Overview
機械翻訳調の和訳や難解な英語でよく分からなかった人のための、Kentuckey Route Zeroをより理解するためのガイドです。
はじめに
Actごとのテーマ・各場面の概要になります。復習などに使ってください。
最初から最後までネタバレです。
テーマはDeveloper Wikiから抜粋、各場面概要はDeveloper Wiki・有志wikiを参考に作成しました。
(Developer wikiについて)
Kentucky Route Zeroの開発者が共同作業のために使用していた内部Wiki
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された「Videogames」展(2018年9月8日-2019年2月24日)で開発元のCardboard Computerが展示していた。テーマや物語の公式解釈、様々な没ネタ、その他舞台裏の豆知識などが豊富に書かれている。
(出典)GitHub – Official Internal Developer Wiki for Kentucky Route Zero[github.com]
(有志wiki)
出典元1:Highway 0, the Kentucky Route Zero wiki[consolidatedpower.co]
出典元2:Kentucky Route Zero Wiki | Fandom[kentucky-route-zero.fandom.com]
ActⅠ
– 光の変化
– 地表と地下間の移動
– 生と死の間の孤独な移動
コンウェイはDogwoodへの道を聞くためにエクウススオイルに車を止める。ガソリンスタンドのオーナーのジョセフは、ケンタッキー0号線のことをコンウェイに教え、この道のことを知るためにマルケス農場に向かうことを勧める。また、ジョセフは農場に住むウィーバー・マルケスに借りたテレビを返すようコンウェイに頼む。
コンウェイはマルケス農場に向かい、そこでウィーバーと出会う。ウィーバーがテレビを点けると、ざらざらした灰色の画面に納屋のある農場が映し出されるだけだった。
ウィーバーは従妹のシャノンならテレビを修理できると言い、ケンタッキー0号線に導いてくれるという場所をコンウェイに教える。
教えられた場所はエルクホーン鉱山だった。コンウェイはそこでシャノンに出会う。
シャノンはウィーバーの従妹で、彼女にこの場所へ来るよう言われたという。コンウェイとシャノンは一緒に鉱山に入る。
鉱山の中で、坑道の崩落によりコンウェイは負傷してしまう。彼らは古い鉱山車に乗って出口を探す。彼らは鉱山の別の出口を見つける。シャノンは探したいものがあると言い、ひとりで鉱山を探索し、ヘルメットが積まれた場所を見つける。
ふたりは鉱山を去る。
コンウェイとシャノンはテレビを修理するためマルケス農場へ戻る。テレビを修理すると、納屋の映像が消えて、洞窟の入口と”ケンタッキー0号線”と書かれた標識が代わりに映る。
– イメージと現実が入れ替わる –
コンウェイがトラックで洞窟に入るところで、幕が終わる。
ジェイムズ・ベクワース・キャリントンの演劇
コンウェイがマルケス農場から戻ってガソリンスタンドに寄ると、駐車場にジェイムズ・ベクワース・キャリントンが現れる。
キャリントンは日の出と合わせて新しい演劇(ロバート・フロスト「雇い人の死」)を公演する予定であると話し、会場にふさわしい場所を見つけてくれるようコンウェイに頼む。
ActⅡ
– 空間と建築
– 故郷からの別離
– 観光
空間返還請求局のオフィスでルーラが働いている。
第一幕でキャリントンに会ったことがある場合、キャリントンがルーラと会話し、洞窟の空間を演劇に使えるよう申請している。会っていない場合は、ルーラが事務処理をしたり、空間使用の申請の賛否を決定したり、その他シュールな官僚的仕事に従事している。
コンウェイのトラックが到着し、コンウェイとシャノンはトラックを降りる。行き止まりに着き混乱しているようだ。
ふたりが受付に話しかけると、”摂取員 “に会うよう案内される。彼らは官僚的なもつれの中でオフィスをたらいまわしにされる。コンウェイの足の容態は悪化し、シャノンは彼に負担を与えていることを気にする。
ふたりはルーラのデスクに到着する。ルーラは、0号線は他の道路とは異なり合理的に思った通りに進むことはできない道であることを告げる。
ルーラはかつてDogwood通りに家を借りていたが、通りの名前は変わってしまったという。彼女が住んでいた頃から、周辺の多くの通りの名前も変わっており、自分が住んでいた通りではなく、別の通りが今は「Dogwood」に改名されているのではないかと言う。
通りの変更を記録したファイルはあまり使用されないので、別のところに空間返還請求局の資料保管施設にある。局が大きくなり現在の場所に移るまでは、保管施設が局のオフィスだった。ルーラは保管施設に行ってファイルを取ってきてくれたら、ファイルを調べてDogwoodの正確な住所を特定するのを手伝ってくれるという。
