Overview
FPS「HROT」に登場するクリーチャー紹介です。エピソード1に登場する敵~ボスキャラまでご案内します。
スマスコ(Smaskou)
ガスマスクと防護服を装備をした兵士。
施設内を徘徊しており、プレイヤーを視認すると手にしたライフルにて銃撃を加えてくる。単体では脅威にならない雑魚敵だが、複数から成るグループにて登場することが多いため、手早く倒してしまわないと痛手を被ることになるだろう。
ケドベック(Kejdovec)
“太っちょ”を意味する厳めしい巨漢の兵士。
防弾ベストを身に着けたケドベックは堅牢な防御力を誇り、近距離からは右手に持つ警棒で、遠距離からは左手のグレネードランチャーにて、それぞれ攻撃を加えてくる。
発射されたグレネードは時限式になっており、着弾してから一定時間が経過すると爆発するため、ケイドベックの射撃を許してしまうと、不発グレネードに囲まれるかたちで可動域が減ってしまうため気をつけよう。
ケドベックはショットガンなどの強力な銃撃に怯む傾向があるため、出合いがしらに銃撃して反撃させないまま撃破するのが安全な攻略法だろう。
サップ(Sup)
獰猛な軍用犬。
プレイヤーを発見すると、ジグザグ走行にて接近し強力な噛みつき攻撃を加えてくる。攻撃を回避した際にスキができるため、そこを銃撃して仕留めるようにしよう。
ネズミ(Rat)
施設内に生息する凶暴な齧歯類。
音もなくプレイヤーに忍び寄り、強力な歯で攻撃を加えてくる。一撃で倒せる弱敵だが、的が小さいため攻撃が当たりにくく、攻撃に手間どっていると瞬く間にダメージが蓄積してしまうため注意が必要だ。メレー攻撃で地道に倒していこう。
ゾンビ(Zombie)
ハズマットスーツに身を包んだ生ける死者。
薄気味悪い唸り声をあげながらプレイヤーに接近してくるゾンビは、行動パターンこそスマスコと同じだが、強力なショットガンを装備しており中長距離から散弾をこちらに浴びせてくる。耐久力が高いこと、複数で現れる傾向があるため警戒を要する難敵だ。
また、その名称に相応しく一度倒しても復活してくる個体も存在する。
ホロニック(Hornik)
“炭鉱夫”を意味する発狂した肉体労働者。
プレイヤーを発見すると雄叫びとともに突進し、手にしたドラム缶を地面に叩きつけてくる。叩きつけられたドラム缶は爆散し、ホロニックを中心に大打撃を与えるため、接近を許すと強力な自爆攻撃を受けることになる。
そんな厄介なホロニックだが爆発オブジェクトにもなるため、敵が集中している場所で彼を倒せば敵全体に爆発ダメージを与えることができるだろう。
スカプチ(Skapuci)
ワープ装置を身に着けたスマスコの上位互換。
手にしたライフルで3点バースト射撃を行いながら、上記のワープ装置で縦横無尽に空間を移動するスカプチはただでさえ侮りがたい存在だが、彼らが真に力を発揮するのは狭所での戦闘やスマスコやケドベックの援護として登場する時だ。
幸いながら、耐久力は大したことが無いため、見つけしだい強力な攻撃を加えて撃破してしまうのが無難だろう。
コンフィデント(Konfident)
天井に設置された自動式機銃。
プレイヤーの姿を確認すると、高威力の弾丸を矢継ぎ早に繰り出してくる。的が小さいため、狙いづらいが射程距離が短いため、遠間から狙撃して破壊することが良策だろう。
カプル(Kapr)
水中に生息する突然変異をした巨大コイ。
水中にいるプレイヤーを見つけると音もなく忍び寄り、鋭い歯による噛みつき攻撃を加えてくる。耐久力に乏しいため単体でならば大したことは無いが、複数に囲まれると動きにくい水中とカプルの俊敏な動作は脅威となりうるだろう。
フラワ(Hlava)
革命家レーニンの頭部クローン。
不気味な呟きを口にしながら空中を浮遊するフラワは、プレイヤーを発見すると頭部の突起物を高速で投擲してくる。この攻撃は一定時間プレイヤーの視界を奪う効果を持つ。
