Overview
エンシェントレーシェン(「依頼:森の精霊」)マルチプレイ時での、狩猟笛を用いたサポートロールについてのガイドです。
1、はじめに
エンシェントレーシェン(クエスト名:「依頼:森の精霊」)はギミックが多く、いつものモンスターハンターにでてくるようなモンスターとはまた少し違った形での立ち回りをすることができます。
ここで紹介するのは他のメンバーが攻撃に専念できる環境を作るサポートとしての役割です。主にやるべきことは、広域で全員の体力を安全圏に維持しながら、スリンガーなどでモンスターの行動を阻害して他のメンバーが攻撃できる機会を増やすことです。MMORPGのヒーラー職のような役割といったらイメージしやすいと思います。
他の武器種でも可能ですしそれぞれに個性があります。ただ、筆者は他武器のことはあまりよくわからないため、ここでは狩猟笛を用いたサポートを紹介したいと思います。
狩猟笛でのサポートの強みは、演奏効果による攻撃アップと防御力アップができることです。こまかな計算はあるみたいですが、だいたい1.15~1.2倍の攻撃力や防御力の上昇が見込めるそうです。ほかのメンバーが攻撃に専念する場合、攻撃力UPの旋律を吹くだけで、自分はまったく攻撃しなくても、ハンター半人分のダメージを与えることができるということになります(ただ、実際はもっと低い計算になるそうです)。サポートに専念しつつも、パーティー全体の火力にある程度貢献できます。防御力アップでパーティー全体の生存力を高め、クエスト成功率をひきあげることもできます。
筆者は野良で遊んでいます。勝手に撮影するわけにもいかないので、実戦での動きを動画で説明することはできません。文字ばかりでわかりづらいと思いますが、興味のある方はお付き合いください。
このガイドはPS4版ユーザーのみなさんによる先行情報をいろいろしらべ、野良でためすなかで筆者なりに消化したことを書き上げたものです。文責は筆者にありますが、ここに書かれている攻略法は筆者のオリジナルではありません。
右も左もわからないままの筆者につきあい支えてくださったみなさんに感謝します。
2、装備
まだ色々考えてるとちゅうですが、装備の例です。
注意:この装備は「依頼:森の精霊」専用装備です。ほかのクエストに使用しないようお願いします。
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武器:エンプレスドラム・冥灯(カスタム強化・スロット)
頭:ギルドクロスアクセβ
胴:マムガイラメイルβ(またはゼノラージハイドγ)
腕:エンプレスアームβ
腰:ギルドクロスコイルβ(あればフルドレスコート)
足:エンプレスグリーヴα
護石:早食いの護石Ⅲ
特殊装備:転身・不動・達人の煙筒のうちからどれか2種
装飾品:耐衝珠【3】*3、鼓笛珠【1】*1、友愛珠【1】*1、加護珠【1】*1、体力珠*1
耐絶珠【3】*1、茸好珠【1】*1、節食珠【1】*1、投石珠【1】*3、速納珠【1】*2
発動スキル:広域化 Lv5、気絶耐性 Lv3、体力増強 Lv3、早食い Lv3、精霊の加護 Lv3
スリンガー装填数UP Lv3、ひるみ軽減 Lv3、笛吹き名人 Lv1、納刀術 Lv2、満足感 Lv1、キノコ大好き Lv1、不屈 lv1+その他
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腰を「フルドレスコート」にすれば「不屈」が消えるかわりに自由なスロットが一つ増えます(筆者は「フルドレスコート」を持っていないので間違っているかも知れません)。「ボマー」をつけたい場合は腰を「ゾラマグナスパインγ」にしてください。
「納刀術」のメリットは回復やスリンガーが可能な納刀状態に戻りやすいことです。それと抜刀状態でエリア移動の咆哮を受けてしまっても閃光ひるみループ(後のセクションで解説)がぎりぎりまにあうようになります。
「ボマー」のメリットはジャグラスの対処がしやすくなることです。
「スリンガー装填数UP」はあまり優先してつけなくてもいいスキルではないかと感じます。別のスキルを入れたい場合、削る候補にしてます。