また、ルーラはコンウェイの怪我のことを知り、ボウリンググリーンの近所で仕事をしているトルーマン医師を紹介する。シャノンは探索を続ける前に医者に行ってコンウェイの足を治してもらうことを強く勧める。
コンウェイとシャノンは資料保管施設へ向かう。
保管施設はキャビネットや箱でいっぱいの箱型のオフィスである。現在は保管庫が教会として使用されているが、以前は空間返還請求局の場所が教会だった。
古いプロジェクターがかつての教会の様子を壁に映し出している。
建物の中にいるのは用務員のブランドンひとりで、教会と事務局の歴史やどのようにして場所が入れ替わったのかを説明してくれる。彼自身は教会のメンバーではないし、もう誰も教会の集会に出席していないが、彼は敬意を払って投影を続けている。
シャノンが保管施設で資料を探している間、テープから労働と余暇を賛美する説教が流れる。
彼らが教会/保管施設を出ようとすると、コンウェイは崩れ落ち気を失う。シャノンはコンウェイを医者に見せるため、0号線を出て地上に戻ろうと決める。
コンウェイとシャノンが教えられた医師の住所に向かうと、そこは人の住む町ではなく、住居を展示する建設中の博物館になっていた。
元あった家はほとんどが展示品として博物館で展示され、住民はまだ展示品に住んでいるように見える。コンウェイたちは様々な住居を見てまわりながら上階に行くが、医師を見つけることはできない。ほとんど骨組みしかない屋上で、彼らは8歳の少年エズラに出会う。
エズラと彼の兄弟ジュリアン(巨大なワシ)は、住民たちが心地よく眠れるように夜になると家や持ち物を近くの森の中へ飛ばしているという。エズラは医師が森に行っているかもしれないと伝え、ジュリアンが森にコンウェイたちを運ぶ。
コンウェイたちは、医師の家を見つけるため森を進む。シャノンに支えられながら、コンウェイは足を引きずって進む。そしてついに医者の家を見つける。
医者はコンウェイの足を治療することに同意するが、治療に多額の費用が発生することを示唆する。コンウェイは治療用麻酔薬を受け取り、幻想を見ながら意識を失っていく。
Secret Tourism Brochures
秘密観光局のロビーには、裏世界の興味深い場所にアクセスするための情報が記載されたパンフレットがある。
ジェイムズ・ベクワース・キャリントンの演劇
Act1でキャリントンと出会っていた場合、保管庫から空間請求局に戻ってきたところでキャリントンに出会うことができる。
コンウェイはキャリントンに演劇を公演するのによい場所を提案する。
ActⅢ
– 遅れること
– 後悔
– 現実逃避
– 借金
第三幕は、配達の日の朝のコンウェイとリゼットの会話の回想から始まる。
リゼットの夫でありコンウェイの上司であったアイラ、リゼットの息子であり屋根修理の途中足を滑らせて亡くなったチャーリーについてふたりは話す。リゼットの記憶は混濁しているようであり、彼女の妹の家にもうすぐ引き取られる。ふたりはアンティーク店の最後の配達について話す。
麻酔薬が切れ、コンウェイはトルーマン医師のキッチンで目を覚ます。彼の片足は、奇妙な色で光る骸骨のような骨組みに置き換わっている。治療の請求法は奇妙で、連合電力会社を通じて請求されるという。
ジュリアンに飛ばされ、森から住居博物館に戻る。
ベン・ボブ・エミリーが博物館の外に立っていて博物館の中に入るかどうか議論しているが、コンウェイたちには気づかない。
エズラは水たまりばかりの駐車場を走りまわり、住居博物館にいたフローラと出会う。フローラは折紙のボートがゆっくりと大きな水たまりを離れて浮かんでいくのを見つめている。
エズラが戻ると、コンウェイたちは0号線への入口が消えてしまったため、次にどこに行くか話し合う。
コンウェイたちが目的地に向かっている途中、大木の脇でトラックが故障する。
シャノンは携帯電話でレッカーサービスに電話をかけ、一行はサービスが到着するのを待つ(残りのシーンは、ベケットの作品「ゴドーを待ちながら」の緩やかなパラレル)。
ジュネバグは、パートナーでありシンセの伴奏者でもあるジョニーと一緒にバイクで移動している。彼らは演奏のためバー“The Lower Depths”に向かう途中だが、かなり遅刻している。
シャノンたちの事故現場に出会ったジュネバグは、遅れてしまった演奏の観客になってくれるのではないかと期待し、トラックの修理を手助けする。コンウェイとシャノンは、“The Lower Depths”にジュネバグとジョニーを送っていくことを提案する。
一行はバー” The Lower Depths”に到着する。
店内にはマスターのハリーを除いて誰もいない(幕間劇“The Entertainment”でバーにいたキャラクターたちは、靴と眼鏡だけを残していなくなっている)。