動作は緩慢なため、広いエリアで戦えば大した脅威ではないが、フラワは狭いエリアに複数で出現するのを好むため、そう容易にはいかないだろう。
耐久力は低いため、ショットガンのような強力な銃火器で仕留めるのがベストだ。
ペドロ(Pedro)
突然変異したブタの怪物。
二本足でピコピコ歩く姿が可愛らしいペドロだが、プレイヤーを視認すると毒液を吐きつけてくる。エリア内を縦横無尽に動き回るため、狙いが付けにくいのが難点だが耐久力には乏しいため、落ち着いて対処すれば脅威にはならないだろう。
ゴリラ(Gorilla)
サイボーグ手術を施されたゴリラ。
EP1S2「LUNA」のボス敵。
普段はエリア内に設置されたモニュメント中央に鎮座しているが(2枚目画像)、プレイヤーが攻撃を加えると突然覚醒し、猛攻撃を加えてくる。
攻撃方法は近距離では強力なパンチ、遠距離では両手に装着されたロケットランチャーからロケット弾を発射してくる。このロケットが強力で、連続して命中すればあっというまに死んでしまうので、広いエリア内を動き回りながらゴリラのロケットを回避しつつ、攻撃を加えていけば撃破できるだろう。
UNCローダー(UNC Loader)
チェコ国営企業が誇るスピードローダー。
プレイヤーを抹殺するようプログラムされており、一度起動すると破壊されるまで、撃たれようが味方を引き潰そうが、どこまでも追随してくる恐ろしい敵だ。鈍重そうな見た目に反して、移動スピードが恐ろしく早いため接触してしまうと、ガジガジ体力を削られてしまう。
グレネードやロケット弾のような爆発系の攻撃がもっともダメージを与えられるため、直進しかできないローダーの特性を活かして、的確に攻撃していこう。
チョッパー(Choppa)
ソビエト連邦が誇る戦闘ヘリコプター。
(おそらくMi-24ハインドだろう)
この堅牢な攻撃ヘリは上空を旋回しながら、発見したプレイヤー目がけて強力無比な機銃を連射してくる。機銃の攻撃は単発でも強力なため、連続攻撃を受けると瞬く間に体力が削られてしまう。
幸い機銃連射にはインターバルがあるため、機銃を避けつつエリア内を動き回りながら攻撃を加えていくようにすれば撃破は可能だ。
なお、チョッパーの攻撃にはロケットランチャーが有効である。
ゴート(Goat)
悪魔の実験で生み出された山羊の怪物。
E1S3「SOKOL GYMNASIUM」のボス敵。
体育館のバスケホールでプレイヤーを待ちかまえているゴートは、その驚異的な跳躍力でエリア内を縦横無尽に飛び回りながらプレイヤーを翻弄する。攻撃方法は跳躍の際に繰り出すキックによる近接攻撃と、内蔵されたロケット砲によるロケット弾2発の攻撃となる。
動きが捉えにくいゴートだが、ジャンプからの着地時にスキが出来るため、そこを狙い目として攻撃を加えていこう。
ゴートとの戦いの舞台となる体育館はやや手狭なため、ここでの戦闘は縦横無尽に動き回るゴートにアドバンテージを与えてしまう。可能ならば広大な体育館外のエリアにおびき寄せ、そこで戦うようにしよう。
シェミク(Semik)
スラブ神話に登場する神馬の名を冠した怪物。
上述の「ゴート」の下位互換で、アルゴリズムはほとんど同じ。飛び道具の類は用いないが、攻撃力が増強されていること、ゾンビ数体を引き連れて登場することを考えると、雑魚敵とはいえ侮れない存在と言えるだろう。
セカス(Sekac)
薄暗い地下に潜む人喰いクモ。
不気味な赤い目を光らせたセカスは、獲物を発見すると不気味な動作で忍び寄り、その長い手足で攻撃を加えてくる。耐久力はとても低いが、音もなく接近するため発見に遅れると続けてダメージを受けてしまうため注意が必要だ。
巨大グモ(Big Spider)
地下深くに住まうクモたちの地母神。
E1S7「UNDERGROUND STREAM」のボス敵。
おぞましい姿態をしたこの大クモは、自分のテリトリーに侵入したプレイヤーを食らうため、その手足を振り下ろしてくる。距離を取ろうとしても、この巨大クモは口中から毒液を散弾のように放つことができるため、プレイヤーは苦戦を強いられるだろう。