このクエストはエンドコンテンツに位置しています。防具はカスタム強化で開放できる分も含めて強化しておいてください。未強化で救難に参加して一瞬で倒されてしまうかたがいます。悪意がなくとも、救難主やほかのメンバーからしたらクエストをわざと失敗させるために入ってこられたようなものです。今の防御力では苦しくても、再配信されるころには行けるようになってるはずです。どうしてもマルチで行きたい場合は自分で救難を出すかお友達と相談してください。
武器についてです。筆者は紫青橙の「エンプレスドラム・冥灯」を使っています。ほかには紫赤青の「皇金の龍笛・岩賊」を使われている方が多いようです。
「皇金の龍笛・岩賊」のメリット
・演奏効果による攻撃力の上昇率が若干高め
・爆破属性値が高いためジャグラス処理に向いている
・武器出し攻撃(紫)で旋律をつくりやすい
・普段なかなか使う機会のない笛を使える
「エンプレスドラム・冥灯」のメリット
・演奏効果の効果時間が長めで維持しやすい
・攻撃と防御をいっぺんに吹けて旋律のストック欄を圧縮できるため、とりまわしが楽
・スタミナ消費軽減が吹けるため、スタミナをよく消費する武器との相性がいい
・スロットがすぐれてるのでスキルがたくさんつけられる
・切れ味が白のなので殴り性能が高め。
・常設クエストの素材で生産できるため、入手難易度が低い。
以下は演奏効果時間の違いです。
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笛吹名人ありでの重ねがけ1.2倍系の効果時間:初回120秒、重ねがけで60秒延長
笛吹名人ありでの重ねがけ1.15倍系の効果時間:初回150秒、重ねがけで90秒延長
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「皇金の龍笛・岩賊」を使う場合、攻撃力UP【大】の旋律のみを3ストック事前にためておけば、戦闘中旋律を作らなくても3分(追加演奏する場合はそれ以上)は延長することができます。防御力UP【大】はあきらめて、攻撃力UP【大】のみに専念するのもいいかもしれません。その場合、若干延長がしやすく、スキル「根性」もついてくる「エンプレスドラム・炎妃」も選択肢になるとおもいます。
防御力がたくさん欲しい場合、「フォルティッシモⅡ」を、防御カスタムを3回して使うのもありだとおもいます。精霊の加護lv3の効果が武器だけで得られます。
3、カスタムショートカットとアイテムマイセット
サポートをするとき、カスタムショートカットとアイテムマイセットはとても役に立ちます。ショートカットをつかえば、すぐに使いたいアイテムが使えます。キャンプですぐにアイテムを補給できるよう、アイテムマイセットも専用のものを登録してます。
・カスタムショートカットの例
ショートカットに登録してますが、普段は使っていないものもあります。アイテムポーチには限りがあるので、パーティーや自分の好み、やりたいこと試したいことなどから持ち込むアイテムを調整してください。
モドリ玉は戦闘が長引いたときの補給と、ジャグラスがいる状態でレーシェンがエリア移動したとき、早めにキャンプに向かいたいとき使っています。戦闘中間違ってつかわないよう、ショートカットからは外しています。
けむり玉は現在使っていませんが、なにか役に立つことがあるかもしれないと思い一応もちこんでいます。
毒けむり玉は敵視が自分に向いたとき、引き連れながらジャグラスにダメージを入れることができます。大タル爆弾Gで間に合うことが多いので、いまは使っていません。
いにしえの秘薬は広域にのらないので、自分だけ回復したいときに使っています。調合素材がポーチにあれば使用するためのショートカットを使って調合もできます。ただ、初期状態だと滋養エキスからのレシピが優先されます。滋養エキスは希少品なので、活力剤からのレシピをおすすめします。調合リストを開き、活力剤を使った調合レシピを滋養エキスを使った調合レシピより後ろの枠に入れ替えれば優先順位を入れ替えることができます。
・アイテムマイセットの例
クエスト開始時は鬼人薬グレートと硬化薬グレートを飲んでいるため、専用のアイテムマイセットを別に作っています。
アイテムポーチの枠を増やしたい場合、怪力の丸薬と鬼人の粉塵と硬化の粉塵を外して不死虫を代わりに入れます。ポーチの枠をひとつだけあけ、現地でその都度調合しながら使用すれば1枠分のアイテムを追加することができます。いにしえの秘薬を外せばもう1枠追加できます。現地で調合用の枠を埋めてしまった場合、他のアイテムが調合も使用もできなくなるので注意してください。