ハリーは、客はいなくなったがコンウェイ・シャノン・エズラ・犬のために演奏することをジュネバグに許可する。
ジュネバグの演奏が終わると、ハリーはちょうどウイスキー配達に支払ってしまったため、レジに報酬用の現金が残っていないこと、彼が渡せるのは支払証書のIOUだけだと明かす。ハリーはIOUがあればゼロにあるウイスキー蒸留所が代わりに支払ってくれると提案し、ゼロへの行き方を教える。ジュネバグとジョニーはコンウェイたちと一緒にゼロへ向かうことにする。
ゼロに入ると、一行は洞窟内の大きなホールにいることに気づく。
洞穴の空間には、数人の研究助手たちが、かつては荘厳なコンピュータシステムであったが今は経年劣化しボロボロになった電子機器により築かれた焚火の周りで暖を取るために身を寄せ合っている。
ドナルドという老人が座り、洞穴の中で唯一動いているコンピューター、PDP-1の隣に座っている。ドナルドは洞窟で採れた麻薬性の苔を詰めたパイプを吸っており、コンウェイに差し出す。
このコンピューターは、数十年前にドナルドと共同研究者が考案した「Xanadu」と呼ばれるビデオゲームを実行していると彼は説明する。しばらく前からそのゲームはカビの腐食により突然変異を始めたという。彼は修理とメンテナンスに全力を注いだが、悪化し続けている。ドナルドは一行に「Xanadu」をプレイするよう申し出る。
一行はXANADUの電源を入れるが、テキストは文字化けして読めず、音声も歪んでいる。プログラムがクラッシュする直前、彼らは “ルーラ “という名前を聞き出すことができた。
ドナルドに尋ねると、危険で恐ろしい「余所者たち」がシステムの破壊工作をしたとドナルドは主張する。ルーラについて尋ねると、ルーラ、ジョセフ、彼の3人でXANADUを建設した経緯について語る。ドナルドは、ルーラが今どこにいるのか分からないが、XANADUの中の “ルーラ “のシミュレーションを通じて、彼女がどこに行ったのかを知ることができるかもしれないと告げる。一行は、「余所者たち」を見つけXANADUを修正することで、ルーラを見つけることにする。
ドナルドは「余所者たち」のいる場所に通じるトンネルを通る方法を教える。
トンネルを通ると、墓場の教会へ通じていた。
コンウェイとシャノンは教会の中に入る。ジュネバクとエズラは外で見張りをしている。ジュネバクは墓石を読みながら、彼女とジョニーはエルクホーン鉱山の浸水を処分するため製造されたアンドロイドであることを明かし、鉱山で古い録音を耳にしたとき鉱山労働者以外のものになるよう運命づけられていたことに気づいて脱出したと語る。
コンウェイとシャノンが出てくる。シャノンは動揺しておりコンウェイは少し落ち込んでいるが、ゲームを修復する方法が分かったと言う。二人とも教会の中で起こったことについて話したがらない。
一行はトンネルを通って洞窟へ戻る。
洞窟に戻り、コンウェイとシャノンはゲームを修復する。
修復が完了すると、ドナルドはきちんとプレイできるかどうかを確認するために再びXanaduをプレイするよう頼む。
“Xanadu “はルーラ・ジョセフ・ドナルドが洞窟とゼロの世界を発見するという数十年前の物語を語るテキストアドベンチャーになっている。しかし、ソフトウェアの劣化とドナルド自身による修正、編集、そして幻想的な挿入によってゲームには多くの歪みが生じている。
Xanaduは、ルーラの展示”Overdubbed Nam June Paik”と密接に関連しているが、ドナルドの視点で幻想的な要素が注入されて別のものとなっている。
ゲームは洞窟の外の森から始まる。ドナルド、ジョセフ、ルーラの3人は、背中にコンピュータ機器を背負って、自分たちのプロジェクトについて話しながら森を探検する。
彼らは森の中で迷子になり、洞窟の入り口にたどり着く。洞窟は塵だらけの洞穴に続き、3人はそこにコンピューターシステムをセットアップする。
幽霊が洞穴に現れ、ジョセフとルーラは逃げだしてしまう。(この展開は”Limitits & Demonstrations “のルーラの展示と一致している)
ドナルドはコンピュータ機器を拾い、洞窟の奥深く迷路のような曲がりくねった道を進む。そして逃げた先で、山の王のホールにいることに気づく。彼は再びコンピュータをセッティングする。
そこでゲームはソフトウェアを構築することを目的とした、コンピュータを成長させたり腐敗を食い止めるために大学院生を雇うターンベースのシミュレーションゲームになる。
このゲームの中で研究助手であるウィーバーが登場する。彼女は地下のトンネルのなかで余所者たちを追い、戻ってこない。
どんないにゲームをプレイしてもシステムは必然的に腐敗してしまう(衰退速度がプレイヤーの能力を超えてしまうため)。月日が過ぎ、システムにはカビが生えたある夜、旧友のルーラが戻ってくる。ここでゲームは終了する。
