Overview
Tabletop Simulatorで作ったオリジナルゲーム「脱出遊戯」の説明書です
イントロダクション
気がついたら、奇妙な部屋にいた。扉に鍵のかかった奇妙な部屋には複数の人、そして部屋に散らばった出るための鍵のようなもの。そしてスピーカーから声が聞こえてきた。『あなた達は被験者に選ばれました。いち早くこの屋敷から外に出られた人には報酬を与えましょう。』
---こうして我々のゲームが始まった。
1. プレイ人数
2~8人
2. コンポーネント
- エスケープボード : 1枚
- カバンボード : 8枚
- プレイヤー駒 : 8個
- 鍵カード(キーカード)
- 2~6人:鍵8種類 x 3色 x 3枚 + 効果カード12枚
- 7~8人:鍵8種類 x 3色 x 4枚 + 効果カード12枚
- 錠カード(ロックカード) : 11枚
- サイコロ : 1個
3. ゲームの準備
- 各プレイヤーにカバンボードを配る(カバンは3枚まで表向きでおける)
- 錠カードをシャッフルして裏向きでボードの各部屋に置く(余りは除外)
- 効果カードをシャッフルして、各プレイヤーに1枚ずつ配る
- 残りの効果カードと鍵カードをシャッフルして、4枚ずつ配る
- 残りの鍵カードを裏向きで山札に置く
- 1stエリアに各プレイヤーの駒を置き、1stエリアの錠カードを全て表にする
- 順番を適当に決めて、ゲームを始める
4. 勝利条件
1番最初に脱出したプレイヤーの勝利
5. プレイヤーの行動
プレイヤーは以下の順番で行動する。
- 鍵を引く(下記のどちらかを選んで行動する)
- 山札から1枚引く
- 誰かのカバンから好きな鍵を1枚取って、代わりに自分の鍵を1枚置く
- カードをプレイする(*1),(*2)
- そのエリアの錠の条件を満たすカードをプレイする
- 特殊効果のあるカードをプレイする
- 自分のカバンと手札のカードを交換する
- 手札が5枚を超えた(6枚以上あった)場合は、カバンか捨て札に表向きで置く
(*1) カードのプレイは何度でも行って良い。行わなくても良い
(*2) プレイしたカードは捨て札に表向きで置く
6. ポイント
- 種類と色が同じ組み合わせのカードが3枚で別の鍵1枚としてプレイできる(*1)
- その部屋の錠に書かれた条件のうち、1つを揃えてプレイすると次の部屋へ進む(*2)
- プレイヤーが初めて部屋に入った場合、その部屋の錠カードを全て表向きにする
(*1) 例えば、青色の人形カード3枚で黄色のスイッチカード1枚としてプレイできる
(*2) 1stエリアの部屋からは2ndエリアのどちらの部屋に進んでも良い
錠に書かれたの条件は、左のカードの場合は、赤の鍵(種類はなんでも良い)が5枚(鍵の数)となる。
右のカードの場合は、人形(色はなんでも良い)の鍵が3枚となる。
7. Q&A
- Q:「開かずの間」はどこに移動しても良いのでしょうか。
A:同じエリアのもう一つの部屋のみです。例えば、対象が2ndエリアならもう一つの2ndエリアの部屋に移動できます。 - Q:「マスターキー」を使ったらすぐに次の部屋に行けるのでしょうか。
A:「マスターキー」は他の鍵カード1枚として扱えるカードです。次の部屋へすぐに行けるカードではありません。 - Q:「痕跡」の除外されたカードとはどれのことでしょうか。
A:最初のゲームの準備で部屋に置かれなかった錠カードのことです。 - Q:「痕跡」の任意のキーというのは「マスターキー」と同じになるということでしょうか。
A:「マスターキー」と同じです。ただし、除外されたカードが無い場合のみ使えます。 - Q:「消去法」がよくわかりません。
A:詳細は下記の通りです。- 「消去法」をプレイした場合、追加で手札かカバンから1枚、鍵カードを出します。
- 出した鍵カードの種類か色を宣言します。例えば、青の手紙カードの場合は、「青」もしくは「手紙」を宣言します。
- 他のプレイヤーは宣言された内容と一致しているカードを全て捨てます。ただし3枚以上ある場合は、2枚までとします。「消去法」を出した人は含みません。
- 「消去法」と一緒に出した鍵カードの、2枚も捨て札に行きます。
- Q:「情報交換」はカバンから貰うことはできますか。
A:できません。「情報交換」は手札からのみ貰えます。