4、消費アイテムのあつめかた
サポートはアイテムをとても消費します。クエスト中に在庫がなくなってしまったということがないよう、まえもって十分な数をそろえておくと安心です。
植生で必要なものを依頼しつつ、釣り(サシミウオと調査ポイント目的)で探索を周回すれば比較的効率よく増やせます。釣り場に向かう途中、ケルビがいたら打撃攻撃で気絶させ、ケルビの角(いにしえの秘薬の素材)をあつめるといいかもしれません。時々レアな環境生物がみつかることもあります。
植生で手に入るオオツノアゲハはアイテム錬金で鬼人薬グレートなどと交換できます。
調査ポイントがたくさんある場合は交易船やオトモダチ探検隊からも色々手に入ります。
5、実戦での立ち回り
今後書き直すかもしれません。
1、戦闘開始前
現地に向かうまえ、もしくは現地に到着したらキャンプで食事をとります。食事スキル「ネコのド根性」を発動させるとぐっと生存率があがります。お食事券がある場合はぜひつかってみてください。
食事が済んだら「北東キャンプ(11)」にファストトラベルします。
「北東キャンプ(11)」に飛んだらツブテの実の生えている坂道を下ります。下るときにツブテの実をひろっておきます。ツタを渡ってレーシェンのいるエリア(エリア12)に向かい、入り口の前の穴で待機して他のメンバーを待つことが多いです。ツタから落ちても歩いて合流できるので落ち着いてください。
野良だと突入経路や突入タイミングがそれぞれ違うことが多いです。戦闘開始前にあつまってみんなにバフをかけられるならそれが理想です。でも、野良ではそれができるとはかぎりません。序盤は危険が少ないため、戦闘に入ってからバフをかけてもいいと思います。
開幕落石をほかのメンバーに任せれば、若干遅れて入っても大丈夫です。必要な旋律のストックをためた後、自分も突入します。延長用や途中参加したひとのためにも複数枠ストックするといいです。
突入経路と旋律ストックを早くためる方法を動画にしました。最後の連音→連音→柄は、連音→柄→後方→柄に変えてもいいとおもいます。
2、戦闘開始
戦闘エリアに自分が最初に突入した場合、まずはツブテの実で落石を起動してください。大ダメージを与えて、さらにジャグラスを減らすことができます。遅れるとワープしてしまい当たらないことがあります。
以下はスタートアップについてです。すでに集まってバフができている場合ははぶいてください。
落石のあと、もしくは遅れて突入するとき、全員が効果範囲内にいるのを確認してRTで抜刀演奏をします。メンバーの名前の横に音波のマークがでていれば効果範囲内にいることになります。
演奏を重ねがけすると効果が強力になります。追加演奏は隙きが大きく、攻撃で中断されることがほとんどです。安全に重ねがけしたい場合、ストックをいちどに2つ使います。
演奏が終わったら、〇〇薬グレート、〇〇の種、〇〇の粉塵で攻撃力と防御力のバフをかけます。他のメンバーが自分で使っている場合が多いですが、自分のためにも、念のため使っておきます。
戦闘中にスタートアップをする場合は不動の装衣が便利です。比較的安全に追加演奏できるので、ストックも節約できます。
3、回復
回復薬グレートが主力です。傷ついたメンバーをできるかぎりはやく安全な状態にし、攻撃機会を増やすのが仕事です。おしみなく使っていきます。
ハンターが攻撃を食らってダウンしている最中、理想をいえば攻撃を食らう直前か直後には回復薬Gを使い、起き上がるころには十分な体力にするのが目標です。レーシェンやメンバーの動き、体力ゲージには常に目をくばってください。
回復薬やアオキノコは体力に余裕があって、回復薬グレートが尽きないよう調整したいときに使います。細かな削りダメージをケアするのに向いています。
あまりなれていないメンバーが多い場合、回復アイテムが切れるのをできるだけ避けたいです。回復量に無駄がないようペースをかんがえて使ってください。
ゲージが赤くなったときは裂傷状態です。アステラジャーキーかサシミウロコで治療してください。サシミウロコのほうがポーチにたくさんはいりますし、回復アイテムのかわりにもなるので、筆者はサシミウロコを持ち込んでいます。
仲間をすぐに回復できるよう、基本的に納刀状態でいるよう意識してください。自分が攻撃をうけないことも大切です。
4、演奏と旋律
