Overview
あまりにも説明不足すぎるので。
敵をトラップの中に入れても捕獲できない?
このゲームにおいて重要な要素の1つに「敵の捕獲」があります。
捕獲はアイテム「捕獲トラップ(Capture Trap)」を使用することで実行できるのですが、
おそらく大多数の人はこう思う(あるいは、既に体験している最中)ことでしょう。
そう、中~大型の敵は「ただ捕獲トラップの中に誘い込むだけでは捕獲できない」のです。
捕獲の方法
実は、敵の脅威度によって捕獲の方法は2通りあります。
ゾンビ(Zombie)、冒涜者(Ghoul)など、最も弱いグループに属する小型クリーチャーは
『HPを減らさなくても、設置した捕獲トラップ(Capture Trap)の中に誘い込むだけで捕獲できます』。
トラップの中に入ったザコ敵は自動的に凍結し、拘束用のハープーン(Harpoon)が作動し、そのまま捕獲できます。
捕獲トラップの中に入れただけでは捕まえられない敵。これが問題です。
これらの敵を捕獲するには、実は条件があります。
まず、敵を捕獲トラップの中に入れると拘束スパイクが起動し、敵の動きを一定時間止めます。
・・・が、中型以上の敵はそのままでは数秒後にまた動き出してしまいます。
このような敵を捕獲するには、捕獲トラップの拘束効果が発動している間に、目標の敵を「制圧(Supression)状態」かつ「目標のHPを30%以下まで減らす」必要があります。
拘束効果の持続時間は10秒で、この間に条件を満たせなかった場合は拘束が外れます。
ただし、拘束が外れたあと一定時間経つと、そのトラップは再び使用できるようになります。
条件を満たして成功すると敵がその場で凍結し、捕獲トラップの外周にある拘束用ハープーンが作動、目標を捕獲・転送します。
捕獲トラップの拘束効果が発生している間に制圧状態となった敵は、制圧状態が解除されるまではHPが0になっても死なない状態になります。
このため「捕獲トラップ内で制圧状態にする」という条件を満たせば、オーバーキルして倒してしまう危険性はありません。
やり方は分かったけど・・・難しくない?
はい。
これはいくつかの原因がありますが、いずれの原因も
「それを解決しようとすると何かが犠牲になる」
というトレードオフの選択肢になってしまうため、非常に難しいです。
特にシングルキャンペーンでは連携しづらさを抜きにしても
参加できるのはプレイヤー含めて最大4人に限られており、
それでいながら敵の強さ(=最大制圧値)はマルチプレイと変わりません。
最大8人でプレイできるマルチプレイと比べて困難を極めると言っていいでしょう。
敵を制圧状態にさせるためには、敵の制圧回復力を上回る制圧値を与え続ける必要があります。
制圧性能の高い武器は以下のものがありますが、どれも武器性能としていささか欠点があり、
汎用性や使い勝手を犠牲にしなければなりません。
(Supression Per Sec.)
・拡散率が低く、引き撃ち状態でも当て続けやすい
・制圧力に対してダメージが低いため、逆に考えると制圧前に倒してしまうことが少ない
(LMG)
・距離が離れた敵にも比較的安定して命中させられる
・敵を貫通できないため、多数の敵相手に押し負けやすい
(Minigun)
(1射あたり2発の合計)
・敵を貫通するためザコ処理が苦にならない
(Breach Shotgun)
(1射あたり4発の合計)
・敵を貫通するためザコ処理が苦にならない
・クラスを問わず武器スロット拡張無しで扱える
(火力的には問題ない武器だが、制圧用として考えると敵の制圧回復を上回りながら絶え間なく当て続けないといけないため、難しい)
制圧値をいくら溜めたところで、先に敵のHPが0になって倒してしまったら意味がありません。
特に脅威度が中レベルの敵は制圧上限値に対して最大HPが低いものが多く、
ニトログレネードなど「ダメージを与えずに制圧値を蓄積させられる」攻撃手段が無いと
捕獲が難しいことが多々あります。
シングルプレイでの捕獲が困難なのは人数的な火力制限だけではありません。
制圧値を溜めるのが楽な相手だったとしても、プレイヤーが敵を捕獲したいなんて事情は
BOTは知る由もありませんから、視界に入っている限り撃ち続けてしまいます。
かといって味方を遠ざけて1人離れて捕獲を試みようとすると、今度は逆に自分が死ぬリスクが跳ね上がります。
捕獲の成功率を上げる、いくつかの方法
煙幕の中に入った敵の制圧上限値を20%減少させ、移動速度も少し低下させます。
低コストで全クラス使用可能なため、捕獲を試みるなら装備したいスキル。
捕獲用以外でもクールタイムが短いため、スロー効果を与えるスキルとしてだけでも実戦では有用。
命中した敵の制圧値を一定量増やし、さらに短時間のあいだ制圧値回復速度を大幅に低下させます。
特にシングルプレイではこれがないと大型クリーチャーの捕獲は無理ゲー。
レベル5でも効果時間は短いですが、CTが短く効果範囲が広いため
スモークと同じく捕獲用途以外でもデバフ用として使用できます。
範囲内の味方全員の射撃レートを上昇(=弾数を浪費する代わりに実質的な制圧力の増加)します。
さらに、範囲内の敵の制圧値減少速度を低下させます。
ミニガン装備のヘビーサポートが所持していると非常に効果的です。
欠点は”HPRバイキング”のように発射するたびにEN消費する武器を持っている人には
EN枯渇の原因になってしまう可能性があることです。
プレイヤーの視界を確保する光源になると共に、一定範囲の敵をおびき寄せる光を発します。
スキルによって有効な敵が異なります。
パーソナルフレアは脅威度の低い敵のみを誘引します。
ザコ敵にしか効果がありませんが、グロースティックと比べて効果時間が長く、誘引範囲も広いです。
グロースティックは脅威度の高い敵をのみを誘引します。
強敵を強制的に引き寄せることができますが、パーソナルフレアより効果時間が短いです。
ただし、ボスクリーチャー(ベヒモス、FLUFFYなど)は引きつけることができず、効果対象は限定的です。
捕獲したい敵をグロースティックで強制的に捕獲トラップの方向へ引き寄せる、
もしくは捕獲するのに邪魔なザコ敵をパーソナルフレアで捕獲トラップから引き離す、といった使い方ができます。