Overview
基本的な操作方法などを説明する。2016/3/26スカウトとコーチのセクションを追加しました。2016/3/30 予算のセクションを編集しました。 2016/04/06に設定とFAについて加筆しました。
第一章 基本操作編
1.初めに
1,はじめに
本稿は
「OOTPを買ったはいいがどうやって操作すればいいのか分からない…」
「英語ばっかりで何が何やら…」
という初心者の方にお送りするガイドである。
とここまで読めば勘の言い方は気が付くと思うがこのガイドはkazarid氏が執筆したOOTP15のガイド
([link]
をOOTP17用に書き直したガイドである。基本的にマルパクリです。(kazarid氏に許可は取りました。)
また、ここではNPBでのプレイを解説していく。
2.ゲーム始め方
1.まずはゲームを起動してみよう。
このような画面が出るはずだ。
OOTP17には大きく分けて4つのモードがあり、2016年開始時から現実の球団を使ってプレイする「スタンダード」、過去に存在したMLBの球団を現代に復刻させてプレイする「ヒストリカル」、煩雑な初期設定がある代わりに完全オリジナルの球団や架空のリーグを設定でき、自由度の高い「カスタム」、他のOOTPプレイヤーが作った架空のリーグで遊べる「クイックスタート」がある。
今回も比較的オーソドックスなプレイであるスタンダードを選択する。
2.リーグを追加しよう
「NEW STANDARD GAME」をクリックするとこのような画面が出るはずだ。
この画面からゲームに使用できるリーグを選ぶことが出来る。
チェックボックスがあることからも分かるように、別に一つのリーグを選ぶわけではなく、複数のリーグを選ぶことも出来る。
ただ、全てのリーグを選択するのは考えものだ。OOTPは比較的軽いゲームだが、全てのリーグを同一ゲーム内で処理するとさすがに重くなってくる。マシンスペックに自信のない人は興味のないリーグは外すべきだろう。
今回はNPBで開始するがポスティングシステムの解説をするため海外のリーグも入れる。
3.プロフィールを決めよう。
1.PROFILE
見ての通りプロフィールだ。名前、出身地、生年月日を決められる。この部分がゲーム内容に及ぼす影響は無いので自由に決めていい。
2.PLAY MODE
このゲームでどのような役割を担うかを決める大事な項目以下に詳細を記述する。
2-1 Your Role
自分がどの役職に就くか決める項目。監督であるManager、ゼネラルマネジャーであるGMまたは兼任することもできる。Managerはスタメンを決めたり試合中の指示出したりして遊ぶモード。よってManagerを選択するとドラフトや新外国人獲得、補強などはプレイヤーは操作できなくなる。それに対してGMは監督やコーチなどの人事やドラフトやFA、チケット代金の設定などをして遊ぶモードである。しかし、GMは例外はあるがスタメンやバントの指示なども自分で操作できる。つまり監督にFAXを送ったりできるぞ。
2-2Play in Commissioner Mode
コミッショナーとは、球界における最高責任者である。NPBで近年では加藤良三辺りの名前が有名だろう。
このゲームにおいては神に等しい存在であり、このモードにチェックを入れると選手の能力を閲覧&変更できたり自分が所属していないチームでも操作できたりとやりたい放題できる。
要はチートモードである。当然ながら今回は入れない。
2-3Cannot be fired
解雇されない、つまり、自分から辞めるまで一つのチームに留まることができる。
OOTPにはプレイヤーの上司にオーナーがおり、彼らの機嫌によっては容赦なくプレイヤーは首を飛ばされる。このモードにチェックを入れるとそんな突然の悲劇を防いでくれる、頼もしい存在である。特定の球団でプレイしたい人や初心者にもおすすめのモードだ。今回は入れる。
3.SELECT YOUR TEAM
所属するチームを選ぶことができる。「Selected League」のタブでリーグを変えることができるが、当然ながら先ほどの設定で追加したリーグ内のチームしか選べない。
「Start unemployed」でどこの球団にも所属していない状態でゲームを始めることができ、その場合はどこかのチームのGMが首になるまで待たなければならない。
今回は読売巨人軍を選択しGMモードでプレイしていく。
3.設定
0.重要な設定
まず、よほどの事情がない限りドラフトの日時を変更しよう。なぜかというと、FAで選手を来年のドラフトまでに獲得した時、条件付きで補償が発生するのだがこのゲーム内では「翌年」のドラフトまでではなくて「次の」ドラフトまでとなっている。初期設定ではFA交渉解禁日からドラフトまで数日間しかない場合が多くたいがいの場合は「次の」ドラフトまでに契約できなくて補償が発生しない。だから、特にこだわりがない場合は日時を変更しよう。変更するには、まず
以下の画像のようにNPBをクリックし、出てきたLeague Settingsをクリックしよう。次に、Rulesをクリックしよう。そしたら以下の画像のような画面になっているはずだ。
この画面の左側のAmateur Draft Dateを選んで設定しよう。何月がどのスペルかは自分で調べてくれ。
ちなみに多くのFA契約は3月までには契約が成立することが多い。しかし、高齢選手は5月までかかる場合もあるからよく考えて設定しよう。また、ドラフト選手は契約成立した瞬間からチームの一員として活動し始めるためドラフトで加入した選手がシーズン途中から試合に出ることになる。それが嫌なら、10月1日が個人的におすすめである。
しかし、一方で10月1日にすると高齢選手をオフシーズンには獲得しなかったが、9月とかに緊急補強した場合でも補償が必要になってしまうデメリットもある。
1.設定の変更
START GAMEを押せばゲームが開始されるのだがゲームを開始した後に設定を変えたくなることもあるだろう。その場合の変更について以下に記述する。START GAMEを押したら画像のような画面になるだろう。「T.MATUYAMA」となっている場所をクリックしてみよう。
次に「Manager Settings」となっている場所をクリック。
ここで自分のプロフィールを変更できる。さらにここで「Control & Auto-Play Settings」をクリック。
ここではコミッショナーモードの有無や、解雇の有無や自分の役割を変更できる。ただ、ここでGMモードからManagerモードなどに変更したいときは最初にコミッショナーモードに変更してからでないと変更できない。またここで役職を変更したりすると最初にその役割を担っていた人物は解雇されてしまうので雇いなおすのを忘れないようにしよう。
2.その他の設定
この設定さえしたら他は設定しなくともゲームを遊ぶことはできるのだがこのゲームは他にも設定したほうが快適に遊べるのでここでは最低限の設定だけ紹介する。
2-1 Manegaer settings
先ほどの手順でManager SettingsのControl & Auto-Play Settingsまで行こう。ここで「この仕事はプレイヤーがやるか、それともAIに任せるか」を選ぶことができる。先ほど述べたAIへの委任の設定である。詳細は以下の通り。
- Setting Lineups &Depth Charts… 打順や代打や代走の優先順位などの設定を監督がやるか自分でやるか選択できる。
- Setting Pitching Staff… 先発ローテーションや誰にセットアッパーや抑えを任せるかなどの設定を監督が行うかか自分で行うか選択できる。
- Active Roster Moves(略)… 軍2軍の入れ替えの設定。アシスタントGMか自分で行うか設定できる。
- Transactions… 選手の解雇、獲得などの設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- initiate/React to Trades… トレードをだれが行うかの設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- Drafting Players… ドラフトをだれが行うかのの設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- Settings Budgets(Scouting,Development etc .)and Ticket Price…与えられた予算をどう使っていくか、チケットの料金はどのようにするかなどの設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- Sign/Fire Team Personnel…チームの首脳陣の人事の設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- Sign/Fire Mainor League Team Personnel…マイナーリーグのチームの首脳陣の人事の設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- Mainor League Free Agent Signings & Releases…マイナーリーグのチームの選手を放出したりFA権を持っている選手と契約を結ぶかの設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- Mainor League Promotions & Demotions…マイナーリーグの入れ替え設定。アシスタントGMか自分が行うか設定できる。