繰り返しですが、戦闘中は基本は抜刀演奏(RT)です。追加演奏も基本しません。非戦闘時にストックをためておけば邪魔されません。連音攻撃(左スティック前+Bと2回目の振りに合わせて好きな音色を押しっぱなし)と柄殴り(どれか音色攻撃の後、連携で左スティック後ろ+好きな音色)を多用すれば、すばやく旋律を揃えることができます。サポートに特化する場合、自己強化は必要ありません。
敵視状態へ移行するモーション中は演奏や旋律をそろえるタイミングにうってつけです。
5、アイテムによるバフ
攻撃力アップと防御力アップの種と粉塵はなるべく切らさないよう、最低でも新しいエリアに入るときは更新してください。どれも効果は3分間だそうです。
ダウンなどにあわせて怪力の丸薬を飲むのもいいと思います。ただ、怪力の丸薬を使うときに注意することがあります。それは怪力の種の効果に上書きされるということです。効果時間(21秒)が終わったら怪力の種の上昇分も消えてしまいます。あとで怪力の種を使い直すよう気をつけてください。
6、閃光スリンガー
レーシェンに閃光スリンガーはとても有効です。1回めが10秒、2回めが5秒、それ以降はほぼ一瞬です。何度も使用して効果が薄くなっても、レーシェンをひるませる効果はなくなりません。これを利用して、レーシェンの危険な行動をすべてくいとめることができます。とても大切なアイテムです。
レーシェンで注意したい危険な行動は、拘束攻撃とニクイドリの範囲爆発攻撃です。どちらも閃光スリンガーで阻止することができます。いつでも閃光スリンガーをつかえるように構えていてください。危険な行動は編纂者が知らせてくれますが、知らせてくれないこともあるようです。チャットだけでなく、レーシェンやメンバーの様子に気を払ってください。
たまにどれだけ投げても効果がないときがあります。地形が影響しているという話です。だめだと判断したときはすぐに気持ちを切り替えて、広域での回復やルーン、ダイブ回避など、別の方法でしのいでください。
閃光スリンガーの効果が切れた瞬間、すぐに閃光スリンガーを打てば連続して怯ませることができます。これを利用して擬似的にレーシェンを拘束することができます。
発射したあと次弾を装填しているモーションにはいります。その間にショートカットで調合します。装填モーションがおわったらすぐにまた撃ちます。これで最大13発分ひるませつづけることができます。操作が忙しいですが、かなり効果のあるテクニックなので練習してみてください。
レーシェンがそろそろ移動を開始する頃(可燃石を落とした後)、またはレーシェンがエリア移動の咆哮を行った直後がこれをするのに最適なタイミングだとおもいます。その後補給に向かうことができるので、気兼ねなく残った閃光スリンガーをつかいきることができます。閃光の効果が最短になっている場合はレーシェンからの反撃もないのでアタッカーも全力で攻撃しにいけます。
納刀状態で咆哮を受けた場合、閃光スリンガーを装備していなくても、アイテム選択欄(画面右下のUI)から装備して最速で打てば、ギリギリまにあうことがあります。
達人の煙筒を装備している場合、エリア移動しそうな直前に置くことができれば閃光ひるみループと連携がとれることがあります。運も必要ですが、狙えそうなときはねらいます。可燃石が落ちたあと、レーシェンがダウンや麻痺したときは置いて、復帰後にエリア移動しそうだとおもったらそのまま閃光ラッシュにつなげます。
閃光スリンガーのひるみループを練習している動画です(ところどころ失敗しています)。
動画ではカットしていますが、この後すぐに敵視状態になりジャグラスが召喚されます。レーシェンに閃光スリンガーをつかったら、敵視状態までのクールタイムが縮むのかもしれません。クエスト開幕や、不必要な閃光は控えたほうがよさそうです。
7、スリンガー
筆者は苦手でうまく当てられませんが、レーシェンがワープする直前、もしくはワープした直後にスリンガー(ツブテの実でもいいです)を当てれば特殊なひるみが発生します。何度も当てればレーシェンの強化状態を阻止できます。音を聞けばどこにワープするのかある程度把握できるので、イヤホンやヘッドホンなどを使うとより狙いやすくなります。
気絶状態のハンターに向けてスリンガーを打てば気絶を解除できるかもしれません(効果があるのか未確認です。
レーシェンはある程度ダメージを受けると以下のレアなスリンガーを落とします。