ゲームを終了すると、洞窟にルーラが経っている。
ルーラは、空間返還請求局ではデータ処理サービスを利用できないので、ドナルドに住所データを分析してもらいたいと伝える。ドナルドは承諾し、結果を局にファックスで送信すると言う。ルーラは、進む準備ができたら局に戻って自分に会うようコンウェイたちに伝える。
空間返還請求局に戻ると、ルーラは記録を照合した結果、Dogwoodはエコー川沿いの郵便配達所の近辺を示していると教え、フェリーに乗って向かうよう提案する。
フェリーを待つ間、コンウェイは墓場の教会で何が起こったか話し始める。
教会の地下は、”Hard Times”のウィスキー蒸留所になっており、オフィスや発酵タンク、スチル、貯蔵樽などの施設が並んでいた。
蒸留所のガイドツアーのドゥーリトルは、コンウェイを新しい輸送ドライバーだと間違え、彼らを案内する。蒸留所で働く骸骨たちは借金の返済のために働くことを余儀なくされた者たちだった。オフィスの板書には自動で利子を加算する革命的な方程式が書かれている。
ドゥーリトルは配送トラックを案内する際に、今夜ドライバーが事故に巻き込まれたことを語る。コンウェイはかつて修理工だった頃、二日酔いで仕事ができない自分に代わってリゼットの息子チャーリーが屋根修理を行い転落死したことを思い出す。
ドゥーリトルはドナルドの洞窟から黒カビが蒸留所へ漏れ出るのを防ぐため、洞窟へカビをこそぎ取りに行っていたが、もう不要になったのでシステムの修理法を教える。
ドゥーリトルはコンウェイの採用を歓迎し、記念に酒を飲むようコンウェイに勧める。シャノンは反対するが、コンウェイは酒を飲んでしまう。シャノンがコンウェイは荷物を配達している途中だと反対すると、ドゥーリトルは今飲んでしまった酒は大変高価なため、コンウェイは返済のため明日からここで配達人として働かなければならないと告げる。
蒸留所での回想が終わる。
誰もが物言わず立ちすくみ、フェリーが近づく汽笛の音だけが聞こえる。
ジェイムズ・ベクワース・キャリントンの演劇
キャリントンとはエクウス・オイルズ、エルクホーン鉱山の入口、または資料保管施設のいずれかで会える。
Equus Oils
エクウスオイルに戻った場合、ジョセフと0号線での体験について話すことができる。
ジョセフは自分とゼロとのつながりについて少し心を開いて話してくれる。
プレイヤーが留守の間、ジョセフの姪が立ち寄ってコンピュータにゲームをインストールし、コンウェイたちがプレイできるようにしている。
ActⅣ
– 交差点、変遷、移り変わる動物、境界
– レテ、記憶と忘却
– カオス的輸送、拡散、「低エネルギー」輸送
– 悲劇、対照的な復興
マッキーマンモス号の場面で幕を開ける。
便利屋ウィルが、機械式マンモス修理のマニュアルと格闘している。彼はかつて大学で演劇を教えていたが、予算削減の影響で雑用員となり、結局友人でフェリーの船長のケイトを手伝うことになったとシャノンに告げる。
ケイトは船のビデオアーカイブに女性がしゃべっている奇妙なテープがあるとシャノンに伝える。
ジョニーとジュネバグは、仲間のミュージシャンのクララと船内ですごしている。ジョニーは演奏に使用する音を収集するため、テープレコーダーをエズラに渡す。
コンウェイは15ヶ月間禁酒を続けていたが、新しく置き換わった右腕で冷蔵庫からビールを出している。コンウェイはシャノンにHard Times蒸留所に債務を返済しなければならないと言う。
以下、川を下りながら、それぞれの目的地で上陸するかボートに留まるかを選択する。
場面概要は上陸した場合を記載。
※船内に残った場合、上陸したときに見たもの・聞いたことの補足や対になるような会話がされる。
浮遊式のガソリンスタンドに立ち寄る。
ケイトはジュネバグに大嵐が来そうなことや嵐による被害について話すが、同時に嵐がもたらすキノコを愛犬のヴァルキリーと見つけるのを楽しみにしているという。
ガソリンスタンドの係員はジュネバグに、クリスタルを売っていることや、この仕事に就く前はオハイオ州に住んでおり、かつて裕福だったことなどを話す。
外に出てジュネバグは、ジョニーがぼんやりしていた理由を思い、ジョニーがエズラに彼らの旅に加わってもらいたいのかもしれないと考え、彼がもっと打ち明けてくれたらいいのにと思う。
ジュネバグはノームという男に出会うが、彼はジュネバグを、ネットで知り合いデートする予定だった女性と間違えている。彼はオンラインでのデートのプロフィールをどう書くかアドバイスをジュネバグに頼む。
ジョニーはアルという名前の男と話をする。彼は非常に長い間光を失ってエコー川で漂流し、ほとんど餓死しそうになったが、彼が持っていた最後のリンゴに生まれたばかりの昆虫がいて、彼はその小さな光によって生き残った話をする。
シャノンたちは松明に照らされたビーチサイドのバー、ラム・コロニーで降りる。ジュネバグたちの友人であるシラノのラップスチールギターの残響が夜の空気を漂う。
