきわめて危険な存在ですが、破壊した際にSpiderEggsを落とします。このアイテムはPlantが可能で、任意の場所に蜘蛛の巣を作り出せるという非常に高い価値を持つものです。
     優に10匹を超えるSpiderと殴りあえば死は免れられませんが、幸いにもSpider達にはTrapが有効です。巣の方向に向かって一直線に罠を敷き、そこにSpider達を誘導すればまったくダメージを受けずに巣を無力化できるでしょう。その後、もぬけの殻となった巣を攻撃し、ゆっくりと卵を持ち帰りましょう。あとは野営地からほどなく離れた場所に卵を設置し、周囲にTrapを敷き詰めてやれば、Net・MonsterMeat・Spider Glandを安定して得られる蜘蛛農場が完成します。

Ex2.Hound対策

 ゲーム中、定期的に現れるHoundは非常に恐ろしい存在に感じるかもしれません。実際、Logsuitを作成する前ならHoundはあっという間にプレイヤーを殺してしまいますし、LogsuitとSpearで戦いの準備をしていたとしてもかなりのダメージを受けることになります。また、ゲームが進行して夏になると攻撃時と死亡時と炎を撒き散らすRedHoundが出現し、なおさら厄介な敵になります。Houndの効率的な処理方法を覚えることが、このゲーム第一の難関と言えるかもしれません。そこでこのセクションではどのようにしてHoundに対抗するべきかを紹介します。なお、Houndが出現する直前にはワンワンというような鳴き声が聞こえ始めると同時に、キャラクターが台詞を発します。予兆を見逃さないようにしましょう。

Beefaloの力を借りる


 Beefaloは本来大人しい動物ですが、繁殖期でお尻が赤くなっている場合や誰かに攻撃を受けた場合は群れ一丸となって反撃します。そのため、Houndに追いかけ回されている際に上手くHoundの攻撃を躱し、Houndの攻撃がBeefaloに当たるように誘導してみましょう。うまくBeefaloに攻撃をなすりつけることが出来ればBeefaloはあっという間にHound達を皆殺しにしてくれます。ただしBeefaloのHPは自然回復しないため、この方法を何度も使っているとBeefaloがどんどん死んでいってしまいます。ゲームの進行に合わせてTeethTrapを作るなどして、貴重なBeefaloを守りましょう。

他のモンスターに攻撃させる


 Beefaloと同じような方法ですが、こちらはより多くの危険が伴います。Beefaloは繁殖期でなければプレイヤーが近付くうえでリスクはありませんが、それ以外のモンスターはおおむねプレイヤーを優先的に攻撃してくるからです。ゲーム中、最も貧弱なモンスターと言っていいSpiderですら、Houndの攻撃をなすりつけようとする間に攻撃されればそこそこのダメージを受けることになるでしょう。唯一マシと言えるのは沼地に棲息しているTentacleで、走り続けていれば滅多なことでは攻撃が当たらないため、Houndを任せやすい敵です。
 

Pigと共闘する


 ゲーム中頻繁に見かけるPigは肉か肉料理を与えることで手なずけることができ、この状態ではプレイヤーを攻撃してくる対象と自動的に戦ってくれます。Houndより耐久力が高いため、二匹ほどいれば倍の数ほどのHoundまでは対応出来るでしょう。Beefaloと違って小屋さえあれば復活するため痛手にもなりません。また、プレイヤーが近付いても攻撃してくることはないので、Beefaloのように攻撃を誘導してなすりつけることも可能です。

Lureplantに誘導する


 比較的序盤から能動的に活用できるのがこの手段です。
 ゲーム中ランダムに発生するLure Plantは、自分を守るためのEyeplantを大量に設置し、近付く敵を攻撃します。EyePlantは近付く敵を全く区別なく攻撃するため、プレイヤーはこの目玉にHoundを誘導することで簡単にHoundを排除することが可能です。もしPlantがいて欲しい場所にいなくとも、Lure Plant本体を倒したときに入手できるFleshyBulbを植えることで、好きな場所にLure Plantを配置することが出来ます。
 ただし、LurePlantは冬期には活動しません。冬には別の対策を練らないと困ったことになるでしょう。

罠を活用する


 ToohTrapやBeeMineを作成することで、外的要因に左右されない撃退が可能です。
 ToothTrapはArchemyEngineからLog x1 Hound’s Tooth x 1 Rope x1で作成可能で、三回引っかけることでHoundを殺すことが出来ます。ただし、一度発動したら自分で再起動しないと効果がないことに加え、この罠を作るためにはHoundを殺して素材を手に入れなければならないというパラドックスが発生します。作成難易度の割には耐久値も低く、気を使いながらの運用になるでしょう。
 Bee MineはBoard x1 Flint x 1 Bee x4を使ってScienceMachineで作成可能なトラップです。設置場所に敵が近付くと罠自体が砕け散り、中から出現した四匹のBeeが自動的に敵を攻撃します。一度使った時点で失われるのが難点ですが、BugNetを作成するためのNetはSpiderをTrapで捕獲することで比較的簡単に入手できるほか、Beekeeper Hatを装備していればBeeもさほど苦労せず、また、使用後にBeeが生き残っていれば再度捕獲して罠を作り直せるという点から、ToothTrapより遙かに作りやすいと言えます。
 Hound3体を相手取るのにおよそ二つ、ないし三つのBeeMineが必要になりますが、ToothTrapはこの数倍以上の数が必要になるので、コストパフォーマンスは優れています。また、BeeBoxを作れば自然と野営地の周りにBeeが集まるようになるので、なおさら作りやすくなるでしょう。

とにかく逃げる

 Houndは非常に足が速く、逃げ切るのには苦労しますが、ランダムな確率でその場で吠え続けるアクションを取ることがあります。この時のHoundは完全にプレイヤーを追跡することを止めているので、プレイヤーが休まず走り続けていればHoundを振り切ることが可能です。ただしHoundが出現するのはもっぱら夕方から夜にかけてなので、もたもたしていると夜が来てしまいます。もし上記の手段のうち、どれも取ることが出来そうにないのなら、Houndの鳴き声が聞こえたらTorchをいくつか作り、夜間のマラソンに備えることも考えましょう。

5.まとめな

 ここまでのことを実践できれば、最初の冬を越すことは難しくないでしょう。記事の趣旨上、かなりのことを割愛しましたが、重要なことは書いてあるはずです。

  • GoldNuggetの入手をとにかく急ぐ
  • 野営地の建設位置には気を配る
  • 不要な戦闘は可能な限り回避する
  • Cockpot・Drying Rackを活用する
  • Sanity管理ができない状況では夜間は迂闊に動かない
  • 冬以外の季節は冬に備えるための時間
  • 耐寒装備を前もって作る

 以上が当ガイドのまとめです。
 厳しい冬を見事乗り越え、よいサバイバルライフを送ってください。:)

SteamSolo.com