・尖鋭石(スリンガー貫通弾)
・滅龍石(スリンガー滅龍弾)
・可燃石(スリンガー爆発弾)
これらはエリアごとのレーシェンの残り体力の目安になります。可燃石が落ちたときはそろそろ移動する(最終エリアでは討伐が近い)と考えてください。ダメージが超過した場合は次のエリア分も落とすことがあります。
貫通弾は4ヒット(大体2発)、滅龍弾は2発、爆発弾は1発でレーシェンをひるませることができます。これらはワープモーションでなくてもひるませることができます。狙う部位はおそらくどこでも構いません。レーシェンにスーパーアーマーがかかっていて、ひるまないモーションもあります。
タイミングよっては逆にチャンスを潰したり、最悪アタッカーの被弾つながってしまうこともあります。特にレーシェンに習熟しているメンバーにとっては邪魔になるかもしれません。ラッシュ用の閃光スリンガーを温存するために、危険行動、もしくはメンバーに苦手な行動がある場合はその行動を潰す目的で使ったほうがいいかもしれません。閃光スリンガーと違ってジャグラスに阻まれてしまうことがあるので、その点は注意してください。
悪い癖ですが、筆者はもったいない気がしてとりあず撃ってます。
味方や自分が乗り状態になったとき、レーシェンに対して一発打ち込めば、すぐにフィニッシュ直前にもっていくことができます。フィニッシュ受付時間中にスリンガーでひるませてしまった場合、乗りがキャンセルされてしまうため注意してください。
レーシェンが落とすもの以外に、はじけクルミでもおなじ効果が狙えます。2発でひるみがとれます。エリアにある場合、拾っておくのもいいかもしれません。
8、ハンターのルーン石
ハンターのルーン石(またはイグニの印)はレーシェンの根を燃やすことができます。壁を通れるようにしたり、拘束状態になった味方の救出につかえます。レーシェン本体に複数回つかえば燃焼ひるみをとれるだけでなく、強化状態を阻止することもできます。これはワープ時のスリンガーでのひるみによる蓄積値と共有しているそうです。大事にとっておくより、クールタイムごとに積極的に使っていくほうがいいかもしれません。強化が阻止されニクイドリがいない状態では蓄積値はたまらないそうです。
カスタムショートカットでジェスチャーを登録すればポーチの枠をひとつ開けることができるだけでなく、抜刀状態でも使用できるようになります。
9、位置取り
筆者の場合ですが、木の根が同心円状に3段階生える攻撃が来た場合、すぐに範囲外に出て回復できる距離を意識して位置どっています。そこだと木の根がレーシェンの前方に伸びる攻撃や、ニクイドリをとばす攻撃にも反応しやすいです。
離れすぎてもレーシェンを遠くにワープさせることになり、メンバーがおいかけっこをするはめになるので注意してください。
それと、段差近くに位置どることを意識するといいかもしれません。段差近くに誘導できれば乗りやエリアルをねらえるからです。ただ、段差があると立ち回りづらいメンバーもいるかもしれません。あまりエリアルが強くない武器種が多い場合や、乗りをこれ以上ねらってもしょうがないという場合は広くて平坦な場所のほうがいいかもしれません。
10、攻撃参加
筆者は基本的に攻撃に参加しません。抜刀状態はサポートができない状態なのでリスクが出てきます。レーシェンがダウンや麻痺になったとき、あるいは乗りを試みたいときは参加する価値はあると思います。
ダウンや麻痺のときはダメージを稼ぐというより、安全に旋律を揃えたり演奏を行えるので、ついでに攻撃しているという感覚です。
攻撃するときは頭を狙っています。頭が部位破壊できればさらにダウンと強化状態の解除を狙うことができます。ほかのメンバーがスタンをねらっているときはスタンの蓄積値をためるのに貢献できます。弾属性は頭でないとダメージがあまりでないので、遠距離武器がいる場合は狙いやすいように場所をゆずったほうがいいかもしれません。
初心者と思われるハンター(筆者もけして慣れてるとはいえませんが)を見てきて感じたことです。とりあえず広域と早食いをつけていれば貢献できるだろう、と考えていらっしゃるかたが多い気がします。実際広域早食いは良いスキルです、推奨しているベテランも多いようです。ただ、気を付けてほしいことがあります。
攻撃とサポート両方をこなす役割は難しく、初心者向けとはいえないです。攻撃をあまりくらわないようにしないといけないからです。