- Mainor League Lineups / Depth Charts / Pitching Staff …マイナーリーグのスタメン、代打、ローテーションなどの設定。マイナーリーグの監督か自分が行うか設定できる。
初期設定ではGMモードなら上二つと最後の一つ以外が自分の仕事、Managerモードなら上二つのみが自分の仕事。兼任しているのなら最後の一つ意外はすべて自分の仕事だ。Managerモードなら変更はできないがGMなら基本的にすべて変更できる。また、監督、マイナーリーグの監督、アシスタントGMがいない場合はAIに委任することはできないし、アシスタントGMに委任しないのならばアシスタントGMは雇う必要はない。また、個人的な意見だがGMモードでなおかつNPBで遊ぶ場合は上二つと一番下以外は自分で行ったほうがいいと思う。なぜならAIに任せると多くのNPBで遊ぶ多くのプレイヤーが悩まされている二軍での外国人大量雇用問題に直面することになる。
2-2 能力値の設定
このゲームでも他の多くの野球ゲームと同じく選手の能力は数値で表されてる。しかし、初期設定ではその数値の範囲が20~80の範囲で表されている。これを変更したいのなら次の画像のように「Game」をクリックして設定できる。
次に「Game settings」クリック。
ここでPlayer Rating Scalesの欄のPlayer Actual Ratings ScaleとPlayer Potential Ratings Scale、Other Player Ratings Scaleで変更できる。(各能力の詳細は後述する。)ここで好きなように変えてもいいと言いたいのだが、NPBで遊ぶなら20~80以下のスケールで表すのは考え物だ。なぜならNPBプレイヤーの能力はMLBプレイヤーの能力よりも劣っている場合が多く20~80以下のスケールで表すとNPBのプレイヤー同士の能力が似通った値になってしまう。だから個人的には0~100スケールがNPBで遊ぶ場合は適していると思う。
3.案内
最低限の設定はこれぐらいだが、まだまだたくさん設定できる項目がある。詳しいことは
『取り留めのないブログ』([link]
というありがたいブログに詳細に解説されている。まだ、OOTP17の設定はすべて翻訳されていないようだが(2016/3/25日現在)設定はOOTP16とほとんど変わらない。このブログにはOOTP16の記事もあるのでありがたく読ませてもらおう。
4.チーム画面の見方(マルパクリ)
このセクションはマルパクリです。
画面右上から2番めのチームタブの「Team Home Screen」、もしくは右にずらっと並んでいるショートカットボタンから「Team Home Page」(下から6番目)を押すことで、自分が今所属しているチームのホーム画面に進むことができる。
順に説明していこう。
- STNDINGS
現在のチームの順位だ。もちろん今はシーズン前なのでどこも横一線である。 - SCHEDULE
近々行う予定の試合一覧だ。日程と相手チーム、予告先発が確認できる。 - BATTING LEADERS
チーム内の打者成績トップ3がここに出る。内容は打率、本塁打、打点、盗塁数だ。 - PITTING LEADERS
こちらは投手成績トップ3だ。防御率、勝ち数、奪三振、イニング数が表示される。 - ○○ LEAGUE RANKINGS
○○の部分は所属するチームによって変わる。今回は読売巨人軍なのでセリーグだ。
チーム成績のランキングがここに表示される。自チームのどこが強いのか、どこが弱いのかを確認できる。補強の際の参考にしよう。 - CURRENT INJURIES
現在の主な怪我人がここに載っている。怪我の期間や故障者リストの残り日数が確認できる。 - ROSTER
一軍選手の現在の役割や成績が確認できる。 - MINER LEAGUE SYSTEM
自チーム傘下のチームが確認できる。 - TOP PROSPECTS
自チームの有望な若手がここにピックアップされる。プロスペクトというのはいわゆる「期待の若手」であり、NPBが判断した25歳以下の今年活躍するであろう若手が100人選ばれ、ここに載る。
プロスペクトはその球団の力を測る一つの目安になり、よくトレードの対象になる。気になる選手がいたらチェックしておくといいだろう。
5.選手の見方(野手編)
選手の名前をクリックすると、その選手の情報を見ることができる。
今回は野手の能力について説明しよう。
初めに、プロフィールの右上を見ると「OSA RATINGS」、「HEAD SCOUT」という箇所がある。「OSA RATINGS」はOOTPの世界のスカウト協会が発表した能力、「HEAD SCOUT」はチームのスカウトが査定した能力値である。「OSA RATINGS」は無料で使用できるが精度低く、「HEAD SCOUT」は予算の投入額、スカウトの能力によるが「OSA RATINGS」より正確な査定をしてくれる。それでは各能力を解説する。
- PERSONALITY
その選手の人物像である。どのようにして決まるのか、どのような影響を及ぼすかは別項で説明する。 - DEFENSIVE RATINGS
守備に関する能力だ。内野手(Infield)と外野手(Outfield)、と捕手(Catcher)の三つの能力があり、今現在守っているポジションによって表示が変わる。
この選手は内野手なのでInfieldで表示されている。 - Range
守備範囲だ。この値が高いほど守れる範囲が広くなる。 - Error
エラーしにくさだ。この値が高ければ捕球ミスや悪送球などのエラーはぐっと減るだろう。 - Arm
肩の強さだ。送球の正確さもこのパラメータに含まれる。 - Turn DP
ダブルプレーを取る能力だ。内野手、投手、捕手にのみ表示されるパラメータである。 - Catcher Ability
この画面にはないが、捕手のキャッチングの能力値である。 - Catcher Arm
この画面にはないが、捕手の肩の能力値である。 - 守備適正
画面にはFirst BaseとThird Baseとあるだろう。これはその選手が持つポジションの守備適正である。
つまりこの選手はファーストとサードに適正がありますよ、ということだ。もちろん1つの適正しか持っていない選手も存在する。
適正のないポジションにコンバートすることで適正を新しく得ることもできるが(確実に得られるわけではない)、その場合守備はしばらくの間悲惨なことになるだろう。 - BASIC BATTING RATINGS
読んで字の如くバッティングに関する能力だ。
現在の能力(Current)と潜在能力(Potential)に分かれており、成長することによってCurrentがPotentialに近づいていく。 - Contact
バットにボールを当てる能力だ。この値が高いほど打率が高くなる。 - Gap Power
長打を打つ能力だ。あくまで技術的な物であり、この値が高いからと言ってホームランが増えるわけではない。二塁打、三塁打を打つのには必要である。 - Power
文字通りパワーだ。この値が高いとホームランが増える。もちろん高いに越したことはないが、ある程度のContactが無ければ無用の長物と化すだろう。 - Eye/Discipline
選球眼だ。この値が高いほど四球を選ぶ数が増える。高いContactやAvoid K’sと合わせると出塁率がぐんと伸びるだろう。 - Avoid K’s
三振を避ける能力だ。正直これ単体ではあまり意味のある能力ではなく、ContactやEyeと合わせることによって真価を発揮する能力だろう。
OTHER RATINGS
- Overall Rating
その選手の総合能力である。初期設定では星の数で表される。 - Potential Rating
その選手が持つ潜在能力の総合値である。☆5個のPotentialを持つ選手は将来スター選手になる可能性を秘めているだろう。 - Speed
足の速さだ。この値が高いほど選手の足が速いことを表している。 - Stealing
盗塁技術だ。この値が高いほど盗塁の成功数が多くなる。もちろん前述のSpeedとも関係しており、足が速いほどバリバリ盗塁を決めてくれるだろう。 - Baserunning
走塁技術だ。この値が高いほど走塁ミスが減ったり次の塁に進める可能性が高くなる。もちろんSpeedとも関係している。 - Sacrifice Bunt
送りバントの上手さだ。 - Bunt for Hit
セーフティーバントの上手さだ。 - Hitter Type
Normal(普通)、Pull Hitter(引っ張る)、Spray Hitter(広角に打ち分ける)、EXtreme Pull Hitter(非常に引っ張る)の4つがある。
要は打球を引っ張るか流して打つのが上手いかだ。
ちなみに、プロフィール上方左側にある「Ratings」ではより詳しい(能力を見ることができる。対左能力など)