加えて、巨大クモのプレイグラウンドは逃げ場のない狭い下水道のため、プレイヤーの動作は限定される。強力な火器を用いた先手必勝で片を付けることが必要だ。
ゴットワルト(Gottwald)
チェコ=スロヴァキアの独裁者クレメント・ゴットワルトのなれの果て。
E1S8「MAUSOLEUM」のボス敵にして、エピソード「KISS ME GUSTAV」の最終ボス。
防腐処理されたゴットワルトの遺体は霊廟の最深部に安置されているが、それは偽物であり異形の怪物と化した本体は霊廟地下の暗闇に潜み、プレイヤーを待ち構えている。
戦闘になると、ゴットワルトは不気味な鳴き声とともに素早い動きでプレイヤーを翻弄しながら、ノコギリ状の物体を凄まじいスピードで投擲してくる。決戦の地である霊廟地下は狭いエリアであるため、ゴットワルトの素早さに翻弄されていると、あっという間に倒されてしまうだろう。
投擲攻撃をしてくる際にゴットワルトは動きが止まるため、その瞬間を逃さずロケット弾やグレネードなどの重火器にて仕留めるようにしよう。
ベドウチ(Vedouci)
トチューニク城を警護する怪人。
顔を覆面で覆った修道僧のような装いのベドウチは、プレイヤーを発見すると奇声を上げながら近づき、手にした大斧を振り下ろしてくる。大斧を回避するために距離を取ろうとしても、ベドウチはその驚異的な跳躍力でこちら目がけて飛びかかってくるため、忙しない戦いを強いられることになる。
また、ベドウチは中距離からグレネードを投擲してくることがあるため、距離が離れていても油断できない相手となる。ベドウチが複数いる場合は誘爆を狙えるので上手に使おう。
ガンナーベドウチ(Vedouci se zbrani)
先述のベドウチがライフルを装備したもの。
攻撃方法としては、遠近両距離からライフルを一定間隔で発射する、接近したプレイヤーをライフルの銃床で殴りつける、の2パターンとなっている。ライフルの銃弾は弾速が高いため、ガンナーベドウチが銃撃モーションを見せたら水平に回避するように心がけよう。
ビラ・パニ(Bila Pani)
“白い貴婦人”を意味する亡霊。
普段はトチューニク城内に設置してある肖像画(2枚目画像)に封印されているが、プレイヤーが肖像画に書いてある警句を読むと、雷鳴と共にこの亡霊は召喚されてプレイヤーを襲撃してくる。
攻撃方法は高速で飛来する火の玉で、直前に攻撃モーションが入るので回避することは容易いが、広いエリア内を縦横無尽に動き回るため、動きを補足しにくいのが厄介だ。幸い、ビラ・パニは物理攻撃が有効な亡霊であるため、彼女が接近してくる前に高威力の火器を浴びせて沈黙させてしまうのが一番だろう。
ドッゴ・グランデ(Doggo Grande)
“大きな犬”を意味する凶暴な人喰い熊。
トチューニク城の地下にて飼われているこの巨熊はプレイヤーを食い殺そうと、とてつもない膂力とスピードで襲いかかってくる。攻撃方法はプレイヤーに接近して噛みつくというシンプルなものだが、エリア内を縦横無尽に動き回るため補足が困難となる。
ショットガンやグレネードといった強力な攻撃を浴びせるとドッゴ・グランデは怯む傾向があるため、その間隙をついて距離を取りながら攻撃を加えていくことが望ましいだろう。
ウォーワゴン(War Wagon)
トチューニク城を守る要塞化した馬車。
特別マップ「Tocník Castle」のボス敵。
チェコの英雄ヤン・ジシュカが用いたことでも知られる、この堅牢な戦闘馬車はどっしりと鎮座した状態から、設置された銃眼より銃弾のつるべ打ちを行ってくる。この銃弾が意外と高威力なため、物陰に身を隠しながら応戦しないと瞬く間に倒されてしまうので注意。
全部で3台あるウォーワゴンだが、それぞれに複数の敵が乗車しており、ワゴンが破壊されると脱出して攻撃してくるため、油断しないよう気をつけよう。