ほかのメンバーと自分が同時に被弾してしまった場合、おきあがって納刀して回復するまでに時間がかなりかかります。自分が回復に入ったとき、別の被弾したメンバーも自前の秘薬などで回復をはじめているため、結局無駄になってしまう場合があります。自身の体力も減っているので、被弾しなかったメンバーが先に回復にまわっていることもおおいです。結果、せっかくつけた広域を活かす場面がほとんどなくなってしまいます。
サポート寄りのスキルをつけることは良いと思います。とても助かります。ただ、レーシェンの動きに慣れてなく被弾が多い場合、自分はサポート役がしたいのか攻撃役がしたいのか、割り切るのも大事かもしれません。広域を切って攻撃スキルを増やしたり、生存スキルを増やしたりするのもありだと思います。自分がやりたいことを絞れば、レーシェンの攻撃を観察する余裕もできます。結果的に貢献でき、上達にもつながるのではないかと思います。生命の粉塵を調合分もちこめば、ある程度は他のメンバーのケアもできます。
(早食いは自分を回復する時間を短くできるので、生存スキルとしてもいいとおもっています。サポートが薄めのパーティーで役に立ちます)
筆者もエンシェントレーシェンが実装されてすぐ、全く攻撃しないのは迷惑行為にあたるかと思い攻撃しようとしていました。レーシェンの動きをのみこめていないまま攻撃しても、被弾が増えるだけで、全くといっていいほどダメージを出せませんでした。どっちつかずは裏目にしかならないと思い、今のスタイルにおちつきました。
ただ、これらはあくまで筆者の考えでしかありません。エンプレス装備のおかげで広域はつけやすいので、とりあえずつけるのもいいと思います。
9、敵視状態になったとき
レーシェンからプレイヤーへ赤い紐がのびたときはターゲットにされています。対象への攻撃が激しくなり、ジャグラスがおそいかかってきます。特に危険なのは拘束攻撃の頻度が上がることです。かわりにワープと他のメンバーへの攻撃が控えめになります。自分がターゲットにされたら、逆に味方の攻撃チャンスとおもってしのぎましょう。転身の装衣や不動の装衣を使うと楽になります。敵視開始のモーション中(レーシェンが吠えて指をさす)は余裕ができるので、落ち着いて準備してください。
自分が拘束されたときは仲間が解除してくれることを祈ります。精霊の加護をつけていれば生き残れる可能性もあります。
ターゲットにされてる状態で他のメンバーに近寄ると攻撃にまきこんでしまいます。きをつけてください。
どうしても苦手な場合、けむり玉で解除する方法があります。効果がでるまでに攻撃を受けてしまう危険があるので注意してください。
10、ジャグラスへの対処
閃光スリンガーで足止めできます。ある程度かたまっているところにうってください。
固まったところに大タルGを置きます。遅めですが隙きが少ないため、毒けむり玉も有効です。ちなみに毒だけでは体力を0にすることはできません。他の方法でとどめをさす必要があります。
ボマー Lv3の場合、大タル爆弾Gを2個と小タル爆弾1個のダメージでちょうど倒せます。ボマー lv2の場合、大タル爆弾Gを2個と抜刀攻撃1回でちょうど倒せます。
倒せなくてもとりあえず大タル爆弾G2つ分体力を削ることができれば他のメンバーが処理してくれることが多いです。
爆弾はほかのメンバーにダメージとふっとばしを与えます。他のメンバーが近くにいないのをみて爆弾を設置してください。ほかのメンバーが対処している場合、まかせて回復やスリンガーに専念するか、武器で加勢、または離れた場所にいるジャグラスを爆弾で倒してください。
爆弾を置くタイミングでほかのメンバーとかちあわせるときがあります。けしていいことではないですが、そのときは仕方ないと思っています。ほかのメンバーを殺してしまわないよう、体力には十分注意してください。
ジャグラスを全滅させると敵視状態が解除されます。解除したくない場合、少数残してください。
11、エリア移動と補給
初期エリア(エリア12)での戦闘が終わったら、ルート分岐します。大きく分けて2つのルートがあります。エリア8からエリア6へ進む北ルート。エリア5からエリア4ヘ進み、そこからさらに分岐してエリア1かエリア2に進む南ルートがあります。どちらに分岐しても初期エリアの戦闘後はキャンプにファストトラベルするので、アイテムを補給してください。