懐中電灯を持ってシャノンは浜辺をさまよう。一人でアルコールを飲んでいるコンウェイは、シャノンに自分が過去の記憶に埋もれていて、”今ここ “に属していないと感じると話す。シャノンは探索を続け、破損したVHSテープや色あせた写真など海岸で様々な輝く遺物を見つける。
浜辺の反対側では、空間返還請求局員の局員たちが何かのお祝いだと言いくつろいでいるが、何の祝いなのか詳細は誰も知らない。祝賀会は局内で開催される予定だったが、運転手が途中で事故に遭ったため、“Hard Times”からの積荷のウイスキーは到着しなかった。(第一幕で事故現場を見ることができる)
バーテンダーのパッチがジュネバグとジョニーに話しかける。パッチは会う予定だった自転車部品販売員と会い損ねたことを話し、数多いメニューの種類からドリンクをジュネバクに勧めようとする。ステージ上のシラノは、ジョニーに演奏のチップをもらいたいが観客にはチップを見られたくないと話す。ジョニーはシラノが曲を演奏する間、観客からチップを集めてまわる。
シラノの演奏後、出発のためシャノンがコンウェイを迎えにいくと、3人の光る骸骨が彼のテーブルの周りに座っている。シャノンが誰と話していたのか尋ねると、コンウェイは心配することは何もないと言い、二人はボートに戻る。
電話機が並ぶ場所にいる。コンウェイはふらついて水中に落ち、さらに飲み続けるため船に戻る。
ウィルが最初にかかってきた電話に出る。奇妙な断片や会話の一部など様々なメッセージが流れる。耳を傾けたウィルは全てのメッセージが重要だと言う。
ケイトに電話がかかってくる。助産師でもあるケイトの顧客であるサマーの家が映し出される。サマーは妊娠中で不眠に陥っており、起きてテレビを見ているという。ケイトは、不眠は医者がいうように治すべき病気ではなく、自分の経験に基づいて自然療法を提案する。
クララは、出身地であるリトアニアにいる姉ナディアに電話をかける。電話がつながると、騒がしい団地の高層階にナディアはいる。ナディアは、叔父のアンドリアスがホスピスに移り、面会を受け付けていないことを伝える。クララにリトアニアに来て叔父に会いに行こうと提案するが、クララは間に合わないだろうと返す。
次の電話は保管施設の用務員ブランドンから。カードゲームに夢中でいつもの母親の迎えに遅れてしまったため、一行がトラックで保管施設に寄るかどうか尋ねられる。
電話が鳴りシャノンが応答すると、公衆電話をかけるキャリントンの姿が映し出される。嵐のせいでキャストやスタッフが遅れているため、キャリントンはシャノンに助言を求める。シャノンが演出についてアドバイスをすると、彼は感謝する。
シャノンたちは報酬がもらえるアンケート・実験に参加するため、研究施設に立ち寄る。
2人の研究員ミミとジェンは、施設に残っていた古いアンケート用紙と防犯カメラのビデオを見ている。
ビデオにシャノンが名前や記憶などの質問に回答しているのが映る。ミミはシャノンのマルケスという名字に反応する。ミミがかつて統合電力会社が出資したコミュニティテレビ局であるWEVP-TVで働いていた頃、同じくウィーバー・マルケスが働いていたのだ。ウィーバーはアーカイヴ担当だったが、奇妙な条件で辞めて姿を見せなくなってしまった。
次のビデオには、施設で飼われている猫のココナッツに餌をあげるシャノンが映っている。ミミは猫はある日センターから忽然と姿を消したと言う。ミミはウィルが待合室に座っている様子を見て、大学にいたころに教員のウィルを知っていたこと、大学最終年度に恋人のチャーリーが帰省中に屋根から落ちて急死してしまった苦悩の日々を語る。
次のビデオでは、シャノンがドアに関する質問に答えている。ミミとジェンはビデオを見ながら、ウィーバーに何が起こったのかを話し合う–ウィーバーが去ってから、妨害電波によりテレビ局で奇妙な出来事が起こり始めたという。電波干渉が起きると不吉な音と不気味なキャプションが画面に映り、最後にウィーバーが映るという。この電波干渉は何年も続き、最後の放送は洪水が起きる直前だった。
別のビデオでは、シャノンは指示された通り電話をかけ、整形外科の理学療法士と名乗る男と話をする。カメラを切り替えるとコンウェイは3人の骸骨と話している。
シャノンが戻り、一行はボートに戻る – 猫のココナッツも続いてボートに乗る。
鬱蒼とした森にケイトとエズラがキノコ狩りのため上陸する。
ケイトは、キノコ狩りの第一のルールは試す前に食用かどうかケイトに確認すること、第二はキノコ狩りを楽しむことだという。
キノコを探しながら、ケイトは助産師の仕事をしている時に代替医療の話を聞き、そこからキノコについて興味を持ち始め、菌類について研究するまで至ったことを思い出す。エズラは家族がいた頃に森で遊んでいたことや家族のことなどを思い出す。
二人が合流し会話をしていると、たくさんの猫を乗せた漂流船が流れていくのが見える。