次にコンバートの仕方に説明しよう。プロフィール右上の「Available Actions」をクリックしてみよう。そこに「Set Position」という場所がありそこをクリックするとポジションの一覧が出てくる。そこの好きなポジションをクリックするとコンバート完了だ。いつでも好きなポジションに変更することができる。また外野手と、内野手の適性を持っているのに現在は内野手にポジション設定されているために外野手の能力が見れないときもこの方法で見ることができる。
これが基本的な能力の読み方である。加えて数点だけ能力について注意点を述べる。
- 能力はスカウトの目を通してみる。よってこの能力は真の能力とは異なる可能性が高い。
- 能力は過労、成長、査定の見直しによって短期間のうちに大幅に変動する可能性がある。
- 選手には隠し能力がある。
ここで三番について詳しく説明しようと思う。まずはコミッショナーモードに変更してからプロフィールの上側にある「Editor」をクリックしてみよう。
これが先ほどの選手の真の能力である。真の能力は1~250で表される。ここで注目してほしい箇所は「BABIP」と「Contact」である。「BABIP」はBABIP = (安打-本塁打)÷(打数-奪三振-本塁打+犠飛)で算出される指標で要は高ければ優秀な選手である。OOTPではこのBABIP は能力なのだがスカウトは絶対に査定しない能力である。
次に「Contact」であるが「Contact」はコミッショナーモードでも自由に編集できない能力値である。この値を高くしたいのならば、ほかの能力を上げるしかない。どのような式で導き出されるかはわからないが、BABIP、Avoid K’s 、Powerの値を増減するとContactも増減する。
6.選手の見方(投手編)
次に投手の能力を見てみよう
続いては投手の能力を見ていこう。
野手の時に紹介した部分は割愛する。
BASIC PITTING RATINGS
大体察していると思うが、ピッチングに関する能力だ。当然ながらCurrentとPotential、両方の数値が存在する。
- Stuff
球質だ。球速が速かったり変化球の質が高いとこの値が伸びる。
持っている球種の総合値であるため、球は速いけど変化球がへなちょこなど偏りがある場合はあまり高くはならない。奪三振を取るのに必要である。
また、同じ球質を持つ投手が先発と中継ぎに分かれた場合、中継ぎの方がStuffが高くなることが多い。先発で中々いい成績を残せない時は中継ぎ転向を考えてみるといいだろう。 - Movement
球の動きである。これが高いほどボールがバットの芯に当たりにくくなり、凡打になる確率が上がる。逆にこれが低いといともたやすく長打やホームランを許してしまうだろう。 - Control
読んで字の如くコントロールだ。この値が高いと四球が減る。
変化球
その投手が覚えている球種がここに表示される。もちろん球種ごとに性能があり、カーブやシンカーを覚えているとゴロを打たせやすくなるし落ちる球を覚えていると三振を取りやすくなる。
OTHER RATINGS
- Type
投手の投球スタイルだ。ゴロを打たせる(Groundball)、フライを打たせる(Flyball)かの二つの要素があり、もちろんその偏りがない選手も存在する(Neutral)。
ゴロを打たせる投手はダブルプレーが取りやすいという利点もあるが、内野安打の危険や内野手の守備が悪いとそのままヒットになってしまったりしてしまう欠点がある。
フライを打たせる投手はゴロよりもアウトを確実に取れるが、ダブルプレーは望めないしパワーのある相手には力でスタンドまで持っていかれるかもしれない。
どちらも一長一短である。 - Velocity
球速の速さだ。マイル表示で表される。もちろん速ければ速いほどいいが、先ほど述べたようにこの数値だけ高くても大した意味は無い。投手には総合力が求められるのだ。 - Stamina
スタミナである。メジャーの投手事情は日本よりも遥かにハードである。年間を通じた活躍を期待するならかなりの高さを要求されるだろう。 - Hold Runners
塁に出た走者を釘付けにする能力、詰まるところクイックだ。これが高いほど走者に盗塁されにくくなる。
7.成績の見方
次に成績を見てみよう。まず先ほどのプロフィールの上側にある「Batting Stats」をクリックしてみよう。
そうすると通算打撃成績が出てくる。また、すぐ下の「○○Battinng Splits」、「○○Game Log」、「Batting vs. Pitchers」で様々な場面での打撃成績、ゲームごとの打撃成績、特定のピッチャーとの対戦成績が見れる。(○○はそのシーズンの西暦)。ここで馴染みのない単語が出てきて困惑する人も多いのではないだろうか。
ここではそれぞれの単語を解説すると同時に馴染みのない単語についても説明していきたい。
以下マルパクリ
•G (GAMES PLAYED)
出場した試合の数だ。
•GS (GAMES STARTED)
先発出場数だ。
•PA (PLATE APPEARANCES)
打席数だ。
•AB (AT BATS)
打数だ。
•R (RUN SCORED)
得点のことだ。
•H (HITS)
これは分かりやすいだろう。安打数だ。
•2B/3B
これも分かりやすいだろう。二塁打数、三塁打数のことだ。
•HR (HOME RUN)
言うまでもない。本塁打数のことだ。
•RBI (RUN BATTED IN)
打点だ。
•BB (BASES ON BALL)
四球だ。
•SO (STRIKEOUTS)
三振した数だ。
•SB (STOLEN BASES)
盗塁数だ。
•CS (CAUGHT STEALINGS)
盗塁死の数だ。これが少なくてSBが多いほど盗塁成功率が高いことになる。
•AVG (BATTING AVERAGE)
打率だ。おそらく一番よく目にする数字だろう。
•OBP (ON BASE PERCENTAGE)
出塁率だ。
•SLG (SLUGGING PERCENTAGE)
長打率だ。
•OPS (ON BASE PLUS SLUGGING PERCENTAGE)
出塁率+長打率のことだ。.800を超えれば一線級の打者と言われている。
•OPS+ (Adjusted OPS)
平均からどれだけ優れているかを図るOPSだ。100が基準値であり、これより高ければ平均以上、低ければ平均以下ということになる。
•WAR (WIN ABOVE REPLACEMENT)
ややこしいのでどういう数値かは割愛する。0点台で控えレベル、2.0でレギュラーレベル、5.0以上でスーパースターレベルだ。
次に投球成績を見てみよう。投球成績も打撃成績と同じ要領で「Pitching Stats」で見ることができる。また、すぐ下の「○○Pitching Splits」、「○○Opponents Batting Splits」、「○○Game Log」で様々な投球成績を見ることができる。(○○はそのシーズンの西暦)•W (WINS)
勝ち数だ。
•L (LOSSES)
負け数だ。
•SV (SAVE)
セーブ数だ。
•ERA (EARNED RUN AVERAGE)
防御率だ。
•G (GAMES PLAYED)
試合出場数だ。投手の場合は登板数と言ったほうが正しいだろう。
•GS (GAMES STARTED)
先発出場数だ。当たり前だが基本的に先発投手にしか付かない。
•IP (INNING PITCHED)
投球回数、イニングのことだ。
•HA
被安打数だ。
•ER (EARNED RUNS)
自責点の数だ。
•HR (HOME RUN)
投手の場合は被本塁打数だ。
•BB (BASES ON BALL)
四球を出した数だ。
•K
三振を取った数だ。
•WHIP
1イニングあたり何人の走者を塁に出すかの割合だ。先発なら1.32が平均値であり、1.20を切ると優秀な投手と言える。逆に1.40を超えるようならあまりいい投手とは言えないだろう。
•HR/9
1試合にどれだけ本塁打を打たれるかの割合だ。この値が1以上なら毎試合本塁打を許す可能性が高い。
•BB/9
1試合にどれだけ四球を出すかだ。
•K/9
1試合にどれだけ三振を取るかだ。
•BABIP
物凄くややこしい数字である。とても大雑把かつ語弊のある言い方で言うとその投手の運だ。
大体平均は.300前後であり、これを大きく越えると運が悪く、逆にこれを大きく下回ると運が良かったということになる。BABIPが.220くらいの時にいい成績を残したからといってそれがその投手の実力とは限らない、ということだ。
ただ、その投手が覚醒して本当に実力通りの成績を出しただけかもしれない、とも考えられる点に注意だ。あくまで目安の一つとして捉えるべきだろう。
•ERA+
OPS+の投手板みたいなものだ。100が基準であり、これより上だと平均より良く、これより下だと平均以下の投手と言える。
•WAR
野手の時に説明したとおりだが、投手の場合、先発と中継ぎで基準値が異なる。先発は野手と同じくらいだが、中継ぎの基準値は大体0.3くらいである。1.0を超えるようなら優れたリリーフと言えるだろう。
8.1軍と2軍を入れ替えてみよう
チームタブ→ROSTER&TRANSACTIONSに進むとこの画面になる。
画面が4つに分けられており、それぞれのタブから選手をドラッグ&ドロップで動かして一軍二軍や怪我明け選手の移動を行うのだ。
ここではそれぞれのタブの説明をしていこう。
• Active Roster (28名)
ベンチに入れる28人、一軍の選手たちだ。すべての選手達はここに名を連ねるために努力を重ねている。ここは現実のNPBとは異なっていて前日に登板した先発たちも常にベンチにいる。あまりいい戦略だとは思わないが前日に先発で登板した選手を中継ぎで使うことももちろん可能だ。
• マイナー・リーグ (制限なし)
二軍のこと。人数に制限もないし、一軍から二軍に落ちたとしても翌日にまた一軍に行くことができる。
• Disabled List
故障者リストだ。NPBにはないルールであるが、このゲームではある。設定でこのルールをなくすことができたような気がするが初期設定ではあるから一応説明する。
まず、ケガには二種類ある。選手名がオレンジ色になるケガと赤色になるケガである。オレンジ色のけがは試合に出れるが能力が完治するまで低下するケガ。赤色のけがは試合に出ることが不可能なケガ。
次に怪我人を二軍に落とすときは必ずここを通らなければならない。ここに入れると10日か60日選び選んだ日数必ずここに滞在していなければならない。よって全治三日の選手は10日間を選択した場合は7日ここに無駄に滞在させなければならないのだ。よく考えてから二軍に落とすか決めよう。別にけが人は必ず二軍に行かなければいけないルールなんてない。ただ最後に一つだけ言うと、NPBには40マンロースターのルールがないため10日と60日は日数の違い以外はない。つまり10日をを選んどけばいいです。
話はずれるが選手の色は水色になることがある。これは選手が暴言や乱闘などで試合に出場することが禁止されている状態である。
余談だが、この画面じゃなくてもプレイヤーの昇格、降格はできる。プレイヤーを右クリックするか、プロフィールのAvailable Actionsの欄から「Transaction」をクリックする。そのあと、昇格したい場合はPromote to ○○(○○はチーム名),降格させたい場合はDemote to Double A ~で降格させることができる。昇格はロースターに空きがある場合のみしかできない。
最後にロースターの画面で一部の選手には選手名のあとに記号が付くことがある。これは意味があるのだがNPBで遊ぶ限りは関係ない記号である。気になる人はOTTP15のガイドを熟読しよう。
9.投手の編成を決めよう
↑巨人の投手陣。
Pitching (Staff)からは、そのチームの投手編成を決めることが出来る。
画面上部にずらっと並んでいる選手一覧からドラッグ&ドロップで選手を動かし、それぞれ役割を割り振ろう。
• STARTING ROTATION(先発)
画面左下の部分で設定できる。NPBは基本的に6人制ローテーションであり、その例に漏れず基本設定は6人になっている。リーグ設定を変更すればNPB全チームが5人制ローテーションに変更することもできる。
ドラッグ&ドロップで選手の並びを変えることが出来る。
• Rotation Size
ローテーションの人数だ。先ほど言ったように基本は5人制であるがここから人数を変えることが出来る。最低1人、最大は6人だ。ただしここで変更した場合は変わるのは自チームだけ。
• Next Starter
次の試合に登板する先発の順番をここで弄れる。故障などでローテーションに乱れが出た場合などに使用するだろう。
• Rotation Mode
ローテーションを回す基準だ。疲労していても関係なく回すのか、それとも疲労を考慮するのかをここで設定できる。
• Allow SP in Relief
先発投手を中継ぎでも使用するかどうかだ。
• Bullpen(中継ぎ)
画面右下で設定できる。基本的に中継ぎの数は7~8人だ。中継ぎには別にローテーションがあるわけではないので順番を入れ替える必要はなく、ただ役割を割り振るだけでいい。
• Primary Role
その選手の主な役割だ。Closer(守護神/クローザー)、Setup(セットアッパー)、Specialist(ワンポイント)、Middle Relief(中継ぎ)、Long Relief(ロングリリーフ)、Emergency SP(緊急先発)、None Specified(特になし)に分けられる。当然だが特になし以外に何か役割を割り振ってやるべきだろう。
• Usage Option
その選手の登板に関する設定だ。セットアッパーなら何回から登板するのか、ワンポイントなら左右どちら相手に登板するのか、中継ぎなら登板頻度はどのくらいにするのかということをここから設定できる。
• Secondary Role
その選手の副次的な役割だ。プライマリと組み合わせることでセットアッパー兼クローザーや中継ぎ兼セットアッパーなどの設定をすることが出来る。
また、画面中央には投球成績が掲載されているが、画面中央の少し右上のView~でほかの掲載方法に変更することができる。
10.野手の編成
↑巨人の野手陣
LINEUPSからは野手陣の起用法を設定できる。
操作方法は投手と同じで、画面上部からドラッグ&ドロップで選手にポジションと役割を割り振るのである。設定できるのはRHP(右腕投手)、LHP(左腕投手)用、更にその二つにDHを加えた4つのラインナップだ。さすがに全部手動で設定するのは面倒くさいと言う人は右上のAVAILABLE ACTIONSをクリックしよう。Copy lineupで現在のラインナップをコピーでき、Pasteで貼り付けることが出来るほか、Ask~でCPUに設定を任せることが出来る。
個人的にはAsk~でCPUに設定を任せたあと、気に入らないところがあれば手動で設定し直す方法が手間がかからずおすすめだ。
• LINEUP VS~
画面左下の部分だ。ここから選手の打順とポジションを設定出来る。
• DEPTH STARTER
先発出場する選手だ。
• UTILITY
二番手、もしくは三番手だ。STARTSでどういう起用法をするか設定できる。
• PINCH HITTERS
代打に使う選手をここで設定できる。優先度順に4人までだ。
• PINCH RUNNERS
代走に使う選手をここで設定できる。これも優先度順に4人までだ。
当然、GMモードでプレイしているときは設定を変えないと投手編成と野手編成は監督の仕事で勝手に変更できません。
11.球団スタッフを確認しよう
次に球団スタッフを確認しよう。球団スタッフはチームタブから「Front Office」をまず選ぶ。
次にFront Officeの上左側のPersnnelをクリックすると
ここでもし空欄があるとそのポストがVACANTと表示される。今はスカウトが空欄になっている。スカウトはゲーム開始時点では空欄なのにそのことについては警告は発せられないから忘れないようにしよう。
簡単に役職について解説する。
Manager
監督だ。打順とかを決めるのはこの人の仕事。
• Bench coach
ヘッドコーチだ。選手の守備に影響を与える。
• Pitching coach
投手コーチだ。投手に影響を与える。
• Hitting coach
打撃コーチだ。野手の打撃に影響を与える。
• Team Trainer
トレーナーだ。選手の疲労を軽減してくれるため、優秀なトレーナーがいると選手が怪我をしにくくなる。逆に言えばここをケチると怪我人だらけになってどこかの球団みたいになるぞ。
•Scout
スカウトだ。他のスタッフとは毛色が違い、選手には何も影響を与えない。
が、選手の能力を正しく把握するためには重要な人物である。
どういうことかというと、OOTPではプレイヤーは選手の実際の能力を見ることは(チートを使わない限り)出来ず、スカウトの目を通して「大体この能力ですよ」という情報を見ているのだ。なのでスカウトがへっぽこだと選手の能力を正しく把握することが出来ず、ポテンシャル星5の期待の若手をドラフトで指名出来たと思ったら実際は星1つのハズレ選手だったり、逆に星5クラスの能力を持っているのに低く能力を査定してしまったりする。コーチ陣も重要だが、同じくらいスカウトも重要だ。
12.監督のプロフィールを見てみよう
1.監督を見てみよう
初年度は監督やコーチは埋まっていると思うが次の年からは引退したり、首にしたくなったりするだろう。ここではまず監督について説明する。監督はさっきの方法以外にも、まずNPBのタブのTransactionをクリックし、Available Personnelをクリックすると次のような画面が出てくる。
この画面のPreferred Occupation:~となっている場所を見たい役職にすればその役職の人物のリストが出てくる。
2.監督のプロフィールを見てみよう
上の画像を見れば分かるように監督の能力は数値化されているわけではない。コミッショナーモードにすれば数値を見ることが可能なのだがコミッショナーモードでない限り見ることはできない。
そこでコミッショナーモードで以外で遊ぶプレイヤーは何を採用の基準にするかというと
- Manager Style
- Requtation
- Relationships
- Sample Lineup
- プロフィール内の英文
である。
1番についてだがこれには様々な種類がある。どの種類が強いかは決めることができない。好きなのを選べばいい。簡単和訳として、Tactician(戦術的),Conventional(従来通り),smallball(スモールボール)、sabermetric(セイバー)などがある。
Player Development infulence のHigh infulenceに選手がたくさん名を連ねているとそのチームに相性が良い。
3番は2番と同様にPlayer RelationshipsのBetter Relationshipsに多く名を連ねているとそのチームと相性がいい。特に監督と相性が悪いとFA交渉の場にすら来てくれない選手もいるからよく考えよう。
4番はその監督の打順の組み方を事前に教えてくれる。自分で打順を組まない人は参考にするといいだろう。
5番はプロフィール欄に監督のことについて記述してある欄がある。正直あまり大したことが書いてないから気にしなくてもいい。ただ、GMモードで遊んでいる人は要注意だ。二段落目にこの監督はGMに打順や先発ローテーションはいじらせないと書いてある。高評価の監督にはよくあるし、大体が二段落目にそのことが書いてあるから、二段落目がもしあったら注意しよう。また、雇った当初はGMの介入を拒否していなかったのに、評判が良くなると拒否する監督もいる。そうなったら解雇することを考えてもいいかもしれない。AVAILABLE~でFire Personを選択すればクビにすることが出来る。
13.コーチのプロフィールを見てみよう
やっぱり追加することにしました。
まずは投手コーチを見てみよう。
投手コーチの一覧である。ここで見るべきなのはReputation,Pitching Focusの二か所である。
Reputationは評判であり、いいコーチは基本的に評判が高くなる。しかし、すべてのコーチに言えることだがチームの黄金期や、FAで大補強した後などの元から強いチームににたまたま雇われていたりした場合でも高くなるから過信は禁物である。
Pitching Focusは育成方針である。Power Pitchers,Finesse Pitchers,Groundballers,Neutralがある。Power Pitchersは三振を取る選手、Finesse Pitchersは技巧派、Groundballersはゴロを打たせてアウトを取る選手を育成するという意味である。Neutralは特に育成方針はない。
次にプロフィールを見よう
特に一覧になかった重要な情報などはない。次にプロフィールのRelationShipsをクリックしてみよう。
これは、どの選手をこのコーチが重点的に強化するのか示している欄である。これは Pitching Focusに基づいており Pitching Focusが同じなら変更はない。また、ここに記載されてない選手は育たないというわけでもないことに注意しよう。
次に打撃コーチを見てみよう。
打撃コーチも投手コーチと大差ない。Reputationはコーチの評判であり取り扱いは投手コーチと一緒。
Hitting FocusはPitching FocusのPitchingがHittingに代わっただけである。種類はContact,Power,Patience,Neutralがあり、Contactは打率を改善させるいう育成方針、Powerは大砲を、Patienceは忍耐の意だからたぶん四球を待つ選手じゃないだろうか?誰か知ってたら教えてください。Neutralは特に育成方針はない。
プロフィールは、投手コーチと同じであるから省略させてもらう。
14.スカウトを雇おう
ご指摘があり新たに追加しました。ありがとうございます。
このゲームは初期段階でスカウトが不在である。そこでスカウトを雇おう。スカウトがいないと選手の能力は各種指標から推測するか、OSAの査定に頼らなければいけない。すべてのリーグの選手を見ることは莫大な労力がかかる。特にこだわりがない場合はスカウトを雇おう。
スカウトの一覧画面。監督を選んだ画面のPreferred Occupation:~の~をScoutに変更しただけである。ここで他のコーチの一覧に変更することも可能だ。すべてのスタッフ共通でNationalityなどの項目はクリックすれば並び替えをできるので活用しよう。
また、大体の能力は青>緑>黄>橙>赤の順番で能力が高い。スカウトの能力は
LEGENDARY>Outstanding>Excellent>Good>Decent>Average>Fair>Poor>Unprovenの順である。ただ、Unprovenの和約は「証明できてない」の意であり、この能力は変わる可能性がある。ボランティア精神にあふれる方は雇ってみよう。
それでは各項目を解説する。
- Scout Majors
一軍の査定能力。しつこいがMLBのことではない。 - Scout Minors
二軍の査定能力 - Scout International
国外のリーグの査定能力 - Scout Amateurs
アマチュアの選手に対する査定能力 - Amateurs Preference
アマチュアの優先順序。
5番についてもう少し解説する。5番は能力とは少し異なっていて色付けされていない。
Highly Favor Tools、Favor Toolsはアマチュアを査定するとき将来性を重視する。これらの傾向を持つ人物は所謂素材を発掘してくれるだろう。当たり前だが、Highly Favor ToolsのほうがFavor Toolsを持つ人物よりも素材を重視する。
一方でHighly Favor Ability、Favor Abilityを持つ人物がいる。これらの人物は将来性よりも現時点での能力を重視する。所謂即戦力ドラフトをしたい場合はこれらの人物が役に立つだろう。
最後にNeutralを持つスカウトもいる。これは普通、どっちつかずのスカウトである。
これはスカウトのプロフィールである。見てわかる通り監督と違いプロフィールだけに記載されている情報はあまりない。見ることはほとんどないだろう。
15.予算を決めよう
すべての人事が決定したらFront Officeに戻ろう。
ここではスカウト費用、育成費用、チケット料金を変更することが出来る。スカウト費用、育成費用を変更できるのはオフシーズンの時だけである。
まずはチケットの値段を設定しよう。基本的にチケットの料金は勝てばよく売れるし、負ければ売れない。だから負けると感じたり負けてるときは安くしたほうがいいだろう。ちなみに初期設定ではNPBのチケットの基本価格は10ドルである。
次にPlayer Developmentをクリックしてみよう。そうすると次のような画面になる。
ここでも育成費用の変更ができる。変更できる金額の下に書いてある数字はリーグの平均育成費である。参考にするといいだろう。
次にScoutingをクリックしよう。
ここでもスカウト費用を変更することができる。変更可能な数字の下にある数字は平均的なスカウト費用()の中は投入できる最大の金額である。これはいくらお金があろうがこの最大値は変わらない。また、スカウト費用の中にはスカウトの給料は含まれていない。次に下にあるバーについて説明する。
- Major League Scouting
メジャーリーグのスカウト費用だ。ここでいうメジャーリーグとはMLBではなく1軍のことであることに注意しよう。 - Minor League Scouting
マイナーリーグのスカウト費用のことだ。ここでいうマイナーリーグは2軍のこと。 - Amateur Scouting
ここではプロになってない選手のスカウト費用のこと。 - International Scouting
海外の選手のスカウト費用のこと。 - Remaining Budget
これはスカウト費用の残り。もし、1%以上割り振っていたらそのお金は来年に持ち越される。ちなみに各バーの割合を変更したい場合は、まず他のバーの割合を減らす→Remaining Budgetの割合が増える→増やしたいバーの割合を増やす。(この時にとRemaining Budgetが減る。)という段階を踏む。
ちなみに、以下の画像のオーナーのように育成費とスカウト費を勝手に決めていくオーナーもいる。
オーナーはプレイヤーの操作ではコミッショナーモードを使う以外には変更する術はないのであきらめよう。
第二章シーズン編
1.日程を進めよう(マルパクリ)
さて、ようやくシーズンを進めることが出来る。
画面右上のPLAYタブをクリックすると日程が出てくる。
とりあえずは「Finish Today!」を押して次の日に進もう。
余談だが、OOTPでは操作が確定されるのは日程を進めてからである。つまり、選手を降格させたりウェイバーに出したりしても「やっぱ辞めたい」と思えば日付が変わらないうちなら元に戻すことが出来る。覚えておくと操作ミスをしてもリカバリーが可能なので便利だ。
2.メール画面を見よう
日程を送っているとしばらくしたらスカウトからメールが来るはずだ。このゲームで来るメールは基本的には英語である。しかし、心配はいらない。
メール本文の右上を見てみよう。そこにはフェイスブックとツイッターのロゴがあることが分かる。これを押してみよう。
このような画面になり本文をコピペできるようになる。これをコピペして翻訳サイトに貼り付けよう。そうすればメールは読めるはずである。
3.試合をしてみよう
さて、ある程度日程を進めるとOpning Day,つまり開幕戦が始まる。開幕戦になったら右上のPLAYタブから「Play game at~」を選び、試合画面に進もう。
↑試合画面。相手はヤクルトだ
この画面では自チームと相手チームのスタメンと先発が確認できる。右上のSTART GAMEを押すとプレイボールだ。何かやり残した事がある時はCANCEL GAMEから直前の画面に戻ることができる。日程は進まないので大丈夫だ。
また、左のGAME OPTIONから試合の設定を変えることが出来る。展開などをCPUに任せたい時は変えるといいだろう。
•攻撃時の画面
攻撃側の画面だ。
OOTPではパワプロやプロスピのように選手を直接操作するわけではなく、選手に指示を出してCPUに操作を任せる。要は栄冠ナインだ。
プレイヤーは一球ごとに選手にSwing away (振っていけ)、Take Pitch(見ていけ)など指示を出していくのだ。ちなみにスペースキーを押すとその打席をCPUに任せることができる。さすがに一球ごとに指示を出すのは辛いという人はこれを使うといいだろう。
• 代打・代走
代打や代走を出す方法は簡単だ。画面上部にある自チームのSUBSTITUTIONを選ぶと選手一覧が出てくるので、代打に出したい選手をドラッグ&ドロップで入れ替えたい選手のもとに持っていけばいい。
現在塁に出ている選手がいる場合はその選手の前に表示が出るため、代走を出したければ同じようにドラッグ&ドロップだ。
試合に出た選手は赤、控え選手は黒で表示されるので目印にしよう。
•守備時の画面
守備時の画面だ。
基本的に攻撃時と操作方法は同じだが、DEFENSEタブから守備シフトを変えることが出来る。
• 投手・守備交代
投手の交代は少し手間がかかる。初期設定のままだと投手が実力を発揮するには肩を温めなければならない。肩の温め方は自チームのSUBSTITUTIONを選びBULLPENドラッグ&ドロップする。その後時間がたつと肩が温まりReadyと出てくる。その時が最高の状態なのだが、ここでRedyの状態で出し渋ると選手は疲れてしまう。しかし、時にはいきなり投手が崩れて今すぐにでも投手を変えたいと思う時があるかもしれない。その時は別にブルペンを経由しなくてもいいし、Redyになっていない状態で出しても構わない。出された投手が実力を発揮できないだけである。また、ブルペンは出たり入ったりするのは自由である。
守備の交代は一手間かかり、上部のPositionタブからAll batterを選択した後、使いたい選手を左下の代えたい選手の元にドラッグ&ドロップだ。
既に出ている選手のポジションを代えたい場合、名前の後ろにあるPosタブから変更できる。
言うまでもないが、ちゃんと適正のある位置に設定してあげよう。
•クイックプレイ
画面下部にあるクイックプレイは、指定したイニングや回数まで試合をオートで進めることが出来る。○○回からプレイしたい、攻撃時だけ操作したいとなどと言う時に使おう。
•試合結果
↑負けました
試合が終了するとこの画面になる。
選手の試合成績やヒーロー、試合時間などが確認できる。
右上のLEAVE GAMEで通常画面に戻れる。 以上が試合の流れだ、筆者はいつもは試合をここまで指示は出さない。むしろ一ヵ月飛ばしでオートプレイモードにして、一軍、二軍間の入れ替えやトレードなどをして遊んでいる。簡単にいうとパワプロのオートペナントみたいな感じで遊んでいる。そういうことがしたい場合はPlyタブで、Finishi Day! を選ばずにNEXT~を選べばよい。初期設定のままだと、スカウト報告、トレードの申し込み、ケガの報告などが発生した場合は止まるようになっているから安心である。
4,トレードをしてみよう
さて、日程を進めていると補強したくなると思う。そこでトレードについても説明しておこう。
トレードの期限は7/31までだ。これは8月以降トレードが出来なくなる。
• こちらからトレードを申し込む場合
こちらからトレードを申し込む場合、NPB→Transaction→Player Tradeだ。トレード画面では左が自チーム、右が相手チームだ。右のタブからトレードしたい選手がいるチームをまず初めに選ぼう。この時、画面中央には互いのチームのどこが弱点かが表示される。参考にしてトレードを進めよう。
欲しい選手と放出したい選手をそれぞれドラッグ&ドロップで持って行くと、相手GMからの反応が中央部に出る。トレードを了承してくれるなら右上の「COMPLETE TRADE」が押せるようになるのでそれを押すとトレードは完了だ。
相手に不満がある場合は中央部の「Make this work now!」を押すと相手が欲しい選手を要求してくる。相手の要求に合わせつつこっちの要求も通し、出来るだけWin-Winになるように心がけよう。
• 相手からのトレードを受ける場合
相手からトレードが来た場合はメールで通知が来る。
RESPOND TO MESSAGEから返事をすることでトレード画面に移ること無くトレードを完了することが出来る。「Complete~」でトレード成立、「Reject~」で却下、「Discuss~」でトレード画面に飛んでトレードを議論する事ができる。返事をしないと14日で強制的にキャンセルされるので注意だ。
• トレード・オプション
OOTPにはトレード・オプションといって、選手に対してトレードの扱いを決めることが出来る。
オプションには5つあり、選手を右クリックしてからTrade optionで指定できる。ちなみに一番上の選択肢であるTrade away player はただトレード画面に行くだけである。
•Shop Player around
これはこの選手と一対一で交換してくれる選手を検索したいときに押すとよいだろう。ここで表示された選手は確実に即決でトレードできる。
•Available
「この選手をトレードしてもいいですよ」というオプションだ。デフォルトでは全選手にこのオプションが付いてくる。
•On the block
ブロックという語感で勘違いしやすいが「この選手をトレードに出したい!ぜひトレードしてくれ!」という積極的なオプションであり、言い方を悪くすれば「この選手いりません宣言」だ。いらない選手だけではなく、ポジションが被って使いどころが無くなった選手にも使える。
•Untouchable
「触れてはいけない」、つまり、「この選手はトレードしません」というオプションだ。チームの主力や、プロスペクトに対する執拗なトレード要請が来た時などに使うといい。
•Not interested
「興味が無い」、つまり「この選手を出されてもうちは誰もトレードしませんよ」というオプションだ。他チームからしつこい選手の押し売りが来ている時に使うといい。
5.新外国人を獲得しよう
もしかしたらトレードだけでは足りずさらに戦力を補強したいときがあるかもしれない。次は新外国人の獲得の仕方を解説しよう。
まず新外国人を獲得するにはNPBタブのTransactionsをクリックしよう。
そしたら次のような画面になるはずだ。
ここでは選手を条件を指定して探すことができる。検索結果には日本人も出てくることはあるのだが大体は外国人が出てくる。外国人を取るときは特にこだわりがない場合は必ずFree Agents onlyにチェックを入れよう。そうしないとFAを取っていない選手が表示されて選手を探すのが大変になるだけである。
条件を指定して選手を検索すると次のような画面になるはずだ。
ここで、右側に表示された選手が条件を満たした選手たちだ。今回はBrett Boothと交渉してみる。交渉するにはsignをクリックしよう。
Signを押すと選手からの要望が提示される。このとき契約には二種類存在する。一つはMinor League Contact、Major Minor League Contactである。今回選手が求めてきている契約はMinor League Contactである。
現実のマイナー契約とこのゲームのMinor League Contactはだいぶ異なっている。このゲームでのMinor League Contactは賃金の支払いは必要なく、契約期間も存在しない。しかし、その一方でMinor League Contactを結んだ選手はメジャーリーグ(一軍のこと)にMinor League Contactのままでは出場することはできなく、メジャーリーグに上がる際は1日一軍に置いておいただけでも50000ドルの年棒(初期設定での1軍最低年棒)が発生する。さらに選手によってはSign Bonusを要求してくる場合があり。また、一軍に定着してFA権を取得した際は新たに契約を結ばなければならない。
また、残念ながらMinor League Contactを結べる選手はMinor League Contactを希望している選手だけであり、Major Minor League Contactを求めてくる選手には絶対と言っていいほどMinor League Contactを受け入れることはない。
今回は少しSign Bonusを値切ってみよう。
ここではSign Bonusを0ドルに変更した。そのあとASK FOR RESPONSEで選手に提示し、相手が納得行く金額ならばSUBMIT OFFERが押せるようになるのでそれを押して契約完了だ。MEET DEMANDを押せば選手の要求どおりの金額を提示する。確実に選手を引き止めたいときに使うといいだろう。要求とかけ離れた金額を提示されると、選手は怒って金額を引き上げてくる。下手に値切るくらいなら思い切って要求通りにするというのも手の一つである。また、一度決まった金額を撤回して引き下げるのはご法度だ。これをやるといくら適正年俸だとしても選手は怒って金額を引き上げる。一度決まったなら潔くハンコを押そう。
今回はSUBMIT OFFERを押せるようになったのでこれで一応交渉は終了。
後日このような契約締結のメールが来て晴れて巨人入りこれでほんとに終了。Minor League Contactを結んだ選手は最初は二軍にいるから探すか、メールなどにある名前はプロフィールにリンクがつながっているのでそこから選手のプロフィールに行ける。
また、このゲームでの外国人制限は現実と異なっていて投手2人、野手2人という制限内容になっている。投手3人、野手1人などはできないし、外国人はFA権を取得しても外国人のままです。
6.契約延長交渉を行おう
シーズンを進めていると選手から契約を延長したいという旨のメールが届くことだろう。次は契約延長交渉を行ってみよう。
まずはFront Officeに行きそこからUpcoming FAをクリックしよう。ここには今シーズンを終えるとFAを取得する選手が掲載されている。
↑今シーズンでFAを習得する選手たち。
全員と交渉する必要はない。必要な選手とだけ交渉しよう。また、ここにいる人は確実にFAを取る選手のみを掲載しているため、当然シーズンが進めば人数が増える可能性は高い。そこらへんも考慮しよう。また、筆者だけなのかもしれないが稀ににここに掲載されなかったりする場合がある。その場合はFront OfficeからSalariesをクリックしよう。
ここには選手の賃金が掲載されている。見ての通りShinnosuke Abeは2016年以降の賃金が空白になっていることが分かる。つまり、2016以降は契約が定まっていないということで今シーズン後にFAになるということである。ちなみに下のほうにいる。Hisayosi Chonoなどは50k(auto)となっているが、これは大体の場合がMinor League Contactを結んでいる選手が一軍にいることを表している。Minor League Contactの選手が一軍にいる場合は毎年自動的に最低賃金でMajor League Contactを結んでくれる。そしてFA習得日数分だけ一軍に登録されると空欄になり契約を延長する必要がある。ちなみに、これは一軍のSalariesだが、Major League Contactを結んでいる選手が二軍にいる場合もあるかもしれない。二軍のSalariesを見たい場合は「Yomiuri Giants」の横の矢印をクリックすると次のような画面になる。
ここで他のチームを選べば他のチームのSalariesを見ることができる。この操作はSalaries以外でも同様の手順で行うことができる。
今回はShinnosuke Abe選手と契約延長交渉を行ってみよう。
まずはShinnosuke Abeをクリックしてプロフィールに行こう。Available Actions をクリックするとOffer Minor Lg ExtensionとOffer Extensionがある前者はMinor League Contactの提案、後者はMajor League Contactの提案ができる。今回は後者を提案してみよう。
先ほどとは額が違うことが分かるだろう。ただ、額が違うだけで基本は先ほどと同じである。ここでは先ほどと違う箇所だけ解説していく。
画面中央にあるのはOption Typeである。これはOptionalにチェックを入れると出てくる項目で、その年にこれ以上契約するかどうかをチームと選手、どちらが決定するかを決める設定である。3つあり、内訳は
◦ Team option
チームが決めることが出来る。これを設定するとその年に選手がクソな成績を残した場合、球団はその選手との契約を打ち切って放出することが出来る。当然選手はこのオプションを嫌がり、交渉の際に相手への心象を悪くするだろう。
◦ Player option
これは逆で、選手に決定権がある。この設定だと選手がクソな成績で球団がいくら放出したがろうが、選手は無視して契約を続行できる。一種の保険になるので選手はこれを好み、交渉の際には好材料になるだろう。
◦ Vesting option
これは少々特殊で、指定した打席数、もしくはイニング数に到達すると契約が続行される。チームオプションほど嫌われてはいないが、プレイヤーオプションほど好かれてもいない、中間といったところだろうか。
次にInCENTIVESを説明しよう。
- Mnimum Plate Appearances for Bounus
最低限の打席数を設定し達成すると金が支払われる。 - Bounus for Most Valuable player Award
MVPを獲得した際に支払われる金 - Bounus for All-Star Selection
オールスターに選出された際に支払われる金
abe選手は野手だから内容はこうだが、投手の場合は1番がMnimum inings for Bounusになり2番がBounus for Pitcher of the Year Awardに代わり意味はそれぞれ、最低限の投球回を設定し達成した場合の金、Pitcher of the Year Awardを獲得した際の金に代わる。
後日、Abe選手から契約締結のメールが来たら正式に契約が結ばれる。この段階でSUBMIT OFFERを押すことができれば大体の場合は契約できるだろう。というのは、SUBMIT OFFERが押せるということ=受け入れられる契約のことだからだ。もし、ここからさらに、条件の良い契約が提案されるとSUBMIT OFFERを押せたとしても契約ができない場合があるのだが、他のチームが交渉できるのは解禁日が過ぎてからである。それまでは所属しているチームが交渉権を独占している。もし、チームにどうしても残したい選手がいるのなら早めに交渉しよう。
契約が締結した後のSalariesの様子。空欄が埋まった。また最終年は(P)記号がついている。これはプレイヤーオプションがあることを表している。
7.プレーオフに出場しよう
次にプレイオフに参加してみよう
↑コミッショナーモードで、選手をいじって無理やり進出した。
ここでいうプレーオフとはクライマックスシリーズ+日本シリーズである。ルールは誰もが知っていると思うのでこのゲーム特有のルールだけ解説する。
- プレーオフに進出するとオーナーは現金に支給してくれる。
- プレーオフ中はロースターを変更できない。
- 第二ラウンドでペナント制覇者に対する優遇措置はない
この三点だけである。
第三章オフシーズン編
1.他チームの選手とFA交渉をしよう。
0.重要 上でも記述したが、本当に重要なことであるからもう一度記述しておく。
まず、よほどの事情がない限りドラフトの日時を変更しよう。なぜかというと、FAで選手を来年のドラフトまでに獲得した時、条件付きで補償が発生するのだがこのゲーム内では「翌年」のドラフトまでではなくて「次の」ドラフトまでとなっている。初期設定ではFA交渉解禁日からドラフトまで数日間しかない場合が多くたいがいの場合は「次の」ドラフトまでに契約できなくて補償が発生しない。だから、特にこだわりがない場合は日時を変更しよう。変更するには、まず
以下の画像のようにNPBをクリックし、出てきたLeague Settingsをクリックしよう。次に、Rulesをクリックしよう。そしたら以下の画像のような画面になっているはずだ。
この画面の左側のAmateur Draft Dateを選んで設定しよう。何月がどのスペルかは自分で調べてくれ。
ちなみに多くのFA契約は3月までには契約が成立することが多い。しかし、高齢選手は5月までかかる場合もあるからよく考えて設定しよう。また、ドラフト選手は契約成立した瞬間からチームの一員として活動し始めるためドラフトで加入した選手がシーズン途中から試合に出ることになる。それが嫌なら、10月1日が個人的におすすめである。
しかし、一方で10月1日にすると高齢選手をオフシーズンには獲得しなかったが、9月とかに緊急補強した場合でも補償が必要になってしまうデメリットもある。
イベントで「Free Agency Fillings」と表示されていた日があったはずだ。この日になるとFAする選手が確定されて出揃うため、交渉することができる。
NPB→Offseason Center→FREE AGENTからFA選手一覧画面に飛べる。
↑FA選手一覧。1000人以上いるので見るだけでも大変だ
左下は使える予算、中央下部には契約を打診中の選手、右下は契約済みの選手が表示される。
契約の際の操作は自チームの選手の時と同じだ。
また、NPB→Offseason Center→Offseason Summary by Team でNPBのチームからFA権を取得した選手を閲覧することができる。新外国人を獲得した画面で探すことも可能である。
また、FAもNPBとはルールが異なっている。基本的にMLBのルールの習得年数を変えただけのルール。
- FA権を行使してもFA権は消滅しない。
- FA権の保障は翌年のドラフト指名権
- FA権に必要な日数は9年
MLBに馴染みにがなくてFA補償がよくわからない方は以下の記事を読んでください。
[link]
記事を読めばルールは理解できると思うが、肝心のタイプはどこで判別するかを以下に記述する。
まずは調べたい選手のプロフィールを開く。次にContact &Statusをクリック。
中央下段にFreeAgent Type after Seasonという欄がありそこに選手のTypeが記載されている。上の實松選手はNo Compensationとなっている。つまり保証はない。また、FA権が9年まであることから分かる通りこれはMLBなどの海外リーグも争奪戦に参加してくる。
ちなみに、この時に今シーズン自分のチームにいた選手と交渉しても問題はない。ただ、今までの契約と違い他のチームも獲得競争に参入してくるためこのようなメールを送ってきて選手はより多くの賃金を獲得しようとしてくる。
また選手は自分を売り込むため
このようにメールを送ってくる場合がある。
2.ドラフトを行おう
オフシーズンを進めていくとドラフト対象選手の公示が行われる。(Draft Pool Announcement)この中から指名する選手を選び、チームに招き入れるのだ。
メールでは有望選手10人が通知されるが、全選手を見たい場合、NPB→Transaction→Draft poolだ。気になる選手がいたらチェックしておくといいだろう。
スカウトに詳しく調査させる場合は選手を右クリック→Request scouting reportだ。数日後にスカウトが結果を届けてくれる。
NPBタブに!マークがついたときその日はFirst-year Player Draftsの日である。NPBタブをクリックしFirst-year Player Draftsに進もうる。ドラフト画面では選手を指名する順番が表示され、CONTINUE DRAFTで指名画面に進むことが出来る。ちなみに指名する順番は今年ののシーズンの勝率によって決まり、最下位に近いほど順番は早くなる。このゲームではドラフトの方式はMLB方式で違うのは指名できる人数が10人までというだけだ。
MLBでは、交渉権は最初に指名した一球団にしか与えられない。NPBと違って、競合やくじ引きといった制度はないのだ。
なので、有望選手の獲得は早い者勝ちだ。長年低迷に苦しんだチームが多くのプロスペクトを指名して数年後大躍進するという光景はMLBでは日常茶飯事だ。
さて、指名画面では、指名できる選手の一覧が表示される。
自分の球団の指名順が来るまで右上のCONTINUE DRAFT、もしくはAUTO-DRAFTからUntil next pic(自球団の次の指名までオートで飛ばす)で順番を回していこう。
自球団の番が来たら選手の能力やポジションを見て、指名したい選手がいたら左下にドラッグ&ドロップで移し、「Draft player」で指名だ。「SCOUTING DIRECTOR~」を押すとスカウトがおすすめ選手を表示してくれる。指名に迷ったら参考にするといいだろう。
ここで一つだけ新たに能力の説明をしよう。プロフィールのBNN PAGEという場所をクリックしてみよう。そこにはOSAが査定した対左打撃能力などがあるがそれらは無視して下にスクロールして「PERSONALITY」という欄を見てほしい。
この項目は選手の人物像にかかわる能力である。以下に詳細を記述する。
•Leader Ability
読んで時のごとくリーダーの能力、つまりリーダーシップだ。これが高いほど能力以上の成績を残す可能性が高くなる。しかもこの能力、自分だけではなく周りの選手にも影響する。パワプロで言うムード○だ。もちろん高いに越したことはない。
•Loyalty
忠節、つまりチームに対する従順さだ。これが高いと契約の際にこちらの要求を飲んでくれやすくなる。
•Desire f.Win
勝ちに対する欲だ。これが高いほど接戦時、試合を決める活躍をしてくれるだろう。反面、チームが負け続けるとMoralがどんどん低くなる。チーム状態によって意味合いが大きく変わる項目だ。
•Greed
強欲さだ。これが高いほど選手は契約更改の際に高額の金銭を要求する銭闘士と化す。もちろんプレイヤーの側からするとたまったものではない。高いことに何のメリットもない唯一の数字だ。
•Intelligence
賢さだ。これが高いほど選手の成長スピードが早くなる。また、乱闘や薬物使用などで出場停止になる可能性も少なくなる。
•Work Ethic
勤勉さだ。これも高いほど選手の成長スピードが早くなる。また、不調に陥っても回復が早くなる他、長期契約を結んでも成績が下がりにくくなる
FAや新外国人獲得の時などある程度成長した選手を獲得する際は気にしなくても構わない能力であるがドラフトの時は別である。特に下二つは成長スピードに関係するため基本能力だけではなくこの能力値もよく見よう。
10人指名したら、新人との契約があると思うかもしれないが、このゲームはなぜか指名した段階でMinor League Contactを結んでくれているから不要だ。
また、ドラフトで誰を指名したかを忘れた場合はTeamタブからTeam Historyを選択、そのあとにHistory Indexを選択すればいろいろな歴史を閲覧することができ、その中にDraft Historyがある。
3.ポスティングを行おう
来年FA権取る選手がいるけどその選手を養うお金もないが、放出して他のチームが獲得して強くなるのも困るなんて経験ないだろうか?もしそんな経験があったらポスティングを活用してみよう。ポスティングの方法はいたって簡単だ。プレイヤーを右クリックもしくはプロフィールのAvailable ActionsからTransactionを選択する。そこにPost Playerがあるのでそこをクリック。
画像のように金額を入力することができるので、好きなように入力しよう。ポスティングをやめたい場合はプレイヤーを右クリックもしくはプロフィールのAvailable ActionsからTransactionを選択する。そこにRemove Posting Playerがあるのでそこをクリックそれで辞められる。なお、ポスティング出来るのはFA権取得前の選手のみである。試しに、Chono選手、Imamura選手、Takagi選手をポスティングしてみよう。
ポスティングが成功するとこのようなメールが届く。ちなみにあとの二人はどこにも移籍できませんでした。ポスティングはこうして失敗することもあるし、移籍が決まったら取り消すこともできないことに注意しよう。来年でFAを獲得予定の選手をシングルA送りにしたときはさすがに心が痛みました。
4.ウィンター・ミーティングを過ごそう
ウィンター・ミーティングを過ごそう
ウィンター・ミーティングとは、シーズンが終わった後に3日だけ行われる球団トップ達が集う会議のことだ。彼らはMLBのあり方や選手のトレードなどを話し合うのである。
といってもこのゲームにおいてはプレイヤーが特に何かをするわけではなく、単にトレードが活発になる時期だと思えばいい。
5.選手を解雇しよう
オフシーズンを進めていくとFAや、トレードなどで戦力がだいぶ変わっていらない選手が出てきてしまう場合がある。そんな時は解雇するのも一つの手かもしれない。選手の解雇はいたって簡単だ。選手を右クリックするかvailable Actionsの欄から「Transaction」をクリックする。そのあと、Release Playerで解雇することができる。
このときMajor League Contactsを結んでいるプレイヤーは注意が必要だ。契約を続行していたら得られたはずの賃金をすぐに現金で支払わなければいけない。また、人気者を放出してしまうとファンの興味が薄れてしまいこんなメールが届く。
こうなると観客が試合に来なくなって収入が落ちる。具体的にはFront Officeで確認できるFan Interestの値が下がってしまう。この現象は解雇だけでなく、FAでの流出、ポスティング移籍などでも起きる。逆にスタープレイヤーを獲得できればFan Interestの値は増加する。
6,スプリング・トレーニングを過ごそう
プレシーズンからしばらく時間が進み、春になるとスプリングトレーニングの開幕だ。
これは日本で言う春季キャンプであり、この時期になるとアクティブロースターが40人から60人に増える。トレーニング中に一軍にいる選手はマイナーにいるよりもより成長するため、期待の若手を詰め込んでトレーニングに臨もう。
7,シーズン開幕!そして未来へ
さて、スプリングトレーニングが始まり、オープン戦が始まってしばらくすると、ついにOpening Day、シーズン開幕だ。60人のロースターを28人に戻し、優勝へ向けて突き進むのである。
後はこれまで述べたとおりだ。ぜひチャンピオンシリーズを制し、栄光をつかみとって欲しい。
おわりに
本稿はこれで終わり。基本的な文はパクったのに作成にものすごい時間がかかってしまった。
まだ、OOTP17は発売したばかりだからアップデートなどで変わるかもしれないけれどとりあえず公開します。もし間違ってるところなどがあったらコメント欄に書き込んでください。見つけたら修正します。
たぶん、このガイドを見てもわからないところがあると思います。そんなときは以下のページが参考になります。
初心者のためのOOTPスタンダードガイド
[link]
取り留めのないブログ
[link]
OOTP Wiki
[link]