特に南ルートの場合、メンバーによってはどんどん先行して補給するタイミングを失うことがあります。無理についていってアイテムを枯渇させても余計にクエスト失敗につながるだけです。サポートがいないときはサポートがいないなりに立ち回ってくれるはずなので、補給はきっちり行ってください。補給しているうちに死者がでてしまっても、自分にはどうしようもないことだと思ってください。
南ルートの傾向としては、第2エリア目、第3エリア目は連戦し、最終エリア直前に一度キャンプに戻る、という場合が多いです。ある程度慣れているパーティーだと第2エリアではほとんどアイテム消費がないので。アイテム配分を考えれば連戦可能です。
ほかのメンバーがエリア手前で待ってくれる場合もあります。そのときはバフを更新してください。
戦闘が長引きアイテムが枯渇することがあります。サポートがアイテムを持っていない状態でエリアにいてもあまり貢献できません。チャットでアイテムが無いことを伝え、モドリ玉で補給に向かってください。
クエスト中に武器を変えた場合は旋律効果がきえます。いちからかけ直す必要がでてきます。武器をかえたいという場合は注意してください。
6、サポートと同じパーティーになったら
パーティーに参加するときは他のメンバーの装備をみます。早食いLv2~3+広域Lv5がついているメンバーがいる場合、サポートしてくれる可能性があります。その場合、純粋なサポートはやめておき、アタッカーか、攻撃参加もするハイブリッド型の装備に切り替えます。狩猟笛で被った場合は旋律効果の違う武器を担ぐもありだとおもいます。
サポート色と防御色の強い装備のメンバーと一緒になった場合、回復してくれる頻度などを前半エリアでみておきます。頻繁に回復してくれるとわかった場合は、回復はサポートに任せるかたちで攻撃に意識を割きます。慣れていなかったり開始時は本調子でなかったりする場合もあるので、初動ではわかりづらいときもあります。
お願い
・いつも完璧にサポートできるわけではありません。危ないと思ったら手を休めたり、自分で回復してほしいです。攻撃に集中しすぎていつの間にか死んでいたということにならないよう気をつけてほしいです。
・被弾はしかたないことです。悪いことではありません。ただ、回復アイテムは有限です。できる範囲で被弾を避けてもらえれば助かります。
・サポートが間に合わないこともあります。状況をみて、広域や生命の粉塵、閃光スリンガーなどでかわりにサポートしてもらえると助かります。
・サポートは補給が必要です。エリア移動中に補給に向かった場合、ある程度待ってほしいです。少人数でエリアに突入した場合、危険行動で倒されてしまうリスクが高くなります。
・狩猟笛がサポートだった場合、エリア手前などで演奏効果を延長する場合があります。エリア侵入後の演奏は危険がともなうため、その場合もまってもらえると嬉しいです。
・戦闘が長引いたばあい、戦闘中に補給に戻ることもあります。いないときはいないなりに立ち回ってほしいです。
7、最後に
このガイドはいわゆるテンプレートをつくることを目的としたものではありません。あくまでエンシェントレーシェンでの狩猟スタイルのひとつを紹介すること、そして自分がいま目標としている理想の立ち回りを言葉にするために書いたつもりです。
狩猟笛という武器種は、サポート的な武器というステレオタイプから、そこまで相性のいいわけでない広域スキルが推奨されてきた経緯があります(広域笛が活躍したことは過去にありました。今作では旋律をストックできるようになったので、比較的相性がいいと思います)。
いらぬ心配だと思いますが、狩猟笛を使うならサポートに徹するべきだといった風潮にはなってほしくないです。
他のメンバーの装備や立ち回りで相手のやりたいことを考え、それに自分もある程度合わせ、協力して倒していくのがマルチのレーシェンの楽しいところだと思っています。
筆者はサポートがかぶったときを除いて、基本的に狩猟笛サポートで参加しています(自分で火力を出すのが苦手というのが一番の理由です)。そんな自分が言うのもおかしいですが、うまくいかないときもありますが、あまりこだわりをもたず、一回一回の出会いを楽しんで行ければなと思っています。
読んでくださった方々が自分にあった狩猟スタイルをみつけるためのヒントとして、少しでも役に立てれば幸いです。