二人は船に戻る。
ケイトはシャノンとコンウェイに電話交換所にいる交換手のポピーへ小包を渡すよう頼む。渡したあとは、向こう岸でマンモス号と合流してサム&アイダのレストランで一緒に朝食をとろうと話す。
シャノンとコンウェイは交換所へ向けてタグボートを運転する。途中、二人はコウモリの聖域と呼ばれる場所を通過する。その入口にはエルクホーン鉱山の洪水で死んだ鉱夫のための、ヘルメットの山でできた追悼碑がある。
コンウェイは通り過ぎる2人の骸骨に手を振りながら、腕と足はもう痛くなくなったこと、借金も蒸留所の人たちが返済計画を立ててくれるだろうから心配ないだろうとシャノンに告げ、配送用トラックをシャノンに任せることを提案する。
コウモリの聖域は暗く、その中でふたりはコンウェイの家族、リゼットの病気のことや、出会った時にシャノンが電話でワークショップから立退きを要求されていたことなどを話す。
ふたりは交換所の入口で住居博物館にいたフローラを見つける。
ダッシュエルという老人が受付で古い電話を修理している。交換所はかつて駅だったが電力会社により変えられたこと、コミュニティテレビ局であるWEVP-TVへの配線作業をかつてウィーバーとともに行っていたことなどを話してくれる。
ポピーに小包を届けると、電力会社が電話回線を買い占めたこと、彼女以外のスタッフは通信自動化により解雇されたことなどを話してくれる。
ボートに戻るためシャノンが懐中電灯を持って振り向くと、3人の骸骨がボートで通り過ぎていくのが見える。
シャノンは一人でボートに戻る。
シャノンは一人でレテ川を漂い、レテ湖のサム&アイダのレストランでマンモス号のクルーと再会する。
ケイトたちはコンサートのために船で練習しているクララのためにテイクアウトを注文している。シャノンはコンウェイから残されたトラックについて話し、彼の配達を完了させるつもりだと告げる。
調理を担当するアイダは食品模型をテーブルに置く経緯となったエピソードをエズラに話す。魚を釣って戻ってきたサムは、下の階で食品模型のエピソードを別の側面から語る。
アイラが料理を運び出し、一行は出発の準備をする。シャノンはマンモス号に乗り込み、再び出発する。
ハウスボートが並ぶ中クララのテルミン演奏を見学する。
エズラがテープレコーダーで集めた音を流し、クララの演奏を手伝っている。
ジョニーとジュネバグは、以前クララが花屋で演奏しているのを見た時のことを思い出す。その花屋はシラノが彼女のために演奏で苦労して稼いで開店したものだった。そしてジュネバグは、ジョニーやエズラとの関係について考え、エズラにドラムの演奏を教えることを思いつく。演奏が終わり、一行は船に戻る。
クララは少しの間、シャノンたちと一緒に旅をすることにする。
マンモス号がサイロの郵便局に到着し、シャノンたちは下船する。トラックはもうエンジンがかからないようだが、なんとか下ろすことができた。
Dogwoodに向かうには螺旋階段を上るのが唯一の道になるが、トラックは運べない。彼らは荷物を持って徒歩で階段を上ることにする。
ActⅤ
シャノンたちは昨晩の嵐で洪水に見舞われた町にたどり着く。
プレイヤーは猫とトンボを操作して町を見て回る。
住民たちの多くは町を離れようとしている。町にはこれまで登場した人物たち、そしてかつてここに暮らした幽霊たちが集まっている。
シャノンたちは探していたDogwood通りの家に配達品である家具を運びこむ。
ロンは洪水で溺死した“Neighbors(隣人)”と呼ばれる馬たちを埋葬するための穴を掘り、町に追悼を知らせるための鐘を鳴らす。
各々が追悼の言葉を述べ、エミリーが歌を捧げすべての者たちが集って馬を悼む。
町に残る者、町を去る者も散っていき、シャノンたちはこの旅の終着点にたどり着く。
Limits & Demonstrations
エミリー、ベン、ボブの3人が美術館を訪れ、ルーラ・チェンバレンの回顧展を観賞する。3人は、展示作品について話し合ったりしながら、展示空間を歩き回る。
回顧展の解説パネルには、ルーラが35年の間にメキシコシティや各地でインスタレーションを制作したこと、展示には大きな空間や電力・労働力を必要とするため多くの美術館が展示を嫌がったこと、展示が示す様々な能力の限界・忍耐と同様に、鑑賞者に対しても限界・忍耐を試すような作品であることが書かれている。
The Entertainment
この演劇はレム・ドゥーリトルの2つの戯曲『A Bar-Fly(常連)』と『A Reckoning(清算)』で構成されている。
ジョセフが同時上演のため2つの戯曲を脚色し、『The Entertainment』に改名した。
ルーラはこの公演の舞台美術を担当している。
劇はバー“The Lower Depths”で幕を開ける。
朝方、マスターのハリーとすでに酔いが回っている常連のイヴリン。
イヴリンは営業でテキサスに行っている夫テッドについて、彼が浮気しているのではないかと打ち明ける。ハリーは宥め、今バーで提供しているのは “Hard Times”のウィスキーだけだと告げる。イヴリンは Hard Times蒸留所で働く”Hard Times boys “を見たことがあるが、彼らは奇妙だったという。
イヴリンがテーブルに置いてあるレンガを挟んだサンドイッチについて尋ねると、彼は酒税法の規制のため提供しなければならなくなったのだと説明する。ハリーはホステスを雇うことを考えていることや、休暇でニューオーリンズのビーチに行ったことを話す。
テーブルで酔いつぶれている常連を見ながら、イヴリンはテッドがテキサスで同じようになってないか心配する。イヴリンが今夜の余興(The Entertainment)は何かと尋ねると、ハリーはジュネバグのショーであると告げる。
その日の午後。
テレビのチャンネルを変えると、イヴリンは恐竜のドキュメンタリーを見たいと言い、ノアの箱舟に恐竜が乗っていなかったことに不平を言う。
ハリーは、かつてベスという”善きクリスチャン”である女性と一緒に教会に行っていたが、もう今は教会いかなくなってしまったことについて話す。
ハリーの “ニューオーリンズのビーチ “の休暇の話になるが、彼の話にはおかしなところがある。
パールがバーに入ってきて、両親と話をしなければならないがバーに来ていないか尋ねる。彼らは来ておらず、イヴリンはパールにお酒を勧める。“Hard Times”のウィスキーの話になり、パールはウイスキーや“Hard Times”にまつわる不審な噂を訝しむ。
イヴリンは出張中の夫のテッドが寂しさから浮気するのではないかと想像して、テッドと彼の商売であるハンマー販売を嘲笑い、そしてハリーの休暇の記憶があいまいなことを持ち出す。
ハリーは不機嫌になるが、イヴリンとパールはハリーが本当に休暇でオーリンズに行ったのか怪しむ。
パールは親のバーでのつけを代わりに支払うのはもう疲れたからやめるつもりだと話し始める。ハリーは返済のことを気にしながら「清算について報告されたら……どうなるかわからない」と言う。そして彼らは借金やローンの種類について話し合う。
ハリーはパールにツケを払うように警告する。
夕方、パールの両親であるローザとローレンスがテーブルに座っている。
ローザはローレンスに、上司から「管理職に向いている」と言われたことや昇進の可能性について興奮気味に話す。ハリーがツケを支払うように伝えると、二人は話題をそらすため、ハリーのニューオーリンズでの休暇について尋ねる。うまく答えられずに悔しがるハリーに対して、イヴリンは皮肉を言う。
客たちは今日の余興を待っているが、ハリーはツケを払うように言う。
ローレンスは“Hard Times”ウィスキーの秘密の成分について聞いたことがあると言い、ローザはそれが燻された木材に関係していると考えていると言う。
ローザとローレンスはパールが勘定を払うと思って飲み続けていたが、ハリーがパールはもうそのつもりではないと告げる。
ジュネバグは時間になっても到着しない。ハリーは彼女が来るのを待っている。
夜が更ける。
常連たちはまだバーに居座っており、パールは両親と話をするため戻ってきた。
イヴリンは酔いつぶれながら、テッドの浮気疑惑についてパールに八つ当たりする。パールは彼女を慰め、自分も両親のためにツケを払うことにどれだけうんざりしているか愚痴を言う。これを聞いて動揺したローレンスは、ローザが昇進するかもしれないとパールに伝えるが、パールが何度も両親の酒代を払うのを拒んでいると、ローザは上司が「そのうちに」としか言っていないことを認め、昇進の可能性は全くないことが明らかになる。ローレンスは唖然とする。
イヴリンは酔っぱらって、ジュネバグのショーを待つと言って帰りたがらないが、ハリーはほどほどにするようにイヴリンに伝える。しかしパールはイヴリンにドリンクをおごり続ける。
休暇の話の中で、ハリーはついに実はニューオーリンズには行っていないことを認める。そして常連たちん勘定の清算があるだろうと催促する。ローザが意図を尋ねと、ハリーはもう店には現金が残っておらず、ウイスキーを仕入れる取引をしなければならなくなったと告白する。
パールはウィスキー取引について尋ねるが、ハリーが「言うに値しない」と告げ、パールに店を出ていくよう言う。パールは去る。
イヴリンは、テッドが浮気してくれればいいと思っているのは、テッドを愛していない自分に非があると思いたくないからだと明かす。ローザは、彼女はスーパーで働いて11年近くになるのに昇進の見込みがないことを落ち込んでいる。
ハリーは客たちに去るように言うが、彼らは余興を見るために店に残り続ける。ハリーは「奴らは借金を欲しがっているんだ! 奴らはそれを餌にしてる。ウイスキーの中に借金を混ぜ込んでるんだ!」とわめく。
イヴリンは驚いて発言の真意を問うと、ハリーは「”Hard Times boys “がやって来て、清算されるだろう」と告げる。ローレンスは自分たちは”Hard Times”に借金をしたのではないと言うが、ハリーは「取引したんだ。債権を売り払ったんだ。すまない。本当にすまない…」と打ち明ける。
不穏なハミングが始まり、”Hard Times boys “が現れる。
終幕
※テーブルに置いてあるレンガを挟んだサンドウィッチ(“The Entertainment”のモチーフにもなっている)と酒税法の関係については、To Evade Pre-Prohibition Drinking Laws, New Yorkers Created the World’s Worst Sandwich – Gastro Obscura[www.atlasobscura.com]参照
Here And There Along The Echo
目の前の電話で、エミリー、ベン、ボブは電話をかける。
秘密観光局のガイドのウィルの自動音声が再生され、第4章にでてくるエコー川沿いのあちこち、Rum Colony、Iron Pariah(ネコが乗った漂流船)、The Silo of Late Reflections、Sam & Ida’s、The Mucky Mammothについての情報が流れる。
内線番号7360にかけると、プレイヤーは眠れない理由を伝えるように言われる。第四幕でウィルは留守番電話をチェックし、この質問への回答と思われるメッセージに耳を傾けている。
プレイヤーが電話を切って待っていると、奇妙な電話が次々とかかってくる。
Un Pueblo De Nada
タイトルの意味はスペイン語で「無の民」「無の町」。
本幕間劇は、エミリーの視点からWEVP-TVの最後の放送を描く。
夕方の放送の直前に外で嵐が吹き荒れる中、プレイヤーはテレビ局内を探索することができる。
The Death of Hired Man
タイトルは農場で働く雇われ労働者の死を夫婦の対話で描いたロバート・フロストの詩「The Death of Hired Man(雇い人の死)」から。
(参考)和約:神戸親和女子大学学術リポジトリ[kobe-shinwa.repo.nii.ac.jp]
ActⅠでウィーバーに会った後、Equus Oilsに戻ってキャリントンに会っていればプレイできる。
この最後/最初の幕間劇では、バー “Lower Depth”でキャリントンがハリーとエミリーに話しかけている。会話内容はフロストの詩の内容が反映されたものになっている。
プレイヤーはテレビのダイヤルを操作し、チャンネルを変えることができる。
概要
“Lower Depth”で、キャリントンは公演予定だったロバート・フロスト「雇い人の死」の演劇が、観客も俳優もスタッフも誰も来ずに、失敗に終わったと嘆く。エミリーは座ってテレビを見ている。彼らはルーラのメキシコへの突然の引っ越し、資料保管庫で用務員をしているブランドンの境遇、そして家と呼べる場所を持つことの概念が何を意味するのかについて話し合う。
【おまけ】Un Pueblo de Nadaの放送番組
※ガイド作者注:開発のCardboardComputerがHPで公表している本幕間劇で放送されるWEVP-TVの番組。Un Pueblo De Nada[kentuckyroutezero.com]で見れる。
毎晩のWEVP放送。
司会のリタが視聴者を歓迎する。リタは、昔はWEVP放送に様々な番組があったことを思い出しながらも、今でも唯一つ残ったこの番組を楽しんでいると言います。
リタは電力会社がこの町に来る前あったユートピア的なコミュニティについてドキュメンタリーを制作したので、紹介します。
「ビデオ:スペイン語のミニドキュメンタリー(Un Pueblo de Nada)」
ゲストの地質アーティストのマヤをリタが紹介。マヤは自分の仕事について説明し、ふたりは先ほどのドキュメンタリーについて話しあいます。マヤはこの地域のウォーキングツアーに参加し、古墳のような初期の土塁を探しているといいます。次のビデオが流れます。
「ビデオ:野生動物」
ロンが入場。みんなでビデオを見て、そこに描かれているものが本当に “野生 “なのかどうかについて議論し、“野生”、”野生化 “、“自由”とはそれぞれ何なのかフランクな議論を行います。
「ビデオ:天気予報」
リタがビデオアーカイブから次のビデオを紹介します。
「ビデオ:三輪車と洞窟の蟻」
詩人のニッキが入場。嵐がひどくなっており、みな不安を募らせている。リタは今日の番組を早めに切り上げた方がいいと提案します。ニッキが詩を朗読します。
停電になる前の一瞬、信号が途切れ、ウィーバーが画面に介入する。
最後に
悲劇と復興、そして円環の物語はお楽しみいただけたでしょうか。
このガイドがKentucky Route Zeroを楽しむための一助となれば